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今年のヒメシャラ

 毎年実生苗を手に入れては枯らしてしまうのがヒメシャラです。

 夏から冬にかけて具合を悪くしてしまうのです。

 それで、とにかく夏の日差しの弱い場所へ年々徐々に追いやって管理してみましたが、今年はついに、一番日当たりの悪い、ほぼ日陰と言える場所までたどり着いてしまいました。

 そのせいでしょうか?

 今年は今のところ、ほとんど枯れるものもなく、弱ってもいないようです。

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 きれいに紅葉もしてくれました。

 ヒメシャラは、これくらいの大きさの鉢ですと、まず枯らさないようにするので精一杯です。

 とても繊細に思えます。

 この樹は植え替えの際にまだしっかりとした根がなかったので、鉢穴から通した針金を幹に巻いて樹を鉢に固定していたのですが、少し幹が太ったことに気付くのが遅れ、幹に傷が付いてしまいました。

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 今後どこまで目立たなくなるのか・・・

 時間が解決してくれればいいです。

 失恋の傷のように。


タグ:ヒメシャラ

日本小品盆栽協会本部 交換会のお知らせ

  日本小品盆栽協会本部 小品盆栽交換大会のご案内

 小品盆栽交換大会を下記の通り開催致します。
 同好の友、お誘い合わせの上、ご出品ご参加下さいますようお願い申し上げます。

  日 時  平成26年11月30日(第五日曜日)
  場 所  上野グリーンクラブ3階 (台東区上野公園3-42)
  電 話  03-5685-5656  FAX 03-5685-6333
  交 通  地下鉄千代田線「根津駅」より徒歩3分 
        JR上野駅より13分
  会 費  会員  1,000円 会員外 3,000円  
        昼食・飲物付

    ◎午前10時せり順の抽選 抽選後は到着順となります
    ◎抽選後交換会開始(現金取引・歩金1割)
    ◎清算は交換会終了後にお願いします

今頃のウグイスカグラと久々の猫足鉢

 夏の終わり頃に葉をすべて落としてしまったウグイスカグラも、しばらくの休憩の後に再び芽吹き始め、またいつものように半分芽を開いた感じの、どっちつかずのだらしない姿で冬を越します。 

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 この、どっちつかずな芽がいいんですよね。

 若干の枝枯れはありますが、そういう樹種ですしね。

 そういった意味でもこんな樹形にしてはいけないのでしょう。

 こういう樹形は大切なところが1本枯れたら姿がおかしくなってしまいます。

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 自分の盆栽の手入れの他に、展示会や盆栽会のお勤めなど、気が付けば私の生活もいろいろ忙しくなりましたが、自分用の鉢を作る間もなく、今は頼まれものの鉢を作っています。

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 この形を削り出すのは久し振りです。 

 ひと山越して最近は、追われることなく、遅くともじっくり作っていこうと考えています。

 結果的に自分の良い感覚が出せればいいのです。

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 出来上がったら遠く、四国へ旅立つ予定のものです。

 頼まれた数のどれだけを作れるかは不安ですが、とにかく焦っても良いものはできませんので、えっちらおっちらやっていきます。

 しかし・・・

 この鉢の形をフリーハンドで削り出していくのは疲れます笑。                


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 以前しずかさんからいただいた菊が咲いています。

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 鉢が小さいのでほとんど土は入っていませんが、それでも咲くのですね。

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 ツンと飛び出ている足元の物体はワレモコウ。

 鉢は前記事に載せた鉢の土と一緒にいただいた別の土。

 少し鉄粉の混じった白土のようです。

 そういえば、思い出しました。

 これらの土をT田さんからいただいた時、その日の例会後のお酒の席で、T田さんが、この土をいただいたのが誰からで、どんな土だか思い出せない、みたいな話をA藤さんに話して差し出すと、A藤さんは袋を開けてそのまま当たり前のようにペロッとその土を舐め始めたんですよね笑。

 実に自然な動きでした・・・

 しかし、私にとって、土を舐める人を見たのが小学校低学年以来だったので、私は驚いたものです。

 驚いた後に、なんだか度胸試しみたいな感じで誇らしげに土を舐めていた子供の頃の友達を思い出し、でも、今目の前で土を舐めていたのはA藤さんで、この状況に頭が混乱して、私はなんだか大笑いしてしまったのを覚えています。

