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禁断の杜松素材

 昨日、第5日曜は日本小品盆栽協会の交換会でした。

 一番欲しかったT屋さんのモミジの株立ちは私の世界観にはそぐわない(高くなり過ぎってことね)ものだったので、いえいえ、最初からそうなる気がしていましたので、一点張りにはせず、その前の段階で、第2希望、第3希望のものに手を出しておきました。

 それで正解のようでしたね。

 モミジひとつに2万も3万もかけられる身分ではありませんから。

 ええ、ええ、自分で作りますよ。

 T屋さんだって作れるのに、私に作れないはずはありません。

 ・・・。

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 このティリメンキャドゥーラはオマケ的な感じで買っておきました。

 うちにもいろいろありはしますが、葉が小さくなる性ではあるみたいですし、数種類を比べながら試してみたい年頃でもありますので。

 三鷹支部の長老先輩にお墨付きもいただきましたので、じっくり作っていこうかと思います。

 あとはもうひとつだけ、杜松を。

 上野を震撼させた問題の杜松だということは間違いないでしょう。

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 (ちょっと年内に少しでも肥料をあげておきたかったので、乗せてしまった後の写真になってしまっていますがご勘弁を) 

 誰も欲しがらず、私のひと声で金額が決まってしまいました。

 好みが人と違うところがあるのは昔から。

 もう慣れました。

 ふぅ・・・。

 特別に逆からも見せてあげるね!

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 こんな真っ直ぐで、葉性も良くなく、枝が片側に寄っている杜松なんて、普通は欲しがりませんよね。

 私の魂は、一生アングラの世界をさまようのでしょうか?

 でもですね、私にとってはなかなか楽しそうな素材なんですよ。

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 真っ直ぐではありますが、わずかに揺すられているところがニクイですし、肌がまた枯れてて味がありますでしょ。

 そこがチャームポイントですね笑。

 この樹をどうしたいのかといいますと、確か以前bonさんもブログで自然の中のそんな木の写真を載せていましたが、片側からばっかり風に吹かれて、まばらな枝が片一方にしか伸びていない、可哀そうな感じの吹き流され過ぎ樹形を作りたいのです。

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 そのための素材としては申し分ないでございましょう。

 枝は片側だけにあれば良いのですし、古さもある。

 あら?必要なものはすべてそろっているじゃあありませんか。

 鉢はどんなものを探しましょうか。

 楕円じゃピリッとしないので、極薄い長方・・・かな?

 それで少しだけ倒してみたりして・・・あぁ、うっとり。

 さあさあ、何から何まで吹き流されておしまい!

 (そうして私の悲しい記憶も、一緒に吹き流しておくれ)   

   


まこと先輩が秋風のような先輩風を吹かす

 東京支部の後輩諸君へ

 もうあと少しで冬を迎え、東京支部に入ってから四季を一巡したことになりますね。

 入会してすぐの頃の私は、例会あとに教室の内容を振り返ってもう一度確認する中で気が付いた、わからないこと、知りたいことをメモっておき、自分で調べてみたり、先輩や講師に質問するタイミングを探っていたりしてましたっけ。
 とにかく自分が何をわかっていなくて、そのタイミングで何を知りたいのか、それを整理するので精一杯でした。
 自分の興味が向くところから、いろいろ試しながら、私の8ビットの脳ミソが耐えられる範囲で理解を深めようとして来ました。
 だから私、最初の頃は松柏類のことなんて、こんな作業があるのね、くらいにしか入り込みませんでしたし。

 最近、今年入会した方達からあれがわからない、これがわからない、という言葉をよく聞く気がします。
 毎月の例会では季節ごとの管理・作業のポイントなどをとりあげつつ進んできたわけですが、入門して間もない方にとっては、それでもまだまだわか
らないことだらけかと思います。
 それが当然ですから。
 そう言っている入会2年目の名人だって、わからないこと、知らないことだらけですし。
 A藤さんは、とりあえず10年やってごらんと言ってましたっけ。

