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日本小品盆栽協会東京支部 10月の例会で愛をささやく恋人達

 21日、この前の日曜日は東京支部の例会でした。
 今回は9月の支部展後の例会ということで、教室ではそれぞれの支部展の展示写真を持ち寄り、講師からコメントをいただくという内容です。
 なのでちょっとドキドキ。

 景気付けに場末の酒場でテキーラをひっかけてから行きましたよ。
 ひっく。

 今回講師からいただいた私の飾りについてのアドバイスは、飾について。

 今まで使っていた飾は、初展示を目指していた際に飾がなくて困っていた私に、親しい先輩が譲ってくれたものです。
 そのおかげで今までその飾で3回の展示を楽しめました。
 実際のところ始めて間もない私にとって、展示する樹をどうにか揃えるので精一杯ですし、最初からなかなか飾までは手がまわりません。
 なので、そういう風に使わない飾を譲っていただけて、本当に助かりました。

 それで、今回の私の飾りの飾の使い方についてのアドバイスですが、まず、樹の細い幹に対して飾が強過ぎていて樹が死んでしまう、ということ。
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 飾の柱になっている部分、太いでしょ。
 今回のようなショウシャな樹を使うのなら、細い足が1本とか、そういうもののほうが良いんですって。
 真・行・草とあって、真には真、行には行、草には草を使うので、飾を買う時には自分が主にどんな樹を使うのか考えて選ぶと良いと。

 うんうん、確かにそうです。
 てっぺんのツクバネウツギ、軸の細さがとても良いのです。
 それを活かしてあげないといけませんね。

 鉢合わせも同じかな。

 また、大きさもこの樹のサイズならもう少し小さめの方が良いとのこと。

 私もしばらく前からそろそろ新しい飾を買おうと、あちらこちらのお店で気にしていました。
 最初の頃はいろいろなことが茫洋とし過ぎていて、どんなものを買って良いのかすらわかりませんでしたが、その頃と比べたら少しは経験も積んだことですし、そろそろひとつ、選んでみたくなってきていました。

 支部展でもいろいろな方の飾をよく見ておきましたよ。

 しかしながら、最初からそう教わっても、私としても手を回し切れなく、無理~!となってしまいますが、いつもちょうど自分で「そろそろ○○○だなぁ」と感じ始める頃にそこにアドバイスをいただけるので、自分でもそこを理解しやすく、それなりの意思を持って次の目標に進めることができています。
 あれ?これ、以前教室で講師から教わった「啐啄同時(そったくどうじ)」ってやつ笑?→http://www.eonet.ne.jp/~jinnouji/page9/houwa/page178.htm


 ところで、教室で講師がA藤名人の飾りを紐解いている時が面白かったです。
 勉強になりました。

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 左より、モミジ、添配、真柏、イタドリ 

 小さな象牙の添配が何なのか、講師がA藤さんに尋ねると、一茶だと。
 一茶のいる風景を描いたのだとか。
 そうすると、飾が巻物になっていることにも隠れた意味があったのですね。
 素敵な飾だなぁ、だけでは終わらなかったのだよ、まことよ。
 名人よ、深過ぎるぜ・・・

 講師もそれが一茶と聞いて、
 「一茶!だからこれは、一茶で良いわけですよ~」
 と頷くのですが、名人同士の名人トークはまだ終わらず、
 「でも、一茶にしては樹が立派過ぎるなぁ?」と、講師。
 主木も、一茶の作風に合わせてもっと砕けた「真・行・草」の「草」の樹を主木にした方が更に良いのでは、と言うのです。
 そしたらA藤名人、「逆に砕けた樹を選んだんだけどなぁ」とつぶやきます。
 ・・・樹作りの腕が良過ぎるのです笑。

 私にも、いつかこんな教養の匂いのする名人トークができる日が来るのかしら笑?

 さあ、みんなで名人トーク、しようよ!

