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迫る!来る!第34回東京支部展 小品盆栽フェスティバル!

 怪しい雲が湿った空気の中立ちこめていると思ったら、雷が鳴り出し、今、大粒の雨が降り出しました。 

 先日うちに届いた東京支部の例会の案内の宛名の下のスペースに、支部展の展示のお願いが書いてありました。

 今年の東京支部展は、9月17日(金)から19日(日)の3日間です。午前10時から午後4時半まで(最終日は4時まで)。

 場所に関しては、いろいろとありましたが、支部長他役員の方々のご尽力のおかげで、例年通り、上野グリーンクラブに落ち着きました。

 上野グリーンクラブは上野公園動物園のとなり。上野動物園の脇のご立派な高層マンションには芸能人のうんちゃらさんが住んでいて、その人の窓からは上野動物園が一望できるんだとか(うちからだって野良猫の散歩やカラスの行水が一望できますよ)。東京の一等地にある展示スペースなので、なかなか料金がお高いそうなのです。

 私も会の方から展示を勧められましたが、今回はお断りさせていただきました。とても飾れるようなものはありません。

 いろいろなやり方があるとは思いますが、やはり私も、ある程度のものをお店で買って、というのも楽しいのですが、やはり会のSさんと同じで、私も基本的に1から自分でじっくりと作っていくのが好きです。

 自分らしい展示と考えた時に、会の先輩方の丹精込めた木の中にあっても、いくつかは、若い木でも恥ずかしがらずに自分で1から作った木を並べたいと望んでいます。

 しかしそれにはちょっとまだ準備が間に合いません。展示数を確保するのに先輩方もなかなか大変なところもあるかとは思いますが、もう少し展示の方は待っていただきました。

 バンドは、練習スタジオでリハをしているだけではなかなか良いバンドになりません。ライブには練習以上の多くの経験が詰まっているので、リハとライブがしっかり噛み合いだすと、どんどんグルーヴが増してきます。

 盆栽会でいえば、実際はちょっと違いはしますが、展示会はバンドにとってのライブとかぶるようなところがあります。

 バンドでは、本当おおざっぱに言えば、曲をそろえ、リハで整え、ライブの曲順をイメージして本番に臨みます。なので本番を意識することによって練習スタジオの濃さも変わってきます。

 私がこの盆栽会に、初心者ながら入会させていただき、いつかは展示を、と意識し始めて、そこからやはり少々盆栽の遊び方も変わってきました。

 東京支部のSさんは、入会してから展示まで20年程かかったそうです。昔は先輩がたくさんいたので、Sさんの出番が来るまで少々時間がかかったのだとか。

 Sさんは、自分の好きな木を1から思うままに作っていたら、いざ展示となった時に、松柏がない!と気付いたんだとか。また、樹形も同じような感じのものが多く、飾るのに苦労があったそうです。

 私もこの1年で、興味の薄かった松柏類や、樹形のバリエーションについて、まだまだどうにもならないなりに、多少の意識が生まれたようです。それを考えると、まだ赤ちゃんプレイ中のバブーバブー言っている私ではありますが、会に入って、それだけでも成長出来たかな?と思えます。

 また、まずは9月の東京支部展を目標にと考え出すと、やはり9月に見てもらいたいものを意識し始めました。必要によっては、木にも9月の展示会に合わせてもらうため、何らかの工夫が必要な場合があるということも知りました。

 来年には展示できるのか、再来年になってしまうのか、まだ自分でもよくわからないのですが、なるべく早く展示会デビューしてみたいです。その際は、ご覧下さる方、どうぞおてやわらかに。厳しいお言葉は、赤ちゃん言葉でお願いします。

 「こんな展示じゃ、だめでちゅよ。なんでちゅか、この楓ちゃんわぁ?めっ!」

 さて、私は会期中、17日(金)は出席が難しそうですが、18日(土)は遊びに行きますし、19日(日)は、会場で係を受け持ちました。水やりの他は何をするのかよくわかりませんが、とりあえず、何かするようです。

 私はおそらく会場で、「盆栽樹種名ひとり尻とり」をやっていると思いますので、お気付きの方は、どうぞ横からひとり尻とりに参加してきて下さい。

 「クロマツ、ツルウメモドキ、キンズ、ズ...ズ......?」


グリル名人、誕生

 さて、昨日はオーブン粘土の試作品第1号を失敗し、私のプライドはボロボロになった訳ですが、実は昨日のうちにそのまま2号、3号と続けています。

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 まずは2号。こりもせずへのへのもへじです。

 成形では、削り出すのは難しいので、胴を作ったあとに、鉢裏に小さな粘土をくっつけて足を作ります。陶土と違い、接着面に傷を入れなくても問題なしですね。足用の粘土をつけたら針とかキリみたいなもので突いたり撫でつけたりすれば簡単にくっつきます。最後に針やキリなどを指で回しながら撫でつければある程度形も整います。