 その時は、こんなわけのわからない、何が混じっているのかもわからない土なんか舐めれるかっ!と思っていましたが、粘土の成分がその味でわかるのなら一体この粘土はどんな味がするものなのか、気になってしまい、ああ、神よ、後日自宅で私も舐めてしまいました。

 味はというと、しょっぱかったです。


タグ:

行方不明

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 11月の東京支部の例会で、唯一実が成ったクコを飾ったのです。

 たいした樹ではありませんが、そうしょっちゅう実の付く樹ではないので。

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 この樹の鉢は七輪焼きですね。

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 丹頂草の草紅葉。

 鉢は一蒼さんに焼いてもらっていた時期のもので、土はその昔東京支部初代支部長だったT田さんにいただいたもの。

 どなたか鉢を作る人にいただいたそうですが、昔のことなので詳しいことは忘れたそうです。

 焼き締めにしましたが、草を入れるのに丁度良いです。

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 で、こちらね。

 2粒実が成って、どれくらい実はもつものかと毎日具合を見ていたのですが、今朝から実が行方不明です。

 一応、警察に被害届を出そうかと考えています・・・

 鳥め~!!                    


タグ:クコ

狂い咲き

 うちには挿し木した庭梅がいくつかあります。

 昔初めて買った庭梅を親木として、じっくり小さい樹を作ろうと、そしてそれで花実をたのしめたらと。

 その目標にまた一歩近付きました。

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 まだまだの樹ですが、樹の裏側に季節はずれの花が。

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 ちいさくなって初めての花です。

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 狂い咲きですが、もう花芽を持つようになったというのは確かです。

  それがちょっと嬉しかった・・・

 大きい親木にはいくらでも花は咲きますが、当然、挿し木で小さくすると花芽を持つようになるまでそれなりの時間がかかります。

 この樹は挿して2、3年くらいでしょうか。 

 花芽といえば。

 昔まだ盆栽を始めたばかりの頃、イベント中のグリーンクラブの売店をうろうろしていたら、小さな、それこそ枝を挿したばかりのまっすぐで細いエゴの樹の苗に花が咲いているものが数百円で売っていて、私は、こんな若い苗に花を咲かせて、さすがは盆栽屋さんだと思ったものですが、それを買って帰って、後になって、それは花芽の付いた枝を挿しただけのものだったことがわかるようになったのですね。

 業者さんの台本通りに私が動いたわけです笑。

 それがトラウマとなって、実を付けた枝を挿したり、花芽の付いたものを挿して作ったりした鉢を見ると、いまだに過呼吸になります。 

 さあさあ、この樹は土の中にもう一曲埋まっているはずなので、来年は植え替えてそれを掘り出そうかと思います。

 挿し木したものが他にもあるので、今後もたのしみです。

 それにしても、今うちの棚では、ネムノキ、岩柳、そしてこの庭梅といった具合で、狂い咲きしているものが多いです。

 それか、もしかしたら、うちで花を咲かす樹が増えただけなのかも。

 自分で挿し木からやっている樹が多いので、若い樹が多く、歴の浅い私の棚では少し前まで花実を見れる樹というのはごく限られたものでした。

 展示会に出した樹だって、最初の頃は葉っぱだけでしたし。

 

 自分が成長できているのか、年数が経っただけなのか、そんなことはどちらでもよいのですが、ここまで来れたというポイントの実感があると、やはり嬉しいです。 

          

                      


タグ:庭梅

痛かった週末

 毎年のことですが、11月のこの週末はお祭り騒ぎです。

 しかし今年は数日前から急に親知らずが痛み出して、その痛みが土曜の夜まで続き、夜ごとバーボンをラッパ飲みしながらリルケの詩集を片手に神田の古書店街をねり歩き、乱暴なチンピラどもと喧嘩ばかりしているタフガイの私ですが、痛みで眠ることもできず、さすがにちょっときつかったです。

 あまりの痛さに医者に行って気付いたのですが、生まれて初めて親知らずが痛み病院に行ったのが今年の3月。

 そして今回。

 どちらも鉢の納期です・・・

 私の親知らずが痛むのは、そこに雑菌が入り込んで腫れるからなのだそうですが、雑菌は普段から入り込んでいるもので、ただ、体調や、ストレスで免疫が弱ると雑菌に負けてしまい腫れて痛むのだそうです。