 そういえば、この会に入ってから、明らかに私の知識の欠けている分野をどうにかしたいと、興味と必要性を感じ、一茶も文庫本で買って、展示会などへ向かう電車の中でよく読んでいましたっけ。
 今回の教室でちらりと出て来た「寒山拾得」も、最初講師のお宅で今年その名を聞き、それからいろいろ調べています。

 百J園のN本さんにも以前、「盆栽だけやってたって上手くならないよ」と言われ、たくさん本を読むことを勧められましたね。
 「驚異!ピラミッドパワーで年収5000万円」とか、「地底人は存在する!」じゃダメ?

 つまりは多くを知っているとそれだけ表現の幅が広がり、また、味わえる幅も広がるので楽しさも増すのでしょう。
 なんともおかしな世界に足を踏み入れてしまいました。
 私が盆栽を始めた時に頭にあった盆栽のイメージというのは、盆栽のほんのわずかな一面だけのものだったようです。

 もしかして、ヨーロッパの盆栽でよく、オリーブなんて見ますが、例えば福音書を題材とした飾りなんてやっていたりするのでしょうか。
 添えにイチジクがあったりして、添配は・・・?
 だとしたら尊敬します。

 全体のまとめとして最後に講師からもA藤さんからも、今年の展示は良かった、良くなっている、という言葉を聞き、それがまたちょっと嬉しく、場末の酒場で幸薄そうな女給相手にこの話をしながらテキーラを1杯ひっかけてから帰りたくなりました。


日本小品盆栽協会東京支部 10月の例会のご案内

 10月21日(第3日曜日)、日本小品盆栽協会東京支部の10月の例会があります。

   ★午後1時半より

  「教室」

 テーマ: 「支部展展示席と今年の教室を振り返って」

 講師:  T屋氏

 会費:  500円

 会場:杉並区立永福和泉地域区民センター2階、第4集会室(井の頭線・永福町駅下車、徒歩5分程)

 井の頭線永福町駅改札を出るとすぐ頭上に、看板がありますね。

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 目指すは永福和泉地域区民センターです。そのまま直進ですよ。

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 最近新しくなった駅舎。そのまま行くと、左に折れます。

 左に折れると右手にすぐエスカレータと階段があります。

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 ここを降ります。どちらを使うかは自由です。

 さあ、駅を出ました。

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 目印は「ボンシューズ」。このお店がやっているのを先日初めて見ました。

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 このお店に向かって左を走っているのが「井の頭通り」です。

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 ここを反対、「大勝軒」側に渡ります。信号は守りましょう。

 大勝軒側に渡って右を向きます。

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 三菱東京UFO銀行の看板が見えますか?見えたらそのまま怖がらずに前進します。

 もうすぐですよ。

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 少し歩けば酒屋の三浦屋さんがありますね。おっと、前を歩いているのは東京支部のS崎さん。

 「もう半袖じゃ風邪ひきますよ~」

 さて、この三浦屋さんの角を左に入っていきます。案内の看板もありますよ。

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 ここまで来ればもう安心。曲がってすぐ右手に見えてくる建物が永福和泉地域区民センターです。

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 正面入り口はこちら。

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 中に予定表がありますので、会場を確認してみましょう。

 会員でない方の見学も歓迎しております

 興味のある方、初心者の方、ご参加をお待ちしておりますので、お気軽にどうぞ。

 11月の例会は、11月11日(日)、秋の親睦会です。

 尚、例会当日が秋の親睦会参加申し込み締め切り日です。


カエデ(マキバオー鉢)

 今年大野さんのところで見付けてきたカエデ、ふと思い立ち、今月の頭に鉢を替えてみました。

 もう少し鉢が浅い方がしっくりきそうですね。

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 鉢は、文人木さんから、

 「マキバオー?」

 と言われた自作鉢。

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 おっかしいなぁ、私には柴崎青閑鉢にしか見えないんだけどなぁ。

 ま、首が短くてロバみたいですけど笑。

 