 胴の部分は、球体にした粘土に円柱状の棒で突きながら穴を開けていき、鉢底までの形を簡単に作り、今度は鉢を寝かせて棒を麺棒のように使って、側面を伸ばしていきます。

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 かなり弱火で、30分よりは長めで表裏とひっくり返して勝負です。魚焼きグリルの基本です。

 そろそろいいかな、という頃に取り出して冷ましてみましたが、固さが十分じゃないな、という感じ。

 使う分には問題なさそうでしたが、ものは試しでもう一度、今度は少し火を強めて再焼成です。

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 残念!最後の詰めで火加減を誤りました。溶けて少し潰れてしまいましたね。しかし確かな手ごたえです。

 かなり弱火でないとダメなようですね。焦りは禁物です。

 そして、火加減の目安として、鉢から出る水蒸気のような煙の量に注意です。この気体が多く出るようだと、すぐに溶けて潰れてしまいます。

 しかし、原料はプラスチックですから、凝視するあまりにこの気体を吸い込まないようにします。正体は知りませんが、おそらくロクなものではないでしょう。

 そして第3号、楕円プラ鉢の完成です。

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 見事な焼き加減です。固さも十分。

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 焼き上がった証拠に落款を撫でても消えません。

 いかがでしょうか。あとはおいしくいただくだけです。

 ごちそーさまでした。


タグ:鉢作り

日本小品盆栽協会東京支部 8月の例会のご案内

 8月8日(日)、日本小品盆栽協会東京支部の8月の例会があります。

 今月は「納涼展」です。Tさん欠席のため前回出来なかった「展示席の飾り方」を学びながら、夏飾りに挑戦するそうです。

 納涼展ということで、飾りを囲みながら飲み物とおつまみで楽しく過ごします。

 私も初めてですので、どんな感じなのか楽しみです。

 ★午後1時30分から4時まで「展示席の飾り方あれこれ」

 ★講師:Tさん

 ★会場は杉並区立永福和泉地域区民センター二階、第二集会室(井の頭線・永福町駅下車、徒歩5分程)です。

 永福町駅の北側に井の頭通りが通っていますので、それを渡り、渡ったら右に歩いていきます。すぐに水道局がありますので、そこを左に曲がって下さい。会場は曲がってすぐの右手に見えます。

 (駅の北側にすぐ交番がありますので、そこで案内を受けると良いかも知れません。)

 会員でない方の見学も歓迎しております(当日会費1000円;飲み物、おつまみ付)。

 興味のある方、初心者の方、ご参加をお待ちしておりますので、お気軽にどうぞ。

 9月の例会は、9月17日~19日、上野グリーンクラブにての東京支部展のため、お休みです。


オーブン粘土

 今日は雨降り。久々に涼しい日となりました。

 こんな涼しい気候を無駄にするわけにはいきません。窯に火を入れましょう。随分と注文の品がたまっています。

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 と、プロみたいに書き始めてみましたが、なんてことはありません。チラリと耳にしたオーブン粘土というものを、先日100均で見つけ、買ったはいいものの、手をつけずにいたのでした。

 この粘土、どうやらビニール、プラスチックみたいなものを原料にしていて、120度のオーブンで30分程焼くと出来上がりのようです。高級ビニールポットを作る感じですね。

 しかしうちにはオーブンなるものは存在しません。

 レンジではダメでしょう。

 困ったときには魚焼きグリルがあります。昔、鉢作りを始める前、ケト土を成形して、グリルで焼いたことがあります。もっともその鉢は、水をやる度に少しずつ泥水になって溶けていきましたが。

 さてこの粘土、普通の陶土とは、まあ当然ですが、質感が全然違います。

 普段の道具が普段のようには使えません。うまく削れません。薄い板で叩いてみても弾力があって、表面を整えられません。

 しかしやっていくと少しずつコツを掴んできました。コツを掴めばもうこっちのものです。陶土よりも楽チンです。

 しかし、陶土のように、触っていて心地良さがありません。むしろちょっと不快な触り心地。

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 とりあえず手びねりですね。ワンポイントで「へのへのもへじ」を入れておきました。

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 ビニールポットとはいえ、ハイクラスのビニールポットです。落款を入れておきます。一蒼さんから最初に教わった大切なことです。

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 これを120度で焼けば良いわけですね。窯に火を入れました。

 とりあえず弱めの中火で始めてみましょう。ちょくちょく様子を見ながら、試作品2号でも作っていきますか。

 火に入れて3~4分、ちょっと様子を見てみると、軽く焦げてますね。窯の温度を下げましょう。弱火にしてみます。

 さらに数分待ってみました。

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 焦げた梅干しみたいになってました。

 失敗は成功のもと。

 私はこの言葉をいつか信じてみたいと、それを支えに毎日頑張っております。 


タグ:鉢作り

夏に負けずに鉢作り

 暑いとなかなか鉢作りをする気になれませんが、せっかくの時間をいつものように世界平和を祈るだけで過ごしてしまうのはもったいないと思い、重い腰を上げ、今日は小鉢を作りました。

