So-net無料ブログ作成
free counters

武蔵野鉢

2010_1129_205912-DSCF6068.JPG

 パッと見、シンプルな丸鉢ですが、別の角度から見ると、

2010_1129_205647-DSCF6064.JPG

 お月様。

2010_1129_205811-DSCF6066.JPG

 今年の夏頃に、三日月形の筒状の焼き物にススキの絵を描いた焼き物をお茶道具屋さんのショウウィンドウに見つけ、お話をうかがってみると、お月様の焼き物にススキを描いたものは「武蔵野」と呼ばれ、昔の遮るものひとつない武蔵野平野のススキと月を表す、秋を感じさせるお道具なんだとか。

 その時から、この「武蔵野」をイメージして鉢を作ってみようと思っていたのです。随分と間が空いてしまいましたが、今になってやっと着手できましたね。

 さて、じゃあススキの絵は?

 あいにく私の鉢作りの環境では鉢に絵を描けません。がしかし、敢えて絵を描く必要もないでしょう。私が作っているのは盆栽鉢です。

 あちらこちらでススキのタネを調達しておきましたし、そうそう、初夏に盆栽で使えそうな草探しの旅に出た時持ち帰った草、秋になったら...

2010_1107_151648-DSCF5843.JPG

 穂がつきました。ススキっぽいですね。私の鑑識眼に脱帽です。

 三日月鉢にススキを植えれば盆栽風「武蔵野」の完成です。釉は、もちろん黄色でお願いしましょう。ううん、来年の秋が楽しみで、なんだかソウルが盛り上がってきましたよ。

 さて、上の写真を見て意見がある方もいらっしゃるでしょう。足が三つ足なんですね。

2010_1129_205735-DSCF6065.JPG

 使いやすさを考えると、足を作らず高台に水を抜くための切れ目を作るだけにした方が正面を決める際に自由が利きますね。

 相手は草。さらにこの不規則な鉢の形。...ある程度自由が利いた方が助かります。

 でも今回は三つ足ですよ。ふふふ。遊び心です。三つ足にした方が満丸から欠けてる感をイメージしやすいでしょ?

 もう何個か、違うバージョンで作っておきましょう。でもこの三日月形、手ロクロで円筒を作ってから削っていくわけですけど、簡単そうで結構面倒臭いですね。

 ところで、お月様の形をした鉢って、実際に見たことはないですけど、やっぱり昔とかに存在したんでしょうか。見てみたいですね。

 普通の鉢を作るのも楽しいですが、私は性格的に、昨日の扇形とか今回のお月様とか、少し変わった鉢を時々作りたくなってしまいます。

 お月様の鉢にススキで盆栽風「武蔵野」。そうそう、日本小品盆栽協会には武蔵野北支部がありましたね。

 早速今度、売りつけに行って来ましょう笑。


タグ:鉢作り

扇鉢の時代が来ました。

 昨日、用事で東京までいらした気ままさんとお会い出来て元気になった私は、ひと月程作りかけで放置しておいた扇形の鉢を削り上げる気になりました。

 もともとこの鉢は九霞園さんのブログに載っていた明治の古い園芸書のイラストを見て、おもしろそうに思い、そのうちに作ってみようと考えたのですね。

 しかしながらお手本を見たこともないですから、自分なりに足の位置と形をどうするか考え始めたら、手が止まってしまい、そのあとはラップにくるんだまま、放置プレイです。

 当時はここまでやっていたのですね。

2010_1026_002906-DSCF5609.JPG

 それで結局前面両脇の足を落として、残った4つの足が、角張りつつも小さくなるように段を付けて削ってみました。

2010_1128_174429-DSCF6036.JPG

 するとこうなったわけですね。あとは最後の細かい削りを済ませて、終了~。

2010_1128_174213-DSCF6033.JPG

 横5.5センチ、高さが足を入れて1.3センチね。 

 中心に集まった前面の足が心細げで、なんだか放っておけない気分になってしまいます。別にすごく好きってわけではないのに、なんだか放っておけないあの感じです。

2010_1128_174237-DSCF6034.JPG

 内側。内縁がなかったので削り直し、ちゃんと内縁をつけてあげましたよ。

2010_1128_174505-DSCF6037.JPG

 足の形も、とりあえずこんな感じでいいバランスなのではないでしょうか?

 一番の問題は、何を植えるかですねぇ。

 イラストでは黒松が植わってましたね。めでたい松にめでたそうな扇。そうですね~、でもこの鉢は釉鉢になりますからね~、うぅ~ん....

 イチョウ笑?

 鉢の形を見ていたらイチョウの葉っぱに見えてきました笑。それではいけませんね。黄色いイチョウ形の鉢にイチョウの黄葉....あ~うっとうしい。どれだけお前はイチョウなんだと突っ込まれてしまいます。

 やはり、細い幹が1、2、3本くらいのちょっとノッポな雑木でしょうかね。あ、梅?う~ん、それはめでたそうですね。でも細い幹の梅はうちにはありませんね。

 こうやって、決まらないながらも焼き上がりをイメージしてあれやこれや考えるのが楽しかったりします。そうやって私が楽しそうにしていると、こころなしか、鉢まで笑っているように見えてくるから不思議です。

2010_1128_175713-DSCF6038.JPG

 「テヘッ!」

 


タグ:鉢作り

日本小品盆栽協会 11月の例会を斬る!

 さてさて、先日の日本小品盆栽協会東京支部の例会の様子です。

 支部長の基礎コーナーは冬越し対策でした。が、一番盛り上がりを見せたのが石灰硫黄合剤についてでしたね。残った薬をどう処理するか、という話から石灰硫黄合剤を使うべきかどうかという話にまで広がりました。

 おもしろかったのは、名人が2人共石灰硫黄合剤を使っていなかったというところでした。

 名人A藤さんは、樹のためにあまりよろしくない、と。カイガラムシも掻き取るのが一番とか。T屋名人は「臭いし、あんまりいいことないから」使わないとのこと。

 まあ、名人は常識を鵜呑みにしない、という感じでまとめさせていただきますか笑。

 私は去年から石灰硫黄合剤デビューですが、アパート暮らしでいろいろまわりに気を使いますし、金属をダメにするとか汚れるとかいろいろ面倒なので、たしかにうどんこ病は少なくなりはしましたが、もう今年はやりたくない気分でした。なので、名人がやらないというのならやめちゃいますよ笑。別の殺菌殺虫剤はかけておきますが。

 殺菌殺虫の薬も、T屋さんのやり方を参考にして、今までわざわざ何百倍に薄めて使う殺菌剤、殺虫剤みたいなものだけを用意して使っていましたが、これだとちょこっとだけ一部の樹だけに使いたいという時についつい億劫になってしまうし、余った薬の処理もまた面倒なので、最近殺虫と殺菌両方ができるハンドスプレータイプの希釈なしの薬を置くようにしました。