 自分が何をわかっていないのかをわかるようになった、それも立派な成長だと思って、私も楽しんでいます。 

 背伸びする必要もありませんから、好きな樹種、興味の湧いた樹種があれば、それを中心にしたり、何かその年の管理のテーマをいくつか持つなりして、じっくりと向き合っていきましょうよ。

 私の入会1年目の大きな収穫のひとつは、もしかしたら、自分が楽しみたい「樹のサイズ」がどれくらいなのかが絞れてきた、ということな気がします。
 皆さんのうち、もしも既に自分がやっていこうとする樹のサイズが絞れているとなると、私という才能溢れる先輩を追い抜いていく可能性があります
ので、私からちょっと意地悪を受ける可能性があると覚悟していてください笑。

 どんな素材を入手すべきかわからないと悩んでいる方もいるみたいですが、これもあまり深く考えずに、わからなかったら自分がなんとなく好きだと思うものを選ぶ、それで良いのではないでしょうか。
 ただ、そのあとに講師や先輩に意見を聞くのはとても参考になります。
 何度も見てもらううちにベテランさんはどこを見て樹を選ぶのかがぼんやりわかって来るところがあったりします。
 先輩の買い物に一緒にひっついてまわることで感じたりするところでもありますが、盆栽の一般的な価値観・美意識や、それぞれの独特な好みから、
皆さん樹を選ぶポイントを持っています。
 私なんか、時には教室で講師から素材選びの悪さを言われたりしてきましたが、それだって、どこがどう出来の悪い素材かを知る勉強ですし。
 そんな時、不正解をひいちゃった、みたいに考えるのはやめましょう。
 樹だって夜中に棚でしくしくと泣いてしまいます笑。

 そんなのを繰り返して、だんだんと、未来の姿をイメージしながら素材を選べるようになっていくのでしょうね。
 だから手に入れた素材はどんどん例会に持って来て、講師やベテランさんの意見を聞いてみましょう。
 せっかく盆栽会に入って、そこで遠慮してしまうのはとてももったいないことです。

 また、例会の基礎コーナーで取り上げてほしいテーマがありましたら、是非お知らせください。
 基礎コーナーは、初心者のための時間です。
 せっかく会費を払っているわけですから、遠慮なくお願いします。

 これから冬になれば、管理の手間も少なくなります。
 空いた時間を利用して、来年の目標をぼんやり考えてみるというのもひとつの楽しみであり、勉強かも知れませんね。

 お互いに楽しく遊びましょう。


秋晴れの休日

 うちの雑草放置鉢で、気が付くとホトトギスが咲いていました。

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 これだけ派手な花なのに、どこか野趣があるのは、あの冴えない葉っぱのせいでしょうか?

 昨晩と今日で八角の小鉢を作ったので気分転換がてら、今日は近所の神社まで、町の平和を守るためのパトロールへ行きました。

 何故でしょう、私は神社が好きで、今回は久々の神社だったせいか、近くまで行くとついニヤニヤしてしまいました。

 私とそこの神社、「イグリアーノ・パッチマン神社」略して井草八幡神社さんとはいわゆるステディな関係で、昔から「ぐっさん」、「まこっちゃん」と呼び合う仲です。

 さてさて、その神社の中には源頼朝が植えたと伝えられる黒松の末裔(怪しい?)がありまして、砂利の中に多少まだタネが掃除されきれずに落ちているようでしたから、靴ヒモを結び直すフリをしてさりげなく拾ってきましたよ。

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 私そこでですね、タネを拾っている間にちょっと考え込んでしまったのです。

 タネを探していたら、そこの砂利の上に消しゴムが落ちていたのですよ。

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 なんで神社の境内に消しゴムが落ちているのでしょうか。

 どういう状況で落としたのでしょうか。

 一応阿呆な私なりにではありますが、世の中を何十年か見て来たつもりなのですが、過去の経験をどれだけ繋ぎ合わせても、神社で消しゴムを落とす状況というものが浮かんで来ません。