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 正方風の、隅入り風です。ちょうど親指にはまるくらいの大きさですね。

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 均等な厚さで薄く作れたかな、と思います。

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 こんな小さな鉢に細くて頼りない木を閉じ込めて、じっくりと育てたいです。

 そうそう、せっかく焼き締め用の土があるのだし、こんな形、大きさの焼き締めを成形してみようかしら。松柏の若いのをおさめたら楽しそうです。

 夢がふくらみます。


タグ:鉢作り

みなしご香丁木姉妹

 昨日は仕事場の仲間の送別会でした。

 辞めていった人は、東京の家を引き払い、ホームレスになって夫婦で旅に出ます。とりあえず北に向かうそうです。この子とはよくしゃべり、仲良くしていたので少し寂しくなります。

 なので、仲の良い友達と二人で幹事を務め、送別会を開いたのです。20人くらい集まりました。

 準備では、いろいろ気を揉むこともあったけれど、始まってみれば笑顔の絶えない会となり、皆で大笑いして、終わると皆、満足してくれていたようでした。安心しました。

 私、普段は朝がとても苦手ですが、お酒を呑んだ次の日は異様に早起きになります。今日は朝の5時に起きました。

 なのでとりあえず、棚のパトロールです。

 さて、今年の春に挿した香丁木が、同じビニールポットの中でモシャモシャになって絡み合っていたので、一度土から出して、別々のポットへ分けました。

 ついでに、要らない枝も今のうちから切っておきました。根はそのままです。

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 右向き左向き、一対の双幹になりました。

 この木の親は、梅雨明けの太陽にやられて、お星さまになってしまったようです。葉を落としたきり、まばたきひとつしません。

 しかしこの2株がその命を引き継ぎます。

 このみなしご姉妹は、きっと良い盆栽になるでしょう。5年後が楽しみです。 


タグ:香丁木

柑橘の夏、日本の夏。

 こちらは夜から雨が降って、涼しくなりました。

 夏といえば柑橘。日本人の8割がたはそう思うことでしょう。

 うちの柑橘にアゲハの卵が産みつけられたり、それが幼虫になっていたりすると投げ込まれる、アゲハの王国、アゲハランドには、カゴ一杯に、ダイダイと、ポンカンの実生苗があります。

 ダイダイは、実生してわかったのですが、葉っぱが大きめで、葉柄に付く小さな葉(翼葉)も大きいので、ちょっとブサイク。しかし、ポンカンはというと、翼葉がほとんどなく、スマートな葉っぱ。なかなか可愛らしいのです。

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 ちょっと写真がボケちゃいましたが、アゲハの幼虫に葉刈りされ、葉がまた生えそろってきました。毎年葉っぱを食べられるせいか、節間が良い感じに詰まっています。この株はやさしい感じになりそうなので、針金を掛けておきました。

 本来はもう少し葉も大きくなるのだと思いますが、うちのポンカンは、私の威厳に委縮して、あまり大きくなりません。

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 可愛いヤツです。

 この大きさのまま実を付けさせようなんて無謀なことを夢見たりはしませんが、良さげな木は、ちょっと形を整えていきましょうか。

 と言っても、残念ながら、アゲハの餌になる役目は変わらないのですが。大丈夫。葉を食べられても枯れはしません。

 と、ふとキンカンの鉢植えに私は何かを感じ取りました。

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 ただの実生キンカンの鉢植えです。確か5年程前にタネをまいたものです。まだ盆栽に興味を持つ前です。

 2年前に1個だけ実をつけました。柑橘で最も開花の早いマメキンカン(キンズ)で実生後2年で開花とか。実生3年程で実を付けるのは早過ぎる気がしました。

 柑橘類には幼樹開花というものがあるそうで、実生1年生苗が開花することもあるようで、もっとも幼樹開花のあとはその後10年は開花しないのが普通だとか。

 うちで1個だけ実をつけたのもまあ、そのへんの関係かなと、思っていました。

 そして去年は花を咲かせませんでした。

 しかし...今年はなんだかたくさん咲くような予感がするのです。私の思い違いでしょうか。何だか感じるのです。キンカンの魂の叫びを。私のハートにジンジン響いてくるのです。

 あまり大きなことを言って咲かなかったら恥ずかしいのですが、うーん、やはり何だか感じてしまうんです。

 この予感が当たりかはずれか、夏の終わりにはわかることでしょう。


タグ:柑橘

季刊 「芽」 五葉松特集

 うちの五葉松実生2年目。

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 とりあえず元気です。ゆっくり成長していて、いささか退屈ではありますが。

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 こちらは生意気にも枝を作っています。枝分かれしているのはこの株だけのようです。

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 こちらは葉が細く、短めで、一番上品なやつです。

 少しずつ個性を出してきているようです。

 しかしながら、相当成長が遅いようですが、私がこの五葉松をうっとり眺められるようになるのは何年先になるのでしょうか。

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 さて、ひと月前に作った苔玉。マユ型です。ハイゴケでない、色が鮮やかな苔を一部に移植して、自然に増えていってもらう形で作りましたが、調子は良好です。苔も草(ツワブキ)も元気そうです。