 さて、T屋さんの教室は松柏類の今の時期の手入れのポイントでした。

 まずは苔取りからです。土や根元についた苔を取ってきれいにしていました。虫が隠れたり、また根まわりに光が当たらなくなると根張りが良くならないし、蒸れてしまう、とのこと。でも、年明けとかに展示で使うものは良い苔の先端を土に挿しておくんですって。苔の挿し木ですね。そうすると苔の位置も下がるし、根まわりにも日が当たると。そして良い苔は大きな鉢の隅ででも培養しておく、と。なるほどねぇ。

 ただ教室は、もっと基本的な、良い苔、悪い苔の違いの話で妙に盛り上がってました。そういうのって本ではなかなかわからないですからね。

 ヒゴケ、ビロードゴケ、スギゴケ、銀ゴケ....ゼニゴケ、ションベンゴケ....いろいろな苔の名前が飛び交いました笑。基本的に湿った日陰の苔は「樹がもたれちゃう」から良くないみたいですね。

 さて、その後は黒松の葉すかしを実演していただきました。

 「1、2、3、4、5...ここは5本残して...」と、先生が3~5葉残しで葉の数を調整しているところに、私の慈愛のまなざしが注がれます。

2010_1121_144025-DSCF5974.JPG

 教材になったこの黒松。先生としてはあまり好きじゃない樹なんだとか。そういえば、T屋さんの樹でここまでウネウネしたものはあまり見ないかも。では、私が引き取りましょうか?

2010_1121_142043-DSCF5971.JPG

 今回の教材には、T屋さんにしては大きめの古い五葉松もありました。日本小品盆栽協会の名品展が今年で40回目を迎えますが、それ以前に実生苗を買って来たものなので、もう40年以上経っているそうです。この樹は以前から、性が良いからあげると約束をしていたということで、会員のT田さんのもとへ行きました。イマイチ大人の感覚がわかりません。

 この五葉は葉も短く立ち性で、古枝挿しが8割の確率で成功するとか。性の良いものだそうです。

2010_1121_145949-DSCF5980.JPG

 肌がキモチ悪ーい。40年経っているとはいえ、ここまで肌が荒れるのも性なんだとか。昔、T屋さんが若かりし頃、性がイマイチな樹を先生に、

 「こんなモノはダメ!」

 とポイっとされそうになったとか。当時は

 「先生、ちょっと待ってくださいよ~」

 と言ったそうですが、今考えると、それでなきゃ駄目だとわかるそうです。いくら腕が良い先生でも性にはかなわないと。

 「五葉松というのは性で見るんですよ」と。

 へぇ~。

 でも一方で、

 「自分の手入れ次第では樹も馬鹿になっちゃうし、良くやると良いものがが出来る」

 とも言います。

2010_1121_145931-DSCF5978.JPG

 こんな感じでジンを作っていました。

2010_1121_145939-DSCF5979.JPG

 古いジンは、もう肌と一体化していました。

2010_1121_150706-DSCF5984.JPG

 この五葉松は接ぎ木後の処理を見せていただきましたが、

 「あまり性が良くねぇんだよね」とのこと。痩せているからまだ古葉は取っていないそうです。

2010_1121_150724-DSCF5985.JPG

 鉢は古そうですが、安物みたいですね。作りが素人です。まあ、昔の趣味家が暇つぶしにでも作ったものでしょう。

 落款も冴えてないですね。

2010_1121_150736-DSCF5986.JPG

 「ヒガシフクデラ」ですって。宮崎県知事みたいな名前ですよ。

 それはそうと、こんな駄鉢のことは置いておいて、きれいな鉢底ですね。見習わないといけません。

 このあと教室は、杉、杜松...と続いていきましたが、今回からICレコーダで録音していたので、メモをとる手間がないぶん見ることに集中できましたし、家で聞き返すとその時の場景が頭に浮かんできて、もう2~3回聞き返していますが、楽しいですねぇ。聞き逃していたこともけっこうありました。

 ただし、

 「だからぁ、そこに立たれちゃあたしが見えないの!」

 などと私が怒られる場面も聞き返さなくてはならないので、ちょっと苦笑します。幸いなことに、私のとっさの樹の持ち方を、

 「樹に対して愛情が足りない!」

 と注意された場面はレコーダから離れていたので記録されていませんでした。はぁ...すみませんでした。


私が役員??? ~1年生会員に戦慄が走る!~

 噂では、一木一草話のミニ盆栽教室はギュウギュウ詰めでかなりにぎわっているそうです。インターネットでも小さな盆栽が盛り上がりを見せているようで。 

 さて昨日は、ネットも教室も盛り上がっているのに何故か盛り上がらない、悲しい絶滅危惧種の日本小品盆栽協会東京支部の例会でした笑。

 とは言っても、今回の例会は普段よりも多くの方に集まっていただき、なかなかにぎやかなものでした。

 東京支部会員で清香会会長のA藤さんと一緒に、清香会の若手のホープ、Oさんにも来ていただけましたし、私の横には見学の女性もいらっしゃいました。また、昔東京支部にいた方で、私のブログを見ていただいて、再び例会まで遊びにきていただいたとの男性の方もいらっしゃいました。いろいろと自分のことや、教室の手伝いなどで、ちゃんとご挨拶できずに申し訳ありませんでした。また改めてご挨拶させて下さい。

 さらに今回は、パン作りと盆栽の楽しいブログ(http://ameblo.jp/bonsaihajime/)でおなじみの盆栽エンジェルbonさんがお友達エンジェルを連れて見学に来てくれました。bonさんとちゃんとご挨拶するのは今回が初めてですが、私もbonさんから言われて思い出しましたが、実は1年も前に展示会の一蒼さんの売店で隣同士になったりしてたんですよねぇ。1年越しのご挨拶...おかしなものです。

 お友達のエンジェルも、私のブログを既に読んでいただいているとか。これはますますやたらなことが書けなくなってきました笑。もうすでにこのブログのせいで、私が寝る時は皮製のホットパンツ1枚で抱き枕で寝ていることがバレてしまっていますしね。

 どうか皆さん、お時間ございましたらまた遊びにいらしてください。

 さて、教室の話は置いておいて、今回は教室の後にあった役員会についてです。

 私はただの実生1年目の新入会員で、役員ではありませんが、なぜか初めてこの会に見学に来た時から役員会に顔を出していて、それ以来、役員でもないのにずっと出席しています。怖いもの見たさでしょうか?ひやかし?暇つぶし?