 人生って、わからないことだらけだなぁ。

 それでもってぐっさんの後はその近くのホームセンターに行くのがお決まりのコース。

 何を見るともなくぷ~らぷら。

 何に使うの?という道具が一杯です。

 で、こんなの見付けました。

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 鉄のU字釘。

 ま、まあその、肥料を留めるのに針金を切って曲げるのも面倒臭いですし・・・、150本入って100円でしたし・・・、鉄でできてるのなら常緑樹や松柏などの葉色も良くなったりするかなぁ、と・・・

 ほんと、寂しい大人になったもんだなぁ。

 それとですね、これ。

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 誰かさんのブログでこんなのよく見掛けていた気がしましたので、ちょっと試しに買ってみました。

 なんでもこの道具を使うと、素敵な絵が描けるようになるらしいのです。

 そんなこんなの秋晴れでした。


行き詰ったら・・・

 極小さな盆栽でも鉢を小さくしないと樹が美しく見えないので、上手な方はやっぱりそれなりのサイズの鉢を使っています。

 ある方が言うには7:3、せいぜい6:4。

 それでも実モノとなると多少土が多くないと実が付いてくれないので、少し深めの鉢を使ったりなどなどでどうしても少し大きめになってしまうんだとか。  

 「何故そこにこだわる?」とお思いの方も多々いらっしゃるとは思いますが、そこはグッとこらえていただき、最近私、猫足に挑戦中なわけで、実モノを意識してちょっと深めの鉢を作っていたのですが、今回ちょっと失敗し、上部が縁に沿って切れてしまいました。

 そんな時は、

 「ちが~う!」

 と叫んで叩き割ってしまえば情熱の芸術家として孫の代まで伝えられること間違いなしなのですが、例えば私、100メートル走ではビリっケツを争っても、障害物競争ではトップを争うような人間でしたので、いいえ、そういうのはどうでもいいのですが、深めに作った鉢を半分程の深さに方向転換してみたのです。

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 その関係で、イメージより少しだけ足がラウドに感じなくもありませんが、それは後から修正が効く範囲でしょう。 

 でもなぁ・・・縁がわからない。

 猫足とかだと縁はちょっとボリュームを持って、玉縁になっていたり、ニョ~ンと張った縁だったりが普通よく見掛ける形なのでしょうか。

 この感じだと、足は可愛く丸っこくて、縁はちょっと角張っていて、言ってみれば「童顔男子の角刈り」ってとこですね。

 あぁ、わからない。

 わからないからちょっと放置プレイ。

 角刈りの童顔男子を放置プレイ。

 またそのうちにふっと見えてくるでしょう。

 私には落ち武者とか兵隊さんだって見えて来る時があるのですから。 


タグ:鉢作り

盆栽掃除の小道具

 先日講師が教室に変なものを持って来ていました。

 先輩から、そんなもん撮ってどうするんだと笑われながらも、せっかくですので写真を撮っておくのでした。

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 歯間ブラシですね。

 小さな盆栽を掃除する時にはこれが一番ですって笑。

 ちなみにこの歯間ブラシは講師の奥様が使っていたお古だそうで。

 そう言いながらブラシの臭いをかいでいましたよ。

 そういえばこの前講師のお宅に伺った際にも面白いブラシがありましたよ。

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 「いい加減、買い替え給えよ、君」

 と言いたくなる程すり減った歯ブラシ。

 いえいえ、わざとこういう形に切って使っているのですって。

 これは鉢を掃除するためのものだそうで。

 で、私も歯間ブラシを学ぶはマネぶ、してみました。

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 私はちょっとアレンジを加えて、L字型です。

 これを試してみたところ、なんともきれいになるではありませんか。

 小さな樹での細かな掃除にはかなり勝手が良いです。

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 こんな、ボコボコした幹の荒皮マユミだって、すぐにきれいになりました。

 また、株元に生える苔やヌメヌメを取るにも良いですね。

 ブラシの毛先にちゃんとくっついてくれて、また小回りが利くところがナイスです。

 