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 こちらはミズゴケなしのものです。まだ苔がそれほど育っておらず、写真で見るとただのケト土ですね。ユキノシタは元気ですので、あとは苔の頑張り次第です。

 五葉松の実生と苔玉を比べると、時間軸がかなり違うようですね。まあ、それぞれのテンポでしっかり育って下さいませ。


暑中お見舞い申し上げます。

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 あまりの暑さに、私の脳みそがおかしくなってしまったようです。


ちょっと目を閉じ、反省会。

 さて、日差し対策も済み、ある程度は安心して外出できるようになりました。毎日暑いですね。

 今年はどうも、梅雨が明けるタイミングで木をたくさん弱らしてしまったようです。

 太陽に不意を突かれたとでも言いましょうか。

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 カラマツも半分が枯れ松になってしまったので、切り落としておきました。ずいぶんと寂しくなったものです。

 梅雨の最中、雲の向こうに強烈な太陽を感じていて、この雲がなくなったらヤバイと思っていたにもかかわらず、数鉢かの木を弱らせたのは残念です。来年は梅雨明けに注意します。

 罰として、私は今日、水を一滴も口にしません。

 飲むヨーグルトだけしか飲みません。 


タグ:カラマツ

本当に忙しかった連休最終日。

 さて、連休最終日を忙しく駆け抜けました。

 まず、今年は鉢の数も増え、また小さな鉢もたくさん使っているので、日差し対策の再確認です。

 今までは、西日を遮るまででしたが、ここ数日の棚の感じから、真上からの日差しも遮らないと危ないという結論に達し、ホームセンターですだれを買ってきました。

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 日差し対策としては、これで精一杯です。どうにか家に戻るまで乾きませんように。

 ついでにホームセンターでクリップライトを買っておきました。鉢作りをやっていると、天井の電気だけでは見えにくいのです。

 昨日は手びねり風六角を作りました。

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 ゆるーい六角です。

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 手で作ったあと、内側は少し掻きベラで調整しました。

 そして今日は、これです。

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 シンプルですね。こんなのを一度作ってみたかったのです。この大きさでこの形、なかなか便利な気がするのです。

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 ちゃんと土留も作っておきました。

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 だんだん「言(ごんべん)」も書き慣れてきました。

 夜になって、実生モミジ3年生たちを観察しました。

 太くなる木と細いままの木が、はっきり分かれてきてますね。

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 こいつはどんどん太っていっているものです。

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 節間は、わけがわからないながらも、どうにか短く抑えてこれました。しかし、針金の跡が残ってしまいましたね。

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 根も八方とはいきませんが、四、五方くらいにはなっています。

 これからがちょっとだけ楽しみになってきました。

 ああ、忙しい1日だった!  

 


姫サルスベリは横を向く

 去年、姫サルスベリという木が気になっていました。丁度展示会の売店で見つけたので、木自体はちょっと扱いにくい樹形をしていましたが、どうにかなるだろうと、買ってきました。

 しかし、海のように豊かな私のイマジネーションをもってしても、全くどういじくって良いものか、ひらめきかねる形だったので、今年の春、植え替えついでにバラバラにして挿しまくってしまいました。

 そして今日、挿した中でも完全放置組の姫サルスベリがツボミをつけているのに気が付きました。

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 さて、どんな花が咲くのでしょうか?花が咲けば嬉しいものです。「いや、根っこの方が好きだ」などと、斜に構えるのはやめましょう。

 この姫サルスベリという木、なんだか自分で上に伸びてくれません。

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 横へ横へと進んでいきます。何が楽しくてそんなに横へ進みたがるのでしょうか。

 固くなる前に針金を掛けて形を作らないと、みんな横へ横への樹形になってしまいかねません。

 「これで花がたいしたことなかったら承知しないよ!」

 ハサミの音をヒステリックにチョキチョキとさせながら、こう木に向かって吐き捨ててやります。

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 関係ありませんが、実生赤松の3年目をただまとめて植えてあるだけの鉢です。4人集まると葉が随分と小さくなっています。ほぼ液肥だけで生きてきました。かなり貧相ですが、私はこの赤松を見ていると、何だか妙に落ち着きます。

 この気持ち、わかってもらえるでしょうか?