 自分でもあまり深くは考えていませんが、好奇心という言葉が一番しっくりくるようです。

 とは言いつつも、ロクでもない生活をしてきた私には監査とか会計とか言われましても、頭から煙が出て来て、プラスチックが溶けるような臭いがし出すだけです。時々外国に留学している気分になったりします。話の8割がたは理解不能ですね笑。

 さて、会の行事は数名の役員の力で運営されています。東京支部もだいぶ高齢化が進んでいますし、役員のなかには体に不調を持つ方もいらっしゃいます。限られた人数でどうにか仕事を分担している状態です。展示会は華やかでも、その裏側はなかなか大変なのです。

 そして残念なことに、私をこの会に誘っていただき、今までまだ若いながらも副支部長としてあれやこれやに本当頑張っていただいていたIさんが、ご家庭の都合でしばらくは復帰が難しくなりました。

 なので今回の役員会では各役員の受け持ちの仕事について、若干の変更を話し合いました。そして、ハッ!と気が付いてみると、私に「委員」という役職がついていました笑。ははは...。

 「委員」と肩書きが付くということは、どうも私は役員になってしまたっぽいです。T屋さんの発案後、あれよあれよという間に決定し、皆が私の名前を「委員」の欄に書き加えていましたよ。他の議題では全く見れなかったスピード感がここだけピンポイントで見れてしまいました笑。恐ろしい大人たちですよ、ホントに。

 まあ、委員といっても、役員会に出席して、出来ることを手伝えば良いそうなので、まあいいでしょう。ううん、委員になるなんて、中学以来です...

 しかし、私の考えとしましては、差し迫った今年来年の行事をやっていくために役員として出来ることをお手伝いするのも大切ですが、少し長い目で見て、新しい会員、特に若い世代を少しでも増やすために出来ることをやるのも大切だと思っています。これがいつか叶えば、今の多くの問題が解決しますし。なので、自主的な勝手な活動としてですが、東京支部の情報発信は欠かせないと思っています。

 私はまず、薄い内容ではありますが、盆栽の楽しさを伝えて盆栽愛好家がひとりでも増えてくれたらと思ってこのブログを書いています。そして、盆栽をひとりで楽しんでいる方や、これから始めてみようとしている方の受け皿として、趣味者の会の日本小品盆栽協会東京支部を提案しています。私自身がこの会で楽しい思いをしているからです。

 あと数年はこの辺を1番で頑張ってみたく思っているのです。それで結果が出なければまたその時考えましょう。今はその2番目以降に役員の仕事のお手伝いと位置づけておきましょう。

 とにかく、もう少し若い世代に集まってもらわなければ仕方ありません。

 人によっては古い盆栽会のイメージが悪いところもあるようですが、どうなのでしょう。東京支部で嫌な思いをしたことはないですし、結局「人」の問題なのかな、と。今の主要メンバーの方々の先輩に当たる人たちは厳しかったらしいですねぇ。時々話に聞きますよ。でも、今の人は皆上品ですね。

 盆栽会のイメージ...ねぇ。私、この会に入る前は、ひとりで実生や挿し木をしたり、安素材であそびながら、上野グリーンクラブのイベントをチェックして、大きいの小さいの関係なく盆栽の展示会に通っている感じでした。そんなので1,2年が経ちましたかね。それで東京支部展で会のIさんに教室への見学を誘ってただいたんですね。

 盆栽会のイメージとしては、ある程度の経験者が入るものだと思っていましたので、何も知らない私としては少しは悩みましたけど、嫌だったらやめとけばいいや、という感じで見学に行き、盆栽についてもっと詳しく知りたいという気持ちと、みんなで買い物に行ったりしたのが楽しくて、年明けには年会費8000円を払ってました笑。人生、勢いが肝心なようです。最初は教室で生身の人間が盆栽について専門的なことを話しているのを聞くのだけでも興奮しましたよ。なんだかそんな環境に自分がいるのがおかしくなって、意味もなく笑ってしまうんですね。随分と軽い気持ちで入会しましたが、会の方が皆やさしかったのと、私のずうずうしさとで、結局楽しいまま1年が経ちました。

 このブログで東京支部の活動を(フィクションを交えながら?)記事にしているのも、知らない人にとってはただただ得体の知れない盆栽会というものの中味を知っていただくためです。結構骨の折れる作業ですよ笑?それでもやらなきゃいけない気がするんですね。もっと盆栽会を身近に感じてもらわないと、興味があっても近寄りにくいですよね、きっと。

 さて、教わりたいのなら町の盆栽教室があり、またネットでいくらでも情報が手に入り、友達までできる今、趣味者の盆栽会にどんな意味があるのでしょうかね。難しくてわかりません。

 時代の流れでなくならざるを得ないのなら、なくなればいいのです。でも、私はこの会が好きですので、乗りかけた船と言いましょうか、出来る限りはこの会にいたいと思っていますし、力になれることはやっていきたく思っています。絶滅危惧種の保護活動です笑。

 目指すは上野の名品展!でしょうか? 


もうすぐ冬かな?

 町なかでは落ち葉の数も増えてきました。水やりの際の水もだいぶ冷たく感じます。

 もう冬はすぐそこです。

 紅葉がきれいだなと思う反面、やっぱりちょっと寂しい感じもありますね。

2010_1114_151944-DSCF5942.JPG

 今年のコナラの紅葉は、なんだかくすんだ色をしています。

 この木は私の初コナラ。昔、盆栽に興味を持ち始めた頃に近所でポット苗を買ったもの。まっすぐな実生しっぱなし素材だったものをどうにかいじくっています。

 コナラの実生しっぱなし素材は根っこの処理が大変ですね。ぶっとい直根に細根がちらほらだったりしますから。

 来年1年でどこまでもっていけるかな?

2010_1114_152116-DSCF5943.JPG

 実生1年目で花をつけてくれたサルスベリ。

 かわいいやつです。

 小さなオーブン粘土の鉢に入れているので細いままですが、無事に冬を越してくれるでしょうか。

 はぁ...それにしてもかわいいやつです。

2010_1114_155248-DSCF5954.JPG

 イヌビワの実生。密集させてタネをまいてますので、すべて小さく細いままです。イヌビワは黄葉なのですね。

 来年はばらして植え直します。数があるので、小さな寄せ植えも作れそう。あの花だか実だかまぎらわしいモノは、実生後何年くらいでつくのでしょうか。

 待ち遠しいです。

2010_1114_152900-DSCF5947.JPG

 先日記事に書いたバカイチの一真鉢には野麦を植えてあります。もう下の方に、来年の芽らしき葉が準備しています。そのうち伸びている今年の茎を切ってしまえばかなり丈が小さくなりますね。

2010_1114_153223-DSCF5951.JPG

 こちらも野麦。これは自作の薄い長方鉢に入れてみました。10月初旬に株分けして、もうしっかり根が張っているようです。

 穂はつくかなぁ?