 あ、ちなみに荒皮マユミの幹の後ろに生えているのはヒコバエとかではありませんよ。

 この樹を剪定する度に同じ鉢に挿しておいたものです笑。

 別のところに挿しておいたらどのマユミの挿し穂かわからなくなってしまいそうでしたのでね。

 もう発根しているはずです。

 挿し木の基本は肥料分の少ない新しい土に挿す、という事かと思いますが、私くらいの盆栽レベルに達しますと、こんな夢のような技術が否応なしに身についてしまうのですね。

 肥料も普通にあげちゃってましたし笑。

 ・・・・。 

 はい、ただのモノグサであります。

 私をマネてはいけません。

 マネる時は、相手を選びましょう。


猫足を削り直す

 今まで作ったいくつかの鉢の猫足を削り直しています。

 一度削りはここまでと決めた鉢をまた削り直すのは難儀ですが、削り終わったものを棚に置いておき時々見ていると、直すべきところが見えて来てしまいます。

 この場合、気を付けないと再びの作業で割ったり欠けさせたりしてしまうことも多いのですが、それさえ注意すれば元より悪くなることは少ないように感じています。

 もちろんつまらない自己満足の世界ですが。

 特に猫足という初めての試みを含む鉢作りではどうしても試行錯誤しながらの作業になり、いくつか作っているうちに、どうすればこうなるというのがわかってきたりしますので、少し前に作ったばかりのものでも駄目さが見えてきてしまいます。

 

 それだけの分の経験を積めていると言えば聞こえは良いですけれど。

 そんなだから時間ばかりかかってしまいます。

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 縁も薄く直したりしていますが、とにかく今までのは足が大き過ぎてしまってますので、カリカリに乾いた粘土を左のように削り直しています。

 大きいサイズの鉢ではボディーに対してこれくらいの大きさの猫足もありましたが、小さい鉢でやってみるとちょっとイメージが違く感じてしまいます。

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 とりあえずこれくらいに足を小さくしてみました。

 ちなみにこれは、二鉢目の、高さ2.5センチ程の大きさのものです。

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 ちょうど人差し指の第一関節くらい。

 1月までに多少まとめて作っておく予定ですので、あまりゆっくりやってもいられないのですが、まだ私には手際の良さが身に付いていません。

 かといって、気になるところを残したまま焼いてもつまらないので、順々に今まで作ったこの形の鉢を削り直していきます。

 そんなこんなで、しばらくは鉢作りに集中しようと思っています。


タグ:鉢作り

第19回 東京展

 風邪の症状がまだ少し残っていましたが、日曜に上野グリーンクラブへ行ってきました。

 東京展という、大物から小品までこれでもかと言わんばかりに揃えるカオスな盆栽展を見てきたのです。

 何だかんだで毎年行ってますよ。

 当たりはずれはあるにしても、大きな盆栽を見るのは好きです。

 あげると言われても貰いませんが、ね。

 い~らない!

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 ほらほら、やっぱり迫力ありますでしょ。

 根際から二幹に分かれて落ちて行って、一本はそのまま落ちて、もう一本は途中で、

 「なんのなんの、これしき!」

 と、首を持ち上げています。

 地上に露出した根には塩コンブみたいに粉を吹いてますし。

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 ん?表現が悪いですか?

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 この五葉松ちゃんの見所は、どうやら足元のようです。

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 無骨な南蛮の鉢がのっているのは随分と手の込んだ台。

 この展示会に誘ってくれた知り合いの盆栽園の方に伺ったところによると、盆栽用でなく香炉か何かのためのもの、とのことですが、随分とアンバランス。

 例えて言うのなら、ダメージ加工したホットパンツでピカピカの革靴を履くイメージでしょうか。

 今日の私は例えの表現が残念な感じです。

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 この五葉松、さっきの五葉松と比べてみてもわかりますが、輪郭の枝葉が几帳面に揃えられていませんね。