夏の太陽とサルスベリ

 いよいよ本格的に夏に突入のようです。日差しが皮膚を突き抜けて、私の魂を焦がします。

 朝の水やりも、今まで以上に神経を使います。今年は随分と小さな鉢が増えました。ここ数日で、富士ブナ、一才サワフタギ、姫ザクロ、土佐水木...水切れの症状が出ています。悲しい葉っぱになっていました。注意しないといけません。

 昨日も朝の水やりに棚へ行くと、せっかくツボミが付いたサルスベリの先端が少し垂れ下がっていました。

 ひゃあ!と悲鳴をあげて、急いで水やりです。

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 どうですか、こんなに小さな鉢で花を咲かせたら、また名人の肩書きがひとつ増えてしまいますね。私は皆からサルスベリ名人と呼ばれてしまいます。自分の才能が怖くてたまらないです。

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 しかし、5ミリ程のかなり細い幹ですし、全部のツボミを咲かせたら来年がちょっと心配です。

 街なかのサルスベリはもう花を咲かせていますね。長く咲かせているから百日紅とも言います。英語圏では、モンキースリップ(monkey slip)という名前が付いています。

 さて、これからこの木を水切れさせないように、毎日がヒヤヒヤです。日差しが好きだけど乾かしたらいけない、というこのモヤモヤ感、気持ち悪くて仕方ありません。そろそろ針金も取らないといけませんね。

 ところで、先程の「モンキースリップ」という名前ですが、私、ウソをつきました。思いつきを言っただけです。

 しかしわかってください。私が悪いのではありません。

 夏の太陽のせいです。


タグ:サルスベリ

我が家に樹齢20年の真柏が来ました。

 先日11日の東京支部の例会では、いつも講師をしていただいているTさんが都合が合わず、急きょ、Aさんに教室の講師をしていただきました。

 Aさんは、イチョウ名人で、また、杜松名人でもあるそうで、さらにクチナシに関しても名人で、つまりは盆栽気違いです。親の顔が見てみたくなるほどです。

 今回はたまたま例会後の交換会用に持って来ていたクチナシを使って、クチナシについて話していただきました。

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 内容の濃さに、私だけでなく、会の先輩方も満足の様子です。

 さて、Aさんのテーブルの上に、教室では使われなかった真柏がありました。教室後に写真を撮らせていただきました。

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 素朴な、私好みの木です。私は、ケバい真柏が苦手です。

 するとAさん、

 「あなた好みの木かと思って、交換会用に持って来たんだよ」

 と私に言いました。ズバリ、読まれていたようです。

 さすがに名人ともなると、観察力が冴えています。そのうちに私が新しい恋に落ちたりすると、

 「あなた、恋をしているね」

 とか言われてしまうのですね。そこで私は照れながら、

 「違いますよぉ~!ただの友達で、やさしい人だなぁって思っているだけで、そんなんじゃないですよぉ~!」

 と、体をモジモジさせながら恥ずかしがるんです。ふふ。楽しいですねぇ。

 例会後の交換会では、普段は優しい微笑が似合う私も、鬼の形相で先輩方を蹴散らし、先の真柏を手に入れました。

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 家に帰って水をかけてあげると、右のジンが幹から離れていきました。どうやらこのジンは、乾きのバロメーターのようです。

 若い木ばかりのうちの棚に、樹齢20年の真柏が来ました。我が家の盆栽村の長老として、若い木々の相談にのってくれたら助かります。


からまっちゃん、死なんといてな?な?

 この前11日の日曜日は、東京支部の例会でした。

 今回からは時間に余裕を持って準備をして出掛け、早めに着いて、席の最前列を奪うと決めていました。

 しかし出発の時間も迫った頃に、この日はこのブログで知り合ったotamaさんがわざわざ例会に遊びに来ていただけるとのことなので、何かお土産を持って行こうなどと考え始め、棚の前をウロウロとする私。まこと君、君はいつもそうやって遅刻するね。

 何を持って行くかに悩み、しばらくの後、今年開花を確認したコウライネムの挿し木苗に決定。

 とその時、私の目に、すっかり芽が伸びたワシャワシャのカラマツのポット苗が目に入りました。

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 ...この苗を持って行って、伸びた芽を切るタイミングなんかを支部長に聞いてみようかな...

 完全に私の悪いクセが始まってしまいました。そのカラマツを入れるものがなく、あっちこっち探し始めます。しかし良いものが見つからず、時計を見たら、もう時間はギリギリ。カラマツを持って行くのは諦めました。

 そんな自分にあきれ果てながら例会始まりのギリギリに到着しましたが、会の先輩が、良い席を用意してくれました。今回はめでたく、じっくりとお話が聞けましたよ。

 そしてさらに、支部長が基礎コーナーのために用意した木を見ると、うちのカラマツと同じように芽が伸びたカラマツのポットがありました!

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 支部長が、東京支部の「春の親睦会」で安藤農園に行った際に買ったカラマツを持って来てくださっていたのですよ。テレパシーって、あるんですねぇ。昔から支部長とは、何か特別な深いものでつながっていると思っていたのです。言ってみれば、私と支部長とは根連なりなのです。

 カラマツは、今の時期に、伸びた芽の元の方に出来た新しい芽を残して切って良いそうです。家に帰って、早速やってみました。

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 すっきりしましたねぇ。さて、カラマツは針金が嫌いなんだとか。ハサミで勝負ですね。私はこのカラマツをどんな樹形にしていきましょうか。

 那須高原のカラマツはまっすぐ伸びているものが多く、富士山のカラマツは、厳しい環境で、地を這うように伸びているそうです。

 このままでは味気ないので、徐々に樹形を作っていきましょう。

 蝦夷松も難しいらしいですが、カラマツもなかなか繊細な木らしく、何年も育てたある日、急にダメになったりするんだとか。だから「枯れ松」というあだ名を付けられてしまいます。そう聞くと、燃えてきますねぇ。

 笑...