 この鉢も9月の支部展の売店に出す気はあったのですが、焼成の際、ボディー横の飾りに、釉の下なので使う分には問題ないのですが、傷が入ってしまったので、

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 「こりゃ人様に渡せないよ。仕方ないネ!」

 と、喜んで自分で使うことにしたのです。

 このカエデ、このままの姿も好きなのですが、ちょっとノッポで、うちにある主木予備軍とは飾るという点でちょっと相性が悪いかも知れないので、一応切り詰めて作ることを視野に入れて買っているのです。

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 こんな感じで芯を替えれば、傷さえ治れば小さくても幹にゆすりのあるやさしい感じの樹になるかな、と思いまして。

 でも、そうしたらもっともっと小さな鉢に入れないとバランスが悪いですね。

 つまりは、マキバオーを使いたいがために鉢替えをしたのでした。

 この先どうするかは、春までに考えましょう。

 うちにはカエデの良い素材がないので、これからちょっとカエデを頑張っても良いかな?

 いろいろと思いを馳せる秋なのでした。


花カゴ

 先日自転車に乗っていたら、生まれて初めて車にはねられました。

 といっても、ぶつかったのは自転車の後輪でしたので腿の青タンひとつで済みましたけれど。

 その青タンもぷっくらと膨らんで腫れてましたけど、すぐにひきました。

 昔から、危ないめに遭っても大きなことにならないのが不思議。

 コンサートホールのサイズで使う、人の丈ほどあるスピーカー(超重)を10人くらいで2段に積み上げていた時、バランスが崩れて上の段のスピーカーが私の真上に倒れて来た時は、さすがにやばいと思いましたが、間一髪助けられましたっけ。

 そんな星の元に生まれたようなので、今までたいした怪我をせずに生きて来れています。

 これもきっと、盆栽の神様がついてくれているお陰でしょう。

 ありがたや、ありがたや。

 願わくば、恋のキューピットもよこして下さい。

 さて、一木一草話の女将が、お店に私の鉢を置いてくれるそうで、そのための場所を用意しておいてくれているとのことでしたので、セコセコと鉢作りを進めています。

 今は、以前から一度作ってみたいと思っていた花カゴの鉢を。

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 初めてなので、いくつか作って様子を見ています。

 花カゴって私の草のサイズにとってはちょっと大きめのものしか出会わないので、これは自分用にと思って作ったもの。

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 もっと大きいのも含めいくつか作っていますが、形はまだ慣れないので、手探り状態です。

 この鉢を作ったあたりで落ち着き所が見えてきました。

 いくつか作っているうちに面白い姿が見えてくるのが常です。

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 ただきれいに編み目まで彫るのも良いですが、私がイメージしたのは、少しひん曲り気味にカゴを作り、ポイント以外は荒めに作ることで素朴さを出すこと。

 持ち手と枠だけ節を入れて手間を掛け、手抜きでひん曲ってるわけじゃないよ感をそれとなくアピールです笑。

 実際にカゴがひん曲っていたらクーリングオフですが、表現のひとつの手法として、ひん曲げることで素朴な雰囲気が出せたら良いなと思いました。

 あと、若干持ち手が傾いているのもポイントね。

 重力を表現しています(嘘)。

 しかしながら、焼いている時にこの持ち手がだら~んと垂れてしまわないか、それが不安です。

 素焼き、釉掛け、本焼き、終わってみないことには出来がどうだかわかりません。

 もう少し成形を続けるので、結果はちょっと先。

 面白くなればいいんだけどなぁ。

 さあさあ、盆栽の神様、よろしく頼みますよ。


タグ:鉢作り

万歳!

 つ、ついに・・・!

 じゃん。

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 じゃかじゃん。

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 クコが実りました・・・

 バンザ~イ!

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 バンザ~イ!

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 バンザ~イ!

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 バンザ~イ!

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 歓喜です。

 そしてまだ緑のその実の横には、もうひとつ結実しそうな雰囲気のものが!

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 いやいや、随分と手間を掛けました。

 そしてちょっと諦めかけていた節も。

 さっき、なんだか落ち着かずに棚まで行って、暗い中あちらこちら観察していたら、いつの間にか結実していました。

 これは先日実物名人S崎さんを訪問したことに御利益があったのでしょうか?