 こういう、抜けた感のある木もいくつか飾っていただけると展示を見て回るのが非常に楽しくなります。

 こういう作りも素敵じゃないですか。

 技術ばかりを競ってこういう作りを埋もれさせてしまっては味気ないですね。

 きっちり揃えられた木ばかり並べてあると、見ていて退屈です。

 そうそう、知り合いのグリーンクラブ理事さんに、この1メートルは充分にありそうな五葉を会場に運び込む際のお話を伺いましたよ。

 間違いなくかなり重いこの樹、ひとりで持って運び込むのですって。

 鉢の一辺を両手で持って、腰に乗っけて運ぶそうなんですが・・・想像しただけでハードですね。

 で、だから鉢の縁の形によって持ちやすいのと持ちにくいものがあったりするそうです。

 小品をやってて、良かった笑。

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 こちらは迫力満点の赤松でした。

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 立ち上がりの一曲の後、ゆるりと伸びて、樹冠に近付くとうねりだします。

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 このシャリが効いてますね。

 ちなみに私の足元にも古い傷があります。

 子供の頃、アンカを使って寝ていて、左足のくるぶしの上あたりを低温火傷した跡です。

 だからこの赤松は他人な気がしません。

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 ほらほら、ジンとなった枝がお抹茶をまぶしたかのように緑になっています。

 これは汚れとは感じませんね。

 まことポイントを差し上げたいところです。

 

 全国の大物盆栽ファンの皆さん、まことポイントが欲しかったら、私が好きそうな樹を上野に飾るのですよ。

 がんばれ!

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 こちらは皿鉢に植わったコナラ。

 足元に何やら原始の生物の姿。

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 鉢がステキでしたね。

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 縁を見ると、不思議な模様が入っています。

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 直径3.5センチくらいのこの鉢が欲しいなぁ。

 どこかにスモールライト、ないかなぁ。

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 こちらアホヅラフジ、幹が気持ち悪かった。

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 気持ち悪くて見入ってしまう、そんな見せ方も・・・?

 という感じで、好き勝手に東京展の大物盆栽をブッタ切ってみました。

 別フロアにはきらく会のHさんの展示もあったのに、そうしてわざわざ解説付きで会場を一緒に回っていただいたのに、そうしてもっと言えば、私は小品盆栽の人間なのに、大物の記事で力を使い果たしました・・・

 いやぁ、今日も良い仕事をしたなぁ。


タグ:東京展

病みあがり

 風邪がやっと治り、昨夜は寝汗をかかずに寝れました。

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 棚ではアキノキリンソウとやらが咲いていますよ。

 ちょっと葉っぱがやられてしまい、白い点々がついてます。

 残念。

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 匂いをかいだら菊みたいな匂いがしました。

 展示には時期が合いませんが、今度何か丁度良い鉢を用意してあげようかと思います。

 私は風邪をひくと、薬を飲まずに食べたいものを食べたいだけ食べるという習慣があります。

 おかしいでしょうか?

 友達には薬を飲まないことをからかわれてしまいますが笑。

 ちなみに熱も、自分でおでこに手を当てて、熱があるな?と感じるまで、めったに計りません。

 五感を研ぎ澄まして宇宙のエネルギーを魂で感じるためです。

 皆さんも私と共に宇宙を感じましょう。

 ま、それはいいとして、先日例会でA藤さんに呼ばれまして、駆け付けてみたところ、素敵な挿し木後10年の真柏をいただきました。

 私が可愛い後輩だからです。

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 以前にも私、A藤さんには20年モノの細幹真柏を譲っていただいておりまして、その芽摘みを無茶してしまったようで、A藤さんに見せたら叱られちゃいました笑。

 「あんたは、一番やっちゃあいけないことをしたんだよ?」

 と言われてしまいましたよ。

 ダッテ、ハジメテノシンパクダッタンダモノ・・・ワカラナイモノ・・・

 今回この真柏をいただく際にも、

 「あの真柏、枯れちゃった?杉っ葉出ちゃった?」

 と聞かれました。

 幸い枯れもせず、杉っ葉も出ずで、しかしながら不揃いな悲しい芽の伸びになってしまっています。

 なので、今はその樹を早く元通りにしてあげたく思っているのです。

 でもね、こんな時に便利な言葉があるのです。

 「心を入れ替えます!」

 さすがYさん、そのセンスが本当すばらしいです。

 ・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

 さてさて、今日はまだ病み上がりですのでゆっくり過ごして、鉢を1個だけ作りました。

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 高さ1.7センチ。 

 この前記事にも載せた猫足の習作ですが、実はこれで4つ目になります。

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 ちょっと写真、ボケてますが。 

 基本同じデザインで何個も作ることはあまりないのですが、今回は趣向を変えて。

 なかなか思うようにいかないので、しつこく取り組んでみましたが、バランスとか諸々を考えると、予想以上に難しいものなのね。

 ちょっとヘコみますが、先日小鉢に関してこだわりのある、信頼できる先輩に、

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 この鉢を褒めていただきとても嬉しかったので、その場面を思い出しながら布団に入ろうかと思います。