 笑...

 うっとり...

 皆から「カラマツ名人のまこちゃん」と呼ばれる場面を想像していました。なかにはカラマコちゃんとか言ってくる人もいたりしまして、じつに照れますね。いえいえ想像ですけど。

 また今度カラマツを見かけたら手に入れておきましょう。どうやらカラマツとは、長い付き合いになりそうです。


「支部だより」

 うぅーん、困りました。

 日本小品盆栽協会では年に2回、計2冊の「小品盆栽」という冊子を会員に配っています。

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 1冊は、上野の名品展の写真を中心とした内容で、もう1冊は、各支部の方が、いろいろ記事を書くのですね。会の方のお宅訪問をして、棚の様子を報告する記事など、いくつかのテーマに沿って書くわけですねぇ...。

 何をそんなに困っているかって、入会して7カ月の私が、上の写真ほどの量の冊子を持っていることから、勘の良い方は察しているのではないでしょうか?

 記事の中に、「支部だより」というコーナーがあります。その年の各支部の行事、活動などを記事にするんですね。それを今年は私が書くことになってしまったのです。

 もちろん私も自分で了解したわけで、「なってしまった」なんて言うのは男らしくありませんが、今から多少、気が重いのです。

 参考にと、会の方から過去の冊子をたくさんいただいたのですが、他の方が書くような大人の文章を書ける自信がありません。いい加減な人生を送ってきたしわ寄せが、こんなところに表れてきました...

 いっそのこと、絵文字でも使ってしまいましょうか?...いいえ、普段でさえつかいません。

 五・七・五にまとめてみる.....怒られます。

 日本昔話風の語り口で.... 

 はぁ...困りました。皆さんのような大人の文章を書けないのなら、やはり、自分が書けるように書くしかないのでしょう。社会を知らない、盆栽のこともよくわかっていない自分なりのものを。どうせなら、楽しく書きたいですし。

 締め切りはまだ先です。さて、それまでしばらくは忘れてしまいましょう!


696-3号

 今日もひとつだけ、手ロクロで作りました。

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 シンプルな形にしてみました。そして、普段よりも少しとんがった印象でしょうか。

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 作り方を変えてから、作業がかなりスムーズになりました。このままでは私、盆栽名人だけでなしに、ロクロ名人にもなってしまいます。大きな声では言えませんが、自分の溢れんばかりの才能が怖いです。

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 今回は鉢裏にまあまあのスペースがあったのですが、落款は「言(ごんべん)」にしておきました。

 昔から気になっていたのですが、プロの鉢作家さん、夏はどんな環境で粘土をいじくっているのでしょうか?エアコンはかけるのでしょうか?窓を開けておくのでしょうか、閉めておくのでしょうか?これからますます暑くなっていきますが、暑いからといって風を当てていたらすぐに乾いてしまうはずです。

 気になります。

 鉢作りを始めて初めての夏を、私は風のように走り抜けていきます。近寄ると乾くので気を付けてください。


ロクロで小鉢を作る(696-2号)

 今日もソリソリと、ロクロ成形です。

 スピードは遅いですが、やっと手回しのロクロできれいな円を描けるようになってきました。

 横3センチ、足を含めた高さが1.5センチくらいです。

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 なかなか薄作りで作れたと思います。なるべく多く土は入れたいですから。

 胴に刻んだラインは...注意されるかも知れませんね。

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 釉鉢は表面をある程度なめらかにしておかないといけないと、言われています。これでも少し紙やすりで撫でつけたんですけどねぇ...線が細いので、まだ粗いようです。ダメな生徒です。このまま焼くと、どんな感じになるんでしょうか?

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 足はちょっと変わった風にしておきました。落款は、相変わらずの「言」(ごんべん)です。「誠」みたいに画数が多い字はおさまりません。言葉が成就して「誠」なら、「成」が抜けたら、口から出まかせです。

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 うん、細かいところは抜きにして、使いやすそうな形ではないでしょうか。根のおさまりが良さそうです。

 さて、この鉢と同時進行の696-3号も頑張ります。


タグ:鉢作り

お尻から...

 ずっと放置したままの屋久島サンキライ。

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 ん?