 ひょっとして、実成りの妖精を連れて帰っちゃったかも?

 この樹、ずっと前からポツリポツリと花を咲かせ続けていたので、花が咲き始めてからずっと、潅水時はクコをカゴごと移動できるようにして、水やりは個別。

 時にはナメクジに花をかじられ・・・

 あと、ナスの仲間みたいですし、トマトトーンを毎日シュッシュして、それでも咲く度に落ちてしまっていたので、私の知る町なかに生える3カ所のクコのなかでも、一番花付きの良い株の枝をへし折って来て、水にさして置いたり・・・ここのところずっとクコと奮闘していました。

 そう、驚いたのは、水にさしておいた花粉目当てのクコの枝が、ほんの数日で発根してきたこと。

 クコは秋挿し、納得です。

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 根っこが出て来たので土に植えてしまいました。

 でも、今育てている花付きの良い株のクコと混じらないようにしておかないといけませんね。

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 もうすぐで花粉がとれます。

 とにかく今夜はめでたいね!

 今夜は一晩中パーティーだ!

 さあみんな、うちへおいでよ!

 一緒に踊ろうよ!


タグ:クコ

いただきもの

 原稿書きにメドがつき、ちょっとほっとしました。

 日本小品盆栽協会では年に2回、会報を出すのですが、それが中学の時の文集みたいな冊子で、昭和の匂いの残る、今時珍しいものなのです。

 初めて手にした時にはなんとも懐かしい気分になりましたよ。

 年2回のうち、1回は1月の名品展の写真がメインで、もう1回が全国の支部の会員さんの書いた記事がメイン。

 各支部の活動報告とか、自分の樹についてだとか。

 今年は、というか今年も、私は訪問記といって、会員さんのお宅を訪問してそれを記事にするところが担当。

 そこで先日有能なアシスタントの某2名と共に実モノ大好きS崎さんのところへ取材に行ってきました。

 棚には林檎や海棠、柿に銀杏、実成りが眩しかった(うらやましかった?)ですねぇ。

 S崎さんも、もう盆栽歴は40年を越えているのでしょうね。

 それなのに自分の樹を前にして、私に向かって、

 「俺の樹なんて盆栽じゃねぇよ」

 などと言っています。

 その意味は、今までお話を伺ってきたところから汲み取ると、自分は実を成らせるのが好きで、そこに気持ちが行っていて、同じような樹形ばかりを作って来てしまった、ということなのだと私は思いますが、入会してから今まで3年間、何度もS崎さんの鉢に入った樹や草に驚かされ、刺激を受けて過ごしてきた私としましては、盆栽かどうかの判断はご本人にお任せするも、S崎さんの樹や草が私の心に残したものは沢山ある、これは変えられない事実です。

 個性派の素敵な先輩です。

 と、褒めたところでべらんめぇ調でケチをつけられるだけで何も貰えないのだから、これくらいにしておきましょう。 

 今日はいただきもののその後、的な感じを五・七・五でまとめてみようかと思います。

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 これは今年の春?しずかさんにいただいたナントカツワブキ?

 確か姫性だったかと思いますが、いただいた時よりも葉がひとまわり小さくなった気がします。

 そのうち鉢を替えてあげたいのですが、どんなにしましょう。

 来年も花、咲くかな?

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 えと、この草は・・・これも、しずかさんにもらった「草」です。

 名前を忘れました笑。

 いただいた時はひと株だったのですが、気が付いたらあちこちから芽を吹いて、葉が半分~3分の1位にまで小さくなっていました。

 もっと小さい鉢に移すこともできますが、そこで花はまた咲いてくれるのでしょうか。

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 こちらは去年の支部展の際に先輩のI井さんからいただいたギョリュウ。

 いただいた時は真っ直ぐの挿し木でしたが、まず足元に緩く曲を付け、そこからは剪定と木綿糸での引っ張りで幹を作りました。

 まだ若くて細くて小さいくせに、引き根が妙に大人ぶっていて可愛いです。

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 樹というのは、バランス的に踏ん張る側の根がより発達するのですって。

 まわりでも、神社なんかの古い松などを見るとそうなっていたりしますね。 

 そう言えばその場にいた某後輩たちもこの兄弟をI井さんからいただいていたような・・・?