 (でも、自分にこの鉢を使いこなせる自身はありません・・・)


クコの植え替え

 日曜の例会で秋の植え替えについての実演の中で、講師がとても小さなクコを持って来ていました。

 私も以前から気になっていた樹種で、今年の春頃に武蔵野北支部の展示会に行った際、即売で見つけ購入したものがあります。

 なんでも植え替えも挿し木も今頃でないとうまくいかないんだそうです。

 変わった樹ですね。

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 よくわからない生態のものは、私、基本なるべく手を付けずに観察します。

 放置したらこんなになりました。

 夏前くらいからヒコバエなのかこぼれ種が発芽したのか、やたら緑の濃い芽が伸びてきたのですが、それもそのまま。

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 そして今日植え替えた際にこれは別の鉢に移しておきました。

 写真を忘れましたが笑。

 あと、剪定枝も挿して。

 この樹の短枝には、目立たないけれどもツボミが・・・

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 本来ならばもう少し前に咲くものらしいのですが、これは嬉しいですね。

 秋に咲いたものには実が付くのですが、春に咲いたものには期待できないのだとか。

 これくらいで実が付けばボチボチ成績の良い樹とのこと、ちょっと嬉しくなります。

 「これじゃ大き過ぎるから、上の方を切って、その枝は俺がもらってやるから」

 とS崎さんに脅迫されて、私はいっそのことこの枝をS崎さんの鼻の穴に挿してしまおうかと心底思いましたが、それでは可哀そうなので、うちで挿して発根してから鼻の穴に突っ込んでやろうと決めました。

 ひと手間かけてこそ、です。


タグ:クコ

日本小品盆栽協会 10月の例会と舞さんの思い出

 今日10月9日は、私が中学1年の時に恋した島田舞さんの誕生日でありますが、と同時にオマケではありますが東京支部の例会でもありました。

 舞さんは目がクリっとしていて、笑うととても可愛いのですが時々とてもアンニュイな表情をしまして、そこがなんとも素敵だったのですね。

 え?そっちの話はいらない?うるさいなぁ、人が気持ち良く話してるのに。だいたいあなたに私の気持ちの何がわかるのさ。いいかい、あたしゃ舞さんに、3回もフラれたんだよ?ひとりの人に3回もフラれたっていうこの思い、あんたにわかるかってんだ!

 オホン、えっと。

 ・・・・ついつい、失礼いたしました。

 そうです、今日は東京支部の例会だったのです。

 そうして今回また新しい見学者が3人もいらしてくれました。

 会員になっていただけるかどうかはご本人の気持ち次第でしかありませんが、趣味者の会として、技術の向上はもちろんそうですが第一として、遊びの基本、「皆で自分達の遊び場を作る」ことがなくては始まりませんし、そういった点で日本小品盆栽協会東京支部を選んでいただければ嬉しいです。

 今日の基礎コーナーのテーマは「秋の植え替え」。

 講師さんが教材としていろいろ持って来てくれました。

 青つづらふじ、別名カミエビ、ピンピンカズラ、あるいはアホヅラふじ(←まこと命名)は、本格的な植え替えではありませんが、展示のための鉢替えという意味で、簡単な植え替えを見せていただきました。

 以前T屋さんが青つづらふじを小品として作る過程の記事http://itsuka-bonsai.blog.so-net.ne.jp/2011-08-06

を紹介しましたが、今日改めてご本人からもお話をうかがいました。

 どこぞの料亭で一輪挿しに入った青つづらふじの実を見て小品にすることを思い立ったわけですが、一生懸命探し、タネ木が見付かってもまわりでは誰もこの樹の名前すら知る人はいなく、つまりはオス木メス木があるという生態あたりから自分で調べなくてはならなかったわけですね。