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 お尻から何か出てきました。


サルスベリ実験室

 去年の秋の東京支部展で、百樹園の西本さんのところで小さなサルスベリを買いました。西本さんは東京支部発足からの会員らしいです。東京支部発足が1977年...私が可愛い可愛い3才の頃ですね。

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 前回の東京支部の基礎講座で、サルスベリの開花について教わりましたが、かい摘んで話すと、原肥無しの状態で、春から液肥だけで育て、6月下旬に置き肥をすると、葉の色が濃くなってきて、新梢が伸び出し、だいたい置き肥から1カ月程で開花に至る、とのことでした。

 今年は私、植え替えの際に、別にたいした理由はないのですが、いつも原肥として入れているマグァンプを入れず、一部を除いて、ALAちゃんでおなじみの液肥、ペンタガーデンを週1回だけで6月まできました。なんでもALAという成分が光合成を活発にさせるとか。

 このサルスベリも液肥だけで6月まできました。あんまりに枝を伸ばさないので6月に入ってからマグァンプを数粒だけのせた感じですが、まあ、ほぼ液肥だけできたと言ってよいでしょう。丁度良い実験台です。

 支部長の言うように6月末に置き肥をのせてみました。肥料はプロミックです(...このプロミック、もうひとまわり小さなものがあるそうなのですが、お店で売っていません。もっと小さいのが欲しいです)。

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 おぉ、伸びてきましたねぇ。

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 新しい芽が伸びてきました。うまくいけば、8月の初めには開花ですね。

 しかし、この木を売っていた西本さん、確か、紫の花が咲くよ、と言っていましたが、果たしてこの木、随分頼りないですが、もちろんそこが気に入って私も買ったわけですが、開花樹齢に達しているのでしょうか。紫の花が咲くとは言われても、挿し穂を取った親木の花が紫だっていうだけかも知れませんし。

 ううん、でもこの木、私は実生な気がするんだよなぁ。実生苗をずっとこの小さな鉢に閉じ込めていたっていう匂いがプンプンするんだよなぁ。実生の木の匂いには私、敏感なんだよなぁ笑。

 まあ、考えても始まりません。とりあえず、水切れだけは気を付けましょう。

 左のリンクから、支部長のホームページ「小品盆栽双紙」へ行けます。更新されたようですね。毎月更新の予定だそうです。サルスベリのことも書いてあります。興味のある方、ご覧ください。


タグ:サルスベリ

トラブルも ひらりとかわし 鉢作り

 今日はロクロで鉢作りを始めました。

 今までは粘土が湿った状態で成形を始めましたが、今回から、ある程度乾かしてから成形します。

 そもそも私、手回しロクロを回しながら、手でなく、掻きベラなどの道具で成形しています。乾いていた方がやりやすいことに、何故気が付かなかったのでしょう。

 今までは、湿った粘土を掻きベラでザックリと成形して、ロクロからはずし、乾かしてからまた、粘土のかけらでロクロに固定して仕上げるという、面倒な作業でした。

 今回はロクロに粘土の塔を作って、この段階である程度乾燥させました。このまま鉢の外と内を削ってしまいます。

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 ちょっと胴に道具をあてて、線を入れてみました。

 削りが内も外も終わったら、足のところから切り離します。

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 あとは足の内側を削って、足の形を仕上げれば完成!ちょっと粘土が乾き過ぎたので、いつものように生地の薄く、柔らかい布を濡らして、キツク絞って、しばらくの間ふんわりと包んでおきました。

 しばらく盆栽棚のパトロールです。うん、異常なし。

 さて、ちょうど良い湿り具合。作業再開!と思ったら、あらあら、手が当たって、柔らかくなった粘土が、飾りで付けた溝に沿って切れてしまいました。頑張って薄くし過ぎたようです。

 そのまま作り上げることは出来ましたが、おかげで、予定より随分と薄い鉢になってしまいました。コイン鉢です。

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 縦1センチ、横2.5センチ。高さの半分は足です。この大きさでこの薄さでは誰も欲しがらないでしょう。万が一根が鉢に収まっても、棚に置いておくのが不安です。

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 まったく思うようにいかないものです。

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 でも、ま、いいでしょう。全て自分の思うように人生が進んでいたら、きっとロクな死に方をしなかったでしょうし。盆栽や鉢作りの楽しさも知らなかったことでしょう。

 今回は、形が崩れながらもよく頑張りました、まこと君。

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 鉢作りを再開して、やっと10個作りました。以前よりしっかり作ろうとしているため、ペースが遅いです...が、少しずつ掴んできている感覚はあります。


タグ:鉢作り

アゲハと私の奇妙な関係

 毎年のことですが、うちの柑橘類にはこの時期、アゲハの幼虫がまとわりついて、忙しそうに葉を食べてたかと思ったら急に動かなくなったりと、やりたい放題です。

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 私も、好き放題やってOKの柑橘苗をひとカゴ用意していて、幼虫や卵はそのカゴの中に放り投げているので、別にかまわないのですが、食べちゃダメな木には近寄らせません。

 アゲハというのは私がいようとおかまいなしに、至近距離を飛んで、産卵お目当ての木に近寄ってくるので、1度や2度追っ払っただけじゃ諦めません。トイレ限界ギリギリの人みたいに強引です。

 私もそれをわかったうえで、4リットル圧力式噴霧器(水やりで使っています)の圧力をシュポシュポとマックスにして、アゲハめがけて発射します。

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 この木も柑橘類ですが、数年前に、柑橘でホウキ立ちを作る!というふざけた試みをしていた木です。今年はアゲハの幼虫に葉刈りをやっておいてもらいました。