2010_1114_153322-DSCF5953.JPG

 同じ頃に株分けした姫エイザン苔。七三分けがチャームポイントです。いくつかに株分けして、あまり日が長く当たらないところに置いていますが、どれも元気良く伸びていっているみたいです。

 元気が一番。

 うちのしょぼい草木たち、しょぼいながらも元気に生きておくれ。

 Nirvana - Aneurysm

 90年代のロックシーンをひっかきまわしたニルバーナ。私が19歳の時に、ヴォーカルギターのカートが27歳で死にましたね。猟銃で頭を撃ち抜いたとか。

 詩の世界の独特さ。声のおもしろさ。ヘタクソなのにやたら格好良いギター。ホント、めずらしい人でした。 

 今はパソコンでレアな映像も見ることが出来るのに、ずっと見もしませんでしたね。いろんな思いが込み上げてきて、つらくなってしまいます。でも、なんだか今日は、いろいろ見てしまいました。

 グランジとか、オルタナとか、もうそんな言葉はなくなりました。90年代初頭、あの頃だからこそ大きくなったバンドなんでしょうね。今の時代、こんな不健康なバンドは求められていません。最低の人だったのかも知れませんが、一生忘れられない人になってしまいました。

 90年代のアメリカの音楽シーンは、とても刺激的でした。


手びねりング アゲイン アンド アゲイン

 ここしばらく手びねりにハマってました。手びねりばかりを作っていましたね。

2010_1119_001218-DSCF5962.JPG

 ほとんどが幅3センチ前後で、一番大きいので4センチくらい。思うままに軽い気持ちで作りました。

2010_1119_001046-DSCF5961.JPG

 気を張って作ろうとしてばかりいると、私、疲れてしまいます。軽い気持ちでちょちょちょっと、空いた時間に作れるのがいいですね。

2010_1119_001706-DSCF5964.JPG

 少し手間がかかったのはこれくらいでしょうか。でも、実際近くで見るとかなりいい加減なもんです。

 結構乾いてから針で彫っていったので、時々ポロポロと粘土が崩れたりしましたね。そうしたらまたその崩れを模様にしてと、行きあたりばったりです。

 根詰めて作ったものだろうが、遊びで作ったものだろうが、思い入れが違うだけで、良い悪いは別の次元のものかも知れませんね。少なくとも自分で使う鉢と考えれば。

 毎日ふざけてばかりの私です。時々遊びの心を発散させないと、好きな事にも息が詰まってしまいます。好きゆえにです。

2010_1115_211544-DSCF5955.JPG

 この鉢、いただき物の焼き締めの土で作って、その時の気分の盛り上がりで、光がきれいに反射するまでピカピカのテカテカに磨いてやったのですが、乾いてみたら、内側に亀裂が...

2010_1115_211657-DSCF5957.JPG

 それほど深くはなさそうだったので、少し削り直してみようかな?と、またソリソリ削っていたら、手を滑らせて、下に落としてしまいました。

 ぱりん!

2010_1115_213309-DSCF5958.JPG

 写真に残しているのは、前もってダメにしてしまいそうな予感があったからです。だいたい作業がひと段落してから再び手をいれようとすると、すべてを台無しにしてしまうことになるんです。きっとどこかわからないところで緊張の糸が緩んでしまっているんでしょうね。

 それを考えると、遊び気分で作っていても、作業中はどこかそれなりに気を張っているんでしょう。当然と言えば当然ですが。

 そうそう、その緊張感が好きなのかも...

 しかしながら、そろそろちょっと、手びねりにも飽きてきました。そろそろ別なものを作ろうかな、と思い始めた今日この頃でした。


タグ:鉢作り

タネを笑う者はタネに泣く

2010_1111_135914-DSCF5857.JPG

 今年実生したイチョウも黄葉です。生意気にもう小さな枝を付けていますよ。実生したままだと小さなポットでも、もうちょっと大きくなるので、根っこにいたずらしたり、芯を摘んだり、いろいろ試してしまいました。

 東京支部には小さいサイズでイチョウの実をならす方がいますが、とても大変そう。私はとりあえず、雑木として直幹で楽しむつもりです。今年もタネを集めておきました。

 他にもいろいろ。

2010_1111_115730-DSCF5854.JPG

 野ぶどうです。

 採ってきてしばらくした後の写真で、全部青くなっていますが、採った時は赤っぽいのとか、紫とか、白っぽいのとか、青っぽいのとか、いろんな色でした。

2010_1009_120444-DSCF5391.JPG

 これは10月のとある展示会にあった野ぶどう。こんな感じですよ。

 私が盆栽を実際に始めたのはここ2~3年ですが、実生歴はもっと長いので、まあ、ざっくり言えば、私は実生名人です。

 私くらいの実生名人になると、探さなくても、タネの方から寄って来ます。私が町なかで野ぶどうのタネを手に入れられるのも、そのせいです。

 素人には無理ですね。

2010_1111_115923-DSCF5855.JPG

 こちらはマユミちゃん。毎年いくつか手に入りますが、タネが未熟なものが多いです。もっと良いタネをつけてくれる木、ないかなぁ。

2010_1111_120110-DSCF5856.JPG

 そして、姫シャラもあっちこっちから集めてきました。毎年実生しますが、夏に弱って、冬に力尽きて、を繰り返しています。うちには馴染めないのでしょうか?大好きな木なのですが...

 写真には撮っていませんが、やまこうばしもいくつか採ってきました。去年初めてチャレンジしましたが、残念ながらひとつも芽を出しませんでしたよ。

 葉がオレンジっぽく色付いて、その後枯れ葉になるんですが、枝から落ちずに冬を越すんですね。大きな盆栽の展示会で、寄せ植えをよく見ますね。

 私、この木、大好きなんですね。いつか小さいサイズで寄せ植えを作りたいんです。

 あと、これ。

2010_1111_182344-DSCF5862.JPG

 幹がねじれたザクロの実が落ちていたので持ち帰りました。ザクロの幹がねじれるのは遺伝だそうですので、実生でどうなるのかはわかりませんが、とりあえず試してみましょう。

 ねじれるとしても、どうせず~っと先のことでしょうけど。いっそのこと、手でねじってやりましょうか。

 ちなみにこのタネが入っているピンクのバケツ。

2010_1111_182400-DSCF5863.JPG

 可愛らしさを主張し、私の好感度の更なるアップを狙っています。


私の横浜探訪 2

 電車に1時間ばかり乗って着いた桜木町。警察と機動隊だらけ。道に迷いながら会場に向かっていたので、あっちキョロキョロ、こっちキョロキョロ。急いでいたもので、目印を見つけると急に走ったりもし、そんな私の動きにすかさず反応するおまわりさん、たいしたものです。