 タネ木を手に入れてからも、たかがひとつの樹種に実をつけるので10年もかかったんですって。

 中野清香会会長でもあるA藤さんも、

 「青つづらふじを展示に使ったのはT屋さんが初めてだね」

 と、普段はライバル同士なんだか同い年のプライドなんだか、大人の事情は知りませんけどあまり砕けて接し合わない関係の二人ですが、ポイントポイントでお互いに変に認め合うのです。

 面白いでしょ笑?

 他にもこの時期植え替え可能なカイドウやカマツカなどなど、そして秋に植え替えないと調子が出ないクコについても実際に植え替えていただき、その根をさばく様子、鉢合せ、元肥、鉢に樹を固定する針金さばきをしっかり見せていただきました。

 書きたいことはボチボチあるのですが、今夜はムーディーな夜なので、つまらないブログなんて書いてないで、たまにはラブレターでも書こうかと思います。

 今日の日の思い出はまた今度書きましょう。


きらく会の展示会に行きました

 先日きらく会さんの展示にお邪魔いたしました。

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 素晴らしい樹のたくさん飾られた素敵な展示で、とても楽しかったです。 

 そうして、ブログで知ったのですが、2点展示品の盗難があったらしいのです。

  愛好家が一生懸命育てた樹を盗むなんて、ちょっと理解できません。

 そうして私自身もこの記事で愛好家さんに迷惑をかけてしまったようで、反省しなくてはいけません。 


第1回新人向け特別課外授業 T屋講師宅にて

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 なにやらテニスラケットを持った雪だるまの髪型が凶暴であります。 

 これはT屋さんが中村是好さんに譲っていただいた鉢?醤油入れ?に植えた杉本佐七さんの性の台湾荻だそうです。

 日本小品盆栽協会をさかのぼると1963年発会の東京アマチュア小品盆栽愛好会から始まり、杉本佐七さんというのはその会長さんで、副会長さんが中村是好さん。佐七さんは是好さんの盆栽師匠さんなんですって。

 亡くなったお二人にゆかりのものが今もT屋さん宅の棚で師弟関係を続けているようで笑。

 もうすでにbonさんや小春さんが記事にしていますが、先の日曜日、新人を誘いまして東京支部の教室で講師をしている日本小品盆栽協会副会長のおなじみT屋さん宅へおしかけました。

 この企画は私、以前から考えていたのですが、日本小品盆栽協会には会報というものがありまして、私は会員宅を訪問してその会員さんの盆栽ライフを紹介する記事を受け持ったわけですが、その記事の執筆のための取材に際し、せっかく今年は熱心な新人がたくさん入ったのですから、どうせならそういった会の仕事も新人のためになる楽しいものにしたいと、それがそのまま会のためになるのではないかと思い、T屋さんに無理をお願いして、取材を兼ねた新人向け特別課外授業が実現しました。

 すると、まあまあ新人の皮をかぶった飢えた狼どもが7人も集まってきました。そうそう、そのうちプレ新人が2名ですね笑。

 そして気が付けば女性ばっかし。そのうち男性は隅に追いやられることでしょう・・・

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 豆々しい鉢の数々。こんな小さな盆栽を、T屋さんは40年以上前からやっているんですって。

 その理由としては、小さい鉢がわりと安かったというのと、すぐに楽しめるから、ですって笑。

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 実際にT屋さんの棚を拝見させていただき、とにかく楽しかったです。勉強になったり、何かを考えるキッカケになったり、そういったのを全部ひっくるめて楽しかったです。

 興奮しっ放しでしたし、一体何度うなったことか。

 環境はうらやましがっても始まりませんし、だからそういうのはいいのです。

 こう、伝わってくる盆栽との接し方とでもいうのでしょうか・・・実験し続ける姿勢や、面白い発想の自作鉢からも感じる遊び心、

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小さいながらも窮屈じゃない樹姿、

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 そして、実ものの鳥よけが木製の鳥カゴなのをご覧いただいてもわかるように、入れるもの間違えてる、じゃなかった、洒落たところ笑。