 来年はこの樹も鉢を替えてあげたいところです。

 枝垂れさせつつ持ち込んで足元がもっとしっかりしてきたら素敵になりそう。

 夏は、キャンプでもなく、海水浴でもなく、いやいや水族館でもなく?、やっぱりギョリュウだね!


ティリメン尽くし

 支部展が終わって、やっとゆっくり愛しき我が家の樹達を頬擦りしたり、抱きしめてみたり、時にはケンカしてみたり、楽しい時間を過ごすことができるようになったかと思えば、会報の原稿の締め切りが迫ったり、お願いされている鉢がいくつかあったり、展示会シーズンも迫って来たりで、またちょっと追われてきました。

 それでも自分のペースを崩さずにやっていこうと思います。

 今日はティリメンキャドゥーラ。 

 これは2年前に買って来たティリメンキャドゥーラの今春の姿。

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 樹も古く、当時としては思い切った買い物だった記憶があります。

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 しかし自分で持つにつれて上の枝の長さをこれくらいで止めるには立ち上がりの真っ直ぐのところが長過ぎる気がして、また、株元も私が持つにはちょっと立派に太くなり過ぎで、それらが妙に気になってしまい、譲ってくれた方が長いこと施肥も植え替えもされずに育てたからか薄く大きな葉になっていたところを、植え替え、肥料をやり、だんだん姿を変えつつあったのですが、なかなか自分の樹に思えませんでした。

 そこで今年の春、ついに取り木させていただくことに決めました。

 だいたいこんなくらいにしようという写真が残っていました。

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 この方がバランスが良い感じ。

 でも、6月になっても発根がわずかで、まどろっこしくなった私はその時点で切り離し、ほぼ挿し木状態で大きめの鉢に移してしまいました。

 そのまま9月、支部展が終わってから鉢中を見てみるとわんさか根が出ていましたので、その勢いで、支部展の売店で売れ残った自作鉢に入れてみたのです。

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 先輩が白い磁器の鉢にティリメンキャドゥーラを入れているのを見ると、釉鉢とはまた違った雰囲気になるなぁと思うことがあったので、とりあえず、学ぶは真似ぶ?的なチープなスローガンで、磁器ではありませんが真っ白い結晶釉の売れ残り鉢に入れてみましたが、山臭い、もっといえば田舎臭い(←ティリメンを馬鹿にしてる?)ティリメンキャドゥーラが妙に雅に見えてきました。

  それはさておき、しばらくは根を作るために芽は摘み過ぎない方が良いのかしら。

 もうひとつ。

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 これは私がいちから作った、というか、挿し木して放っておいて、たまに芽摘みをするくらいでいたらこんなになってくれたといった方が正しいのかと思いますが、私が5年程前、まだ盆栽を始めたばかりの頃に上野グリーンクラブの常設売店で、赤と緑の葉があまりにもきれいだったので初めて買って来たティリメンキャドゥーラを、何もわからずとりあえず剪定と称してメッタ切りにしてしまい、その時に挿した枝の1本。

 ところで、その時挿した枝も、元の樹も、1本も枯れていないところ、ティリメンキャドゥーラって丈夫な樹なんだなぁと思います。

 私も強く生きないと・・・

 そんな感傷的な独白は良いとして、4年近くが経ち、だいぶ雰囲気が出てきました。

 あとは芽を摘みながら葉を小さくしていけば良いのかな?

 今度相談しよう、そうしよう。

 ティリメンといえば、先の支部展でのT田さんの樹・・・

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 名品展40回(40年)、無遅刻・無欠勤のT田さんのティリメンは古くて、枝まで肌がガサガサになっていました。

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 支部展で、深く印象に残った樹のひとつでした。


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