 それにしても大きな町です。町の作りが大きいです。細い道が入り組んだ土地で生きて来た私には町が大き過ぎます。

2010_1113_150508-DSCF5905.JPG

2010_1113_142613-DSCF5866.JPG

2010_1113_142736-DSCF5869.JPG

 あっちこっちに石造りの洋風な建物。さすがですね。

 さて、迷いながらもどうにか会場を発見。

2010_1113_150133-DSCF5904.JPG

 会場は、どうやら普段は絵画なんかを飾っていそうなギャラリーです。

2010_1113_143731-DSCF5878.JPG

 写真が夕焼けなのは、会場のライトの関係ですね。ライトのせいか、少し暖かめで、木は大丈夫かしら。

2010_1113_144240-DSCF5895.JPG

 野ぶどうと、石化ヒノキ。

 野ぶどうって、色付くと赤っぽいのやら青っぽいのやら、いろんな色できれいなんですよねぇ。最近気になる樹種です。

2010_1113_143817-DSCF5882.JPG

 こちらは会場で、一番小さいサイズの展示でした。

 即売は、ほとんどが私の欲しいサイズよりも大きめでしたが、とりあえず物色。これも勉強のためです笑。

 しかしながら、ううん、買い物はするまいと思っていましたが、お買い得品が目についてしまい、3つだけ購入。

 ひとつは昨日のトウシオこと、としお君。

2010_1114_151340-DSCF5934.JPG

 そして、こんな真柏も連れて帰ってきました。

2010_1114_151443-DSCF5936.JPG

 私があまり選ばなそうな木です。少し自分のイメチェンを計ります笑。

2010_1113_204121-DSCF5929.JPG

 これはバラ。実が1個だけ。

 「壱興だから、1個なの?」

 ふふふ笑。私はまことです。

 このバラも800円。1000円だったら買わないけど、800円だったら買っちゃうこの人間心理、微妙です。でも、うちには実のつくバラがないですから、楽しみです。

 いずれもっと小さな鉢にお引っ越しです。

 そんなこんなで桜木町をあとにして、次は横浜駅へ。

 「宮川香山 眞葛ミュージアム」です。時間がもうギリギリです。

2010_1113_161723-DSCF5912.JPG

 近代的なのはわかりますが、馴染みのない私にとっては迷路のような空中の歩道でつながったビル群をひいこら進み、人に道を尋ねながら、ギリギリ間に合いました。

 走ったおかげで汗だくです。受付のきれいな女性に

 「走ってきたのですか?」

 と尋ねられてしまいました。

 汗だくで片手に何だか変テコな木を持ったむさくるしい男が閉館間際に、きれいで良い匂いのするミュージアムに乱入...相当怪しいです。穴があったらタネをまきたい気持ちでした。

 当然写真は不可でしたが、それほど大きくない会場に濃い作品がズラリと並んでいて、かなり感動しましたよ。生で見れて良かったですね。生で見ると、作った人の手を想像してしまいます。人の手って、ここまで出来るんだなぁって、思いました。

 気の遠くなりそうな細かい細工も見事でしたし、釉モノも唸らされます。布袋様の表情のステキなこと...。

 結局閉館を気にして30分程しかいれませんでしたが、また再度、今度はゆっくり、汗もかかずに行こうと思いました。

 お近くの方、横浜ゆかりの焼き物だそうですよ。おススメです。

 勝手にリンクしちゃおうかな?

 「宮川香山 眞葛ミュージアム」 ホームページ

http://www.kozan-makuzu.com/index.html

 あと、こちらは個人の方のブログですが、やっぱり勝手につけちゃおうかな?笑って許してネ。ご迷惑でしたら、すぐ削除いたします。

http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2009-07-31

 あ、これは二代目の作のようで。 

 盆栽鉢としては...いかがでしょうか?


よくあることさ。

 し、しまった...

 またやってしまいました。これで2度目。東京支部の例会は来週でしたよ。

 1週間の勘違い。自分で記事に書いておきながら、ご丁寧に手帳には今日に印が...。

 もういっそのこと、自分の頭をサイボーグ化して、予定の日時通りに動くようにしてしまいましょうか...往復1時間、チャリでまあまあの運動をしてしまいましたね。汗かいちゃった。

 もし仮に、ご迷惑かけた方いらっしゃいましたら、すみませんでした。言っていただければ、お詫びに何かのタネでも差し上げます。

 昨日、疲れた体を引きずって、横浜から戻ったあと、吉祥寺まで行ってICレコーダを、ポイントで買っちゃいました。

2010_1114_143329-DSCF5932.JPG

 例会の教室で何か聞き逃した時とか、もう一度あとで聞きたいこととかあったりしたら便利かなと思って。

 そんなに急ぐ必要なかったのに...しっかり地に足をつけて、今日の午後は有意義に過ごしましょう。 

 


私の横浜探訪 1

 今日は午前だけ真面目に働いて、午後からが本番、遊びほうけの時間です。お昼にカツを食べて縁起をかつぐと、急いで横浜方面に向かいます。

 まず桜木町にて日本小品盆栽協会横浜支部・一砂会の展示会、横浜小品盆栽展。

 そして横浜で、前々から訪れてみたかった「宮川香山 眞葛ミュージアム」です。初代宮川香山の、ものすごい焼き物の美術館です。

 しかし両方とも夕方4時には終わってしまうので、かなり急いでまわることになってしまいました。

 しかも横浜あたりは今日APEC関連でモノモノシイ雰囲気。

2010_1113_151019-DSCF5907.JPG

 汗をカキカキ遊び切りました。ちょっと疲れてしまったので、今日はお土産のうちのひとつだけ載せて終わりです。

2010_1113_203753-DSCF5918.JPG

 7センチほどの芸がない「トウシオ」です。札に「トウシオ」と書いてあります。すごく気に入りました。私は見た目も貧相ですが、木の好みも貧相なようです。即売の隅っこで寂しそうにイジケテいたのを救出です。

 見た瞬間、危なく

 「か、かはわひ~」

 と、もらしそうになりましたが、私も一応大人の男です。グッとこらえましたよ。

 「な、なんだか、つまらない....木だね、うん、うん」

 と言いながら膝がふにゃふにゃです。

 800円でした。安~い。鉢選びがたのしくなりますねぇ。

 さて、明日は東京支部の例会です。今月は休みの日も遊び呆けてゆっくりしていないので、既にヘロヘロです。


第18回 秋雅展の思い出

 まっかなあき/UA(ううあ)   

 今日町の中、ほんのり色付いたモミジが夕日に透けて、とてもきれいでした。

 数年前のNHKでやってたUAがレギュラーの番組で、いろいろな唱歌や童謡をUAが歌っていました。私、この番組で聴くUAの声が大好きでしたね。いずれ他の曲も紹介するつもりです。それにしても、またこうやって見れるなんて、便利な世の中です。