 病にむしばまれながらも鉢を作り続ける自分にほれてしまいそうです。

 極限状態でしか作り得ない鉢、それが「善福寺」鉢なのです。

 やだやだ。

 健康一番。

 そんな状態でしたが、土曜日、どうにか歯をくいしばって、ま、歯をくいしばると余計に痛いのですが、午前中に東芳会(日本小品盆栽協会武蔵野北支部)、午後に中野清香会、そしてその後、先日鉢を納品したばかりですが一木一草話に行ってきました。

 というのも、お陰さまで納品の日の段階でだいぶ売れて、残っている品物が偏っていそうだったからです。

 なので青磁の六角と丸を急遽焼いて追加しておきました。

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 六角の薄い青の青磁と丸の天目の釉の評判が良いです。

 雰囲気が良いので自分で使う用に残しておいた青磁も、腹を空かせた野犬のような目をした人に、その場で肉を噛み切るように持って行かれてしまいました。

 この人は、いつも私が気に入って自分で使おうと取っておいている鉢に目を付けて奪っていきます。

 記事にした鬼面+おじさん面の、やはり薄い色合いの青磁も、惜しかったのですが結局最初の納品に入れました。

 でも、お店で値札付けをしている最中、まだお店に並べる前に、その場に居合わせたお客さんに気に入っていただき、お買い上げいただきました。

 自分で使いたかったと今でも思いますが、でも、作る人間にとって、気に入ってくれて大切に使ってくれそうな人のもとへ渡って行くことは一番の喜びだと思います。

 ただ、あんな気持ち悪いおじさんの顔を彫った鉢がすぐに売れていく世の中は間違っていると思います。←?

 水盤も2枚出しましたが、完売しました。

 女将の話ですと、最初の一枚は小鉢の収集に熱心な水石の愛好家さんでもある方だそうで、私としては、水盤作りは初めてですし、そんな方に引き取っていただけ、褒めてくださったそうで、ちょっと自信が持てました。

 もう1枚は私の宿敵タイヨウ君のもとへ。

 あの生意気な小僧だけは絶対に許せません。

 弱味を握っていつか仕返しをしてやろうと、水盤の裏にこっそりと盗聴器をしかけておきました。

 どの程度欲しい人がいるのかわかりませんが、このサイズの水盤にどういう要素が望まれているのかをまわりの先輩から助言いただいて、またこれからも作っていこうと思います。

 話はそれましたが、前日歯痛でほとんど眠れず、医者から処方された3日分の痛み止めを1日で飲み尽くしての展示会まわり。

 東芳会、清香会、共にそれぞれの魅力があり、あちこち展示会をまわっている中でも私のお気に入りの展示会。

 やっぱり良かったです。

 親知らずが痛くても、痛くもかゆくもありませんでした。

 ま、痛かったけど。

 東芳会には私の属する日本小品盆栽協会の会長であるお絵描き教授がいらっしゃって、いつもよくしていただいていますが、いやいや、会長のくせにまたご乱心です。←警告

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  表記に「煉瓦絵」とありますが、どこぞの煉瓦に滝の景色を描いて飾っています。

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 会長は美術大学の教授さんなんです。

 私は、あまり「自分で作りました感」が強い飾りにはひいてしまうことの多い性格なのですが、会長のこれは大好きです。

 なぜでしょうか。

 これが恋というのでしょうか。

 地板は釘を打った跡の残る板でした。

 おそらくどこかの家の雨戸でも、夜中に忍び込んでひっぺがして盗んで来たのでしょう。←注意

 朝起きたら奥さんが、

 「お父さん!うちの雨戸が!!」

 みたいな。

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 このスケルトンの地板、欲しい!

 私も竹の枠に木がはめてある地板を持っているのですが、こういうのもあるのですね~

 欲しい!欲しい!欲しい!

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 しっかり作られているのです。

 この会には、いよいよご乱心の会長(←退場)はじめ面白いベテランさんがいらっしゃって、私は入会したての頃からお世話になっています。

 そして実は、東京支部に入会する前、私がこのブログを始めたキッカケにもこの会の存在は関わっているんですけど、その話はあの世に行くまで内に秘めておきます。

 ちょこっとだけ書くだけのはずが長くなってしまったので、清香会の展示会のお話はまた今度にしますが、どこの馬の骨だかもわからないたくさんの方々にお会いできて、痛くてもたのしい時間が過ごせました。

 人間って面倒臭いけど、悪くはないね。←妖怪?


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