 この幼虫たち、もういいだろうというところまで葉を食べると、どこかへ消えます。サナギになる場所を探しにいくのでしょう。

 さんざんやらかして、たくさんの糞も掃除させてるんだから、サナギから蝶になる姿くらい見せて、私を感動させてくれてもいいようなものを、シャイというかケチというか、どこかに消えていくだけです。愛嬌のない奴等です。

 今日も畜圧式の噴霧器をマックスにして、ふわりふわりと近寄るアゲハをロックオン。その憂さを晴らします。


タグ:柑橘類

私、君等との距離感がつかめません。

 丈夫そうで、繊細そうで、イマイチどう扱って良いものだかわからない松柏。何するにしても勢いでは手が出せず、彼等との距離感が掴めません。

 なので、観察がメインになってしまいます。

 最近動きがあります。春から伸びた芽が固まった先に、さらに芽が伸びてきています。

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 こちら、普通の蝦夷松。黄緑の芽が出ています。手つかずのまま育てられたまっすぐの素材でしたので、枝はニョーンと伸び放題。幹にだけ針金を掛けて、将来の土台を作っている感じです。私の育て方が良いのか、ほっぽらかしにしているのが良いのか、寒さにも暑さにも弱いという蝦夷松ですが、とても元気そうです。

 おかげで、買った時に伸びていた枝よりも、うちに来てから伸びた枝先の方が少し太くなってしまいました。

 伸びた枝の元から新しい芽があちこちに出るので、伸びてしまった枝はそのうちに全て切ってしまって、新しい芽の方を育てていけば良いかなぁと、わからないなりに考えています。

 蝦夷松は挿し木ができるとあったので、時期が良いのかは知りませんが、枝を数本、幹から少し枝先寄りのあたりで切って、挿し木してみました。

 前年葉が多少残っている枝は、前年葉を少し残して切ってみました。意味はありませんが、そこから芽が吹くか試してみたかったもので。

 今年の春に買った八房の蝦夷松も順調に育っているようです。

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 こちらも春に伸びた芽が固まって、また新しく芽を吹いています。

 この木はまだポットから出したことがないので、気持ち悪くて仕方ありません。土の中がどんなになっているのかがわからないので手が出せません。かといって、時期外れによく知らない木の身ぐるみを剥がすのは紳士的じゃありません。ものごとには順序というものがあります。また、相手の気持ちも大切です。

 以前、友達と山に遊びに行った時に、何の木だかはわからないながらも、記念に持ち帰った1年生の芽があるんですが、おそらくモミの木かと思うのですが、もう3年目くらいでしょうか、こちらも良い調子。

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 やはり新しい芽がちらほら動いています。

 カラマツに関しては、ちょっと放っておいたら、随分と芽が伸びてしまいました。

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 ちゃんと定期的に肥料をあげているわけでもないのに、まあまあみなさん元気そうで。

 おめでたい奴等です。


ロウヤ鉢

 もうひとつだけ遊び鉢を作りました。牢屋みたいなので、ロウヤ鉢です。

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 こんなフザけたような鉢は、作っていて、とても楽しく、また疲れもしません。そして、手が込んでいて大変そうと思うかもしれませんが、長方や楕円なんかより全然、気を使わない分、楽チンです。

 難しいのは鉢の内側を削る時ですね。今どのくらいの薄さになっているのかが掴みにくいです。指で計れない分、削る時の、粘土が擦れる感覚と、あとは目で見た感じが頼りです。

 さて、仮に割れずに焼き上がったとしても、相当扱いに困る鉢になることでしょうね。どんな木を植えればいいものか、想像もつきません。

 じっと見つめて考えていたら、マクドナルドに行きたくなってしまいました。

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 もう十分遊んだので、これから久々に、ロクロを回します。今回はちょっと作り方を変えてみようと計画していた壮大なプランがあります。誰もが涙するドラマティックな展開になることでしょう。


タグ:鉢作り

ヘアーバンドの屈辱。

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 長い髪をゴムで留めているうちの実生梅。今年がまだ2年目です。鉢は自作鉢。お気に入りです。

 春から何度も芽をつんでいるのですが、またすぐ芽を伸ばしてきてしまいます。いい加減キリがないので、しばらくゴムで留めておくことにしたのです。その屈辱に多少勢いが止まるかな、と思いまして。

 この実生梅の親はどんな木だったのか、記しておくのを忘れてしまい、今となってはもうわかりませんが、他の実生梅とは違い、かなり細い枝が、枝数多く出てきます。

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 どうせ開花は10年20年、ヘタしたら30年も先です。急ぐことはないでしょう。花芽分化も気にする必要、なし。

 時間があるときにでも、また剪定しておきます。

ちなみにこの梅、かなりの確率で挿し木が成功します。今年2月末に挿した分もすべて発根を確認しました。発根した根の量も、頼もしいくらいにたくさんです。


タグ:実生梅
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