2010_1107_151606-DSCF5842.JPG

 今年ツタデビューの私。今年挿し木したツタが真っ赤です。 

 さて、みなさん秋雅展の記事をすっかり書き終えた感がありますが、私も書かなくては。

 清香会の展示を後にして秋雅展です。家で秋雅展でもらう冊子を数えてみたら、3冊ありました。ということは、秋雅展は3回目ということになりますね。

 会場の中にはたくさんの展示があるので見るだけで相当の時間と労力が必要です。会場までの道中、「小さな樹の実ものは、あれ、けっこう展示数か月前に小さな鉢に移してるな。苔で隠れているけど、土を見りゃわかるよ」との声が耳に入りましたが、玄人はキビシイですね。私は会場で確認してみましたが、よくわかりませんでした。

 3階では日本銘鉢展。私は最近愛草の鉢に興味を持ちましたので探してみましたが、ひとつだけありましたね。あと、売店にもひとつ小さめのモノを見つけました。ガラスケースの奥で木の箱におさまった鉢をひたすらジッと見つめる貧相な私を可哀想にいたたまれなく思ったのか、お店のおばちゃんは「手にとって見てくださいね」と言ってくれました。

 それじゃお言葉に甘えて...といけばいいのですが、この時は貧相な上にナイーブな気分でしたので手にとることはできませんでした。残念。(次はがんばれ)

 売店では壱興さんとみさきさんに再会し、さらにその後、ひとりで買い物をしている際、私の横にただならぬ殺気。燕渓陽山さんでした。偶然会っちゃいました。

 壱興さんとみさきさんには会場のすみっこで、またまたずうずうしくも自作鉢を見ていただいちゃいました。一蒼さんから、なるべくたくさんの人に見てもらいなねって言われてますから。いろいろな方のコメントをありがたく参考にしていきます。壱興さん、みさきさん、慌ただしい中見ていただき、ありがとうございました。私、がんばります。

 そんな壱興さん(のブログ→http://ameblo.jp/80796821/)と、私、大野さんのところで同じ兄弟黒松を買いました。

2010_1107_151747-DSCF5845.JPG

 そうしたら大野さん、壱興さんに向かって、

 「そちらの方が黒松の本場じゃなかったでしたっけ?」

 と、パンチの利いたお言葉。

 壱興さんも負けていません。

 「里帰りさせます」

 ううん、おもしろい....

2010_1107_151805-DSCF5846.JPG

 壱興さんと兄弟黒松を買ったということで、失礼ながら、この黒松を「渡辺くん」と呼ぶことにしました。いつか数十年後に見せ合いっこしてください。

 面白さで言ったらみさきさんも負けていませんでしたね。みさきさんのブログ(http://ameblo.jp/minibonsai-asobi/)の「東京のおみやげ」で紹介されているミニ地板。あれを選んでいる際の光景が忘れられません。みさきさんは次々と何個も選んで手に取っていきます。しかし壱興さんは1個だけ選びました。それを見てみさきさん、

 「壱興だから1個なの?」

 ......みさきさん、すぐ横の展示会場であれだけの数の鉢を使われている師匠に対して...!しかし何でしょう、この痛快感笑。

 さて、あとはこの杜松。2010_1107_151853-DSCF5847.JPG

 「木は古いんだけど、形はね、これ以上良くならないかな」って感じで言われましたが、

2010_1107_151943-DSCF5848.JPG

 ちょっとここのグニョ~ンってところがくやしいですね。聞くところによると、先代の大野さんは安い木を高く改作させる名人だったそうです。それは見事だったと。そんな話を思い出し、つい買ってしまいました。

 ちなみに、これが私の初杜松です。

2010_1107_152107-DSCF5852.JPG

 そして、以前から欲しかった姫雪ノ下を300円で見つけたのでいただいてきました。そのうちに新しく鉢を見立ててあげましょう。

 ところで...

2010_1106_144109-DSCF5841.JPG

 実は私も当たったのです...しかし、何かしっくりきませんねぇ。

 去年までハズレばかりで、今年初めて当たったと思ったら、皆さんのブログを拝見して、けっこうたくさん1000円券とか鉢とか当たってるじゃないですか~。

 これは秋雅展の陰謀?ばらまき?気になりますねぇ。私、性格悪いですか?

 私はこの1000円券を足しにして、1.5~2号サイズの小さな素焼鉢を40個!買って、その重さと疲労によろめきながら、今年の秋雅展を後にしたのでした。

 会場でお会いした方々、ありがとうございました。


日本小品盆栽協会東京支部 11月の例会のご案内

 11月21日(日)、日本小品盆栽協会東京支部の11月の例会があります。

  ★午後1時半より 「基礎コーナー」

 支部長より、盆栽の基礎を教わります。今回は「冬越しの準備と寒さ対策」について。

  ★午後3時より「教室」

テーマ 「松柏類、手入れのポイント」

講師: T屋氏

 今月の教室は、冬に向けた「松柏類、手入れのポイント」です。講師のT屋さんから杜松、真柏を中心に整枝、幹づくり、シャリづくり等を学びます。

 会場: 杉並区立永福和泉地域区民センター2階第3集会室(井の頭線・永福町駅下車、徒歩5分程)

 永福町駅の北側に「井の頭通り」が通っていますので、それを渡り、渡ったら右に歩いていきます。すぐに水道局がありますので、そこを左に曲がって下さい。会場は曲がってすぐの右手に見えます。不安な場合は駅に交番がありますので、そちらで確認してください。

 会員でない方の見学も歓迎しております(当日会費500円)。

 興味のある方、初心者の方、ご参加をお待ちしておりますので、お気軽にどうぞ。

 12月は例会に代えて12月23日上野グリーンクラブで交換会です。


第56回 清香会小品盆栽展 vol.2

 清香会の展示会の続きです。 

 日本小品盆栽協会副会長で、いつも東京支部の例会の教室の講師をしているT屋さんも展示をしていました。T屋さんも清香会の会員なのですか?なんだか、東京支部でお会いする方々の展示が数席あったりで、まだこの世界にうまくなじめていない私にはややこしい限りです。

 T屋さんは2席分展示しています。

2010_1106_114130-DSCF5779.JPG

 ちょっと斜めってますね、写真が。

2010_1106_113703-DSCF5766.JPG

 左側の席に寄ってみました。さらに左の樹から寄っていってみますか?