 棚って、そういった盆栽との接し方が見えてくるだけでなく、人柄まで見えてくるものなのですね。

 気を付けないと。

 樹の管理や手入れについてもたくさん教わりましたが、私が期待していた、課外授業のもうひとつの目的が昔話。

 それもいろいろ聞けましたね~

 大助鉢の佐野大助さんとのエピソードなどでは、え~!と思うような話も。

 そんなT屋さん、さっきも書きましたが、40年以上前から小さな盆栽を始めていたそうですが、その頃は日本小品でもそういう樹は飾らせてもらえなかったのですって。だから小さいのと大きめのを両方やって、中野の清香会なら小さいものでも飾れるということでそこで出品するうちに小さいものの方に人気が集まっていったのだとか・・・

 そんな体験があるものだから、歴史ある会の中でも私達新人に寛容でいてくれるのでしょうか。

 幸いまだ新人達の脳ミソには昔話を記憶するのに必要な容量が十分残っていますし、脳の容量がファミコン並の8ビットの私ももう少しだけ頑張れますので、機会があるごとにうかがっておきたいところです。

 良い話も悪い話も。

 

 一種の、この会に入会した特典とでも言っておきましょうか。

 そんなこんなで、授業を6時間目まで受けてその後部活をがんばった学生のように帰る新人達なのでした。

 皆、その目はギラギラと明日をにらみつけていたのです。

 「盆栽のバカヤロー!!」

 そして心中皆、今日一日でちょっとだけ盆栽が上手くなった、と思っているのでした。

 また是非訪問したいですね。


日本小品盆栽協会東京支部 10月の例会のご案内

 10月9日(第2日曜日)、日本小品盆栽協会東京支部の10月の例会があります。

   ★午後1時半より

  「基礎コーナー」

 テーマ: 「秋の植え替えと管理」

 講師:  T屋氏

   ★午後3時から 

  「教室」 

 テーマ: 「第35回支部展を振り返って」

 講師:  T屋氏

  今月の教室のテーマは、「第35回支部展を振り返って 」です。今年は「全員が支部展への展示を目指して」月々の教室を進めて来ましたが、今回は今年教室で学んだことと支部展の展示席を振り返り、その成果と問題点を楽しく話し合いたいと思います。

 会場: 杉並区立永福和泉地域区民センター2階、第1集会室(井の頭線・永福町駅下車、徒歩5分程)

 井の頭線永福町駅改札を出るとすぐ頭上に、看板がありますね。

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 目指すは永福和泉地域区民センターです。そのまま直進ですよ。

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 最近新しくなった駅舎。そのまま行くと、左に折れます。

 左に折れると右手にすぐエスカレータと階段があります。

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 ここを降ります。どちらを使うかは自由ですよ。

 さあ、駅を出ました。

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 目印は「ボンシューズ」。このお店がやっているのを見たことがありません。

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 ちなみに、このお店は盆栽とは何の関係もありません。

 このお店に向かって左を走っているのが「井の頭通り」です。

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 ここを反対、「大勝軒」側に渡ります。信号は守りましょう。

 大勝軒側に渡って右を向きます。

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 三菱東京UFO銀行の看板が見えますか?見えたらそのまま怖がらずに前進します。

 もうすぐですよ。

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 少し歩けば酒屋の三浦屋さんがありますね。おっと、前を歩いているのは東京支部のS崎さん。

 「こんにちは~」

 さて、この三浦屋さんの角を左に入っていきます。案内の看板もありますよ。

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 ここまで来ればもう安心。曲がってすぐ右手に見えてくる建物が永福和泉地域区民センターです。

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 正面入り口はこちら。

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 中に予定表がありますので、会場を確認してみましょう。

 会員でない方の見学も歓迎しております(当日会費500円)。

 興味のある方、初心者の方、ご参加をお待ちしておりますので、お気軽にどうぞ。

 11月の例会は、11月20日(第4日曜日)になります。


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