 2010_1106_113713-DSCF5767.JPG

 青つづらふじ。

 以前の東京支部の教室での鉢合せの話の際、樹の見所に対しての同系色の鉢の使い方というのをうかがいました。

 赤い実に対して青い鉢みたいな反対色に頼らず、同系色の濃淡で見所を引き立てる、ということを教わりました。

 会場で、この青つづらふじを見てその教室を思い出しました。実も鉢も、両方がとても引き立て合っていて、きれいだなぁと思いました。私の理解が間違っていたとしても、その時の感動はホンモノ。

 プライスレスです笑。

2010_1106_113821-DSCF5769.JPG

 真柏。

 本来私は真柏という樹が嫌いだったのです。子供の頃、よく生垣に使われていたビャクシンの青臭い匂いと、人を拒むかのようなあの佇まい(まあ、生垣ですから拒んで当然なのですが)に変な恐怖感があったせいです。

 それが今年の春あたりの展示会でT屋さんの真柏のひと鉢を見て、興味が出て来たんですね。真柏のイメージが変わりました。

 そして、また今回の真柏にもハートを撃ち抜かれました。

 上からしんぱく。

2010_1106_120959-DSCF5834.JPG

 横からしんぱく。

2010_1106_121020-DSCF5836.JPG

 鉢もステキです。何故か安定感を感じてしまいます。

 そしてその下に ティリメンキャドゥーラがあり、

2010_1106_113903-DSCF5771.JPG

 下段のからこぎ楓の流れを、

2010_1106_114002-DSCF5775.JPG

 屋久島いちごが受けると言えば良いのですか?

2010_1106_120850-DSCF5830.JPG

 専門用語はよくわかりません。

 そして、一番左のイボタちゃんと日高ミセバヤ。

2010_1106_114013-DSCF5776.JPG

 イボタちゃん、

2010_1106_114027-DSCF5777.JPG

 かわいっすねぇ...名前以外は。

 そしてもう一席、右側の方は、壱興さんのブログでもご紹介されていましたが、

2010_1106_114144-DSCF5780.JPG

 すっきりとした、あぁ、なんて言うのでしょう、この感じ。樹が凛として感じられます。

 左から、白イヌツゲ、五葉松、茅舎屋石、楓、ピラカンサス。

2010_1106_114151-DSCF5781.JPG

2010_1106_114210-DSCF5782.JPG

2010_1106_121158-DSCF5838.JPG

2010_1106_114253-DSCF5787.JPG

 お、この鉢、マメボンサイバチで見ましたね。

 そしてこの写真をとり終えたあたりで、私の背後から聞こえた「常滑」という言葉にピンと来て、振り向けば紳士的な男性と明るい表情の女性。このお二人が...と思いご挨拶してみると、まさにあの鉢作家、壱興さんとみさきさんでした。

 清香会のNさんを交えお話していただき、とてもうれしかったです。しかし初対面の挨拶は毎回緊張しますね。どもったり、舌を噛みそうになります。

 清香会会長のA藤さんも、横から

 「よかったねぇ~」

 と笑いかけてくれました。

 そんなこんなの初清香会展示会でした。


タグ:清香会

さよなら、クッキー

 先程実家の母から電話があり、実家の飼い犬のクッキーが死んだと連絡がありました。

 17年も生きましたよ。

 私が実家を出てすぐ家に来たので、私の代わりみたいな存在でしたね。

2010_1108_201140-DSCF5853.JPG

 若い頃のクッキー。当時私のお気に入りだったブーツを無理やり履かせてパシャリ。かわいいヤツでした。

 胸のあたりを触られるのが大好きでしたね。

 散歩にも連れて行きましたねぇ。

 色々な表情を思い出します。

 長生きして、家族が見ているところでそれほど苦しまずに死んだようで、いい死に方だったのかな。そう思いたいです。

 火葬して、骨は母の実家の敷地に埋められるそうです。

 厄介な家族を支えてくれてありがとよ、クッキー。

 ゆっくり休め。

 


第56回 清香会小品盆栽展 vol.1

 中野の新井薬師にて春と秋の年2回開かれるとの清香会小品盆栽展。先日の東京支部展の際お話をうかがい、今回初めて見に行って来ました。

 行ってみたら、それはそれは私好みの展示の数々。細くてかなり小さめの樹が主流です。

2010_1106_111305-DSCF5704.JPG

 稲とティリメンキャドゥーラ。

 上野で秋にやっている大きい盆栽の展示会があって、ここ数年毎年行っていますが、いつも入口のテーブルに稲の盆栽が、展示とは別の感じでさりげなく飾ってあり、私はそれがいたくお気に入りで、毎年、どこでタネになるモミ米が手に入るだろうか?玄米って芽が出るのだろうか?どれくらいの小ささまで実成りが可能なのかしら?と稲への思いをふくらませていたのでした。

 何故なら、基本全員イネ科好きの日本人、私の好感度アップが狙えるからです。

2010_1106_111842-DSCF5717.JPG

 サルスベリ。

2010_1106_111935-DSCF5719.JPG

 ティリメンキャドゥーラ。in 東福寺(マメボンサイバチ参照)?

2010_1106_111956-DSCF5720.JPG

 ヤマモミジ in 沐雨?(マメボンサイバチ参照)

2010_1106_112628-DSCF5742.JPG

 五葉松。

2010_1106_111447-DSCF5708.JPG

 ヤマモミジ。2010_1106_120740-DSCF5827.JPG

 まゆみ。

2010_1106_112901-DSCF5754.JPG

 つた。

2010_1106_111433-DSCF5707.JPG

 野ぶどう。

 席の数は少なめでも、私的には秋雅展より楽しい展示です。

 A藤さんの展示2席より。

2010_1106_115916-DSCF5794.JPG

 メギ

 ↑私、こういう素朴な樹、好きです。

2010_1106_115943-DSCF5796.JPG

 ピラカンサス

2010_1106_120036-DSCF5801.JPG

 イボタ/西洋カマツカ

2010_1106_113610-DSCF5762.JPG2010_1106_113622-DSCF5763.JPG

 ↑こんな風に、ヒョロ長真柏もありました。

 最初に会場へ恐る恐る入ると会場内のテーブルにA藤さん、T屋さんが見えて安心しました。知った顔があるというのは危険も伴いますが笑、なかなかいいものです。

 このお二人は同い年だった気がしますね。20代から会員だったはずです。私、よくわかりませんが、是好さんの時代の若手になるのですか?

 今はもう貫録プンプンな感じではありますが、若い頃は二人で会の行事のあれやこれやに奔走したんだとか。旅行先の宿をとったりしたそうですよ。樹に歴史があれば、人にも歴史があります。

 私が挨拶をするとT屋さんが、「噂をすれば来た来た、ちょうど話をしてたとこだよ」と口を切ります。何かと尋ねると、若い世代がいないということを話していたそうです。そりゃあ心配でしょう。入会して1年経っていない私が心配しているくらいですから。

 きっと技術や経験だけでなく、私が名前しか知らない過去の日本小品盆栽協会関係の有名人、中村是好さん、明官俊彦さん、佐野大助さん、今岡町直さんなどについての当時のエピソードも、多くを知ることがないまま...でしょうね。知りたいなぁ。

 さて次回は、T屋さんの展示などを載せてみようかと思います。


清香会の展示会とか秋雅展とか壱興さんとかみさきさんとか....

 今日は、午前に電車で10分ちょっとの中野で、お世話になっているA藤さんが会長の清香会さんの展示会を、午後からは再度上野で秋雅展を見て来ました。

 清香会さんの展示会は初めて見させていただいたのですが、ものすごく感動しました。濃いんです。後日記事にしようと思いますが、小さな盆栽が好きな方には是非一度見ていただきたい、おススメの展示会です。

 この展示会は、明日7日まで、中野区新井5-3-5、新井薬師大悲殿2階で、午前10時から午後4時半までやっています。日本小品盆栽協会のT屋さんをはじめ、東京支部の方も数名展示しています。

 だまされたと思って見に行って下さい。絶対に後悔はしません。もしも後悔したというのなら、私がドングリを差し上げます。

 「後悔しちゃったかぁ。じゃ、はい、どんぐりね」

 そして会場で、壱興さんとみさきさんにもお会いすることができました。素敵な方でしたよ。

 いろいろ書きたいのですが、今日はもう疲れてしまいました。今日のことは、来月あたりからポツリポツリと書き始めようかと思っています。

 毎日がこんなだったら早死にするだろうなあと思うくらい、心臓の鼓動が普段の数倍の数脈打った一日でした。

 


春嘉さんとアフリカで会う ~秋雅展~

 昨夜寝る直前に、明日の午後の仕事を誰かにお願いすれば、夕方までには秋雅展に行けるかも...という事が頭に浮かびました。予定では土曜日に行くつもりでしたが、きっと早いうちの方が良いでしょうし、こうひらめいたのも、きっと盆栽の神様の啓示ではないのかと、このひらめきはむしろ霊感、インスピレーションと言った方が的を得ているのではないかと、私の内なる魂が騒ぐのを感じたので、朝になって急いでその準備をし、仕事先の私の飼い主に、乙女のようにはにかんだ視線を向け、体をクネクネとゆすり、お願いしてみました。

 すると快く了解してくれたので、お礼にほっぺにチューをしてあげました。若干紅潮したその顔を背に急いで職場をあとにし、どうにか間に合う時間に上野へ向かうことができました。

 展示は土曜に見ると決めて売店の方をまわりました。というのも、若手鉢作家の中で人気実力共に1,2を争っているライバルの春嘉さんにご挨拶しておくのが今日の目的だったからです。

 どこにいるのかなぁと、いろいろお店の品を物色しながらまわっていると、ついに春嘉さんの名前が出たお店を発見。しかし、出店者の方が着ているはずの「慈愛の紫」のジャンパーをまとった人が見当たらないので、とりあえず並んでいる鉢の中からお持ち帰りする鉢を選んでみました。この時の私の目は、狩りをする野生の獅子の目と同じく、血に飢えた非情さに満ちて、ただ獲物一点だけを見詰めています。その先にしか生はないのです。それが「野性の掟」なのです。いつしか上野グリーンクラブは、弱肉強食、強い者だけが生き残るアフリカのサバンナと化していました。草の匂いを運ぶ乾いた風が私の飢えた体を吹き抜けて行くのを、肌で感じました。

 ふと、私の横に同じ血に飢えた生き物の気配...あ、春嘉さんでした笑。

 こうして私達はアフリカのサバンナで初の対面を済まし、野ウサギの肉をたき火で焼きながら酒を酌み交わしたのです。

 思っていたより普通の人だった、みたいなことを言われてしまいましたが、一体どんな人物像を想像していらしたのでしょうか?私は、残念なくらいに極度に右脳だけが発達してしまった感はありますが、それ以外はいたって普通、ただのナイーブなダメ人間です。敢えていえば、人よりほんの少しだけ思春期が長かった、というくらいでしょうか笑。

 さて、多少品物が残っていてくれたのでお買い物させてもらいました。

2010_1104_185253-DSCF5683.JPG

 こちら、なにやら必死のウサギです。相当必死です。身につまされるものがあります。

2010_1104_185321-DSCF5684.JPG

 あと、こんなのとか、

2010_1104_185650-DSCF5688.JPG

 こんなのも。良い色ですねぇ。早く使いたくなります。私の貧しい樹をやさしく受け入れて、その深い愛で包み込んでくれそうです。

 そして、まさかとは思いましたが、

2010_1104_185742-DSCF5689.JPG

 先日の春嘉さんのブログで製作過程が記事になっていた豆鉢。別名オモチャ。(http://ameblo.jp/bonsaibati-haruyosi/entry-10662157545.html#cbox

 まさか本当にいただけるとは思ってもいませんでした。やはり昨夜のひらめきは、盆栽の神様からの啓示であり、そのバイブレーションに感応した私の霊感だったのでしょう。そこに疑う隙はありません。

 盆栽の神様、そして春嘉さん、ありがとうございます。

 そして、できたら見ていただこうと、自作の鉢を数個持って来ていたのです。盆栽界でもシャイで有名な私なので、どうしようかと迷ったのですが、思い切ってお願いしました。そうしたら春嘉さんだけでなく、他の業者さんや、会場で紹介していただいた春嘉さんのブログの読者の方にも見ていただけて、盆栽大野さんには今さらながら名刺をいただく場面もあり、なんだかその一連の流れを自然に作った春嘉さんに、私にはない人間力みたいなものを感じました。自分の時代で鉢作りを仕事に出来ているのは「奇跡」だというようなことをおっしゃっていましたが、きっとそんな人柄あってのことなのでしょう。そう思いました。

 そんな中、大野さんの春嘉鉢大人買いを目撃したりもしました。いわゆる、ここからここまで全部ちょうだいっていうやつです。ああ、やっぱり今日のうちに来ておいて良かった。大人は何するかわかったものではありません。獲物を狙う私がエサにもなり得るのです。

 なにはともあれ、色々な方のお話を伺えて、とても刺激になりました。良い日でした。春嘉さん、相手していただいてありがとうございました。

 そうそう私、まだ展示を見ていないので、また土曜に上野へ行かなくちゃ。


スティル 手びねりング

2010_1103_185020-DSCF5665.JPG

 手びねりで作ったあと、ラップの刃で表面を気持ち悪くしてみました。横3センチくらいですね。

2010_1103_185059-DSCF5666.JPG

 なんだか原始的な装飾の印象です。

 作りはしたものの、釉鉢として想像する限り、出来上がりはそれほど面白くなさそうです。そんなことでくじけるような私ではありませんが、時は秋。なんだかため息が出ます。

2010_1103_201756-DSCF5675.JPG

 「まこと君、元気を出しな」

2010_1103_201617-DSCF5669.JPG

 「そうよ、まこっちゃん。しみったれてちゃダメよ」

 うん...わかったよ。

2010_1103_185249-DSCF5668.JPG

 ちょっと遊んで鉢裏にまたトンボを彫っておきましたとさ。