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日本小品盆栽協会東京支部 7月の例会のご案内

 7月11日(日)、日本小品盆栽協会東京支部の7月の例会があります。

 ★午後1時30分から「基礎コーナー

講師:支部長

内容:葉刈り、芽摘み、針金外し、肥料など、夏場に出来ること

 ★午後3時から「教室

講師:Tさん

内容:展示席の飾り方あれこれ

 会場は杉並区立永福和泉地域区民センター3階工芸室(井の頭線・永福町駅下車、徒歩5分程)です。

 永福町駅の北側に井の頭通りが通っていますので、それを渡り、渡ったら右に歩いていきます。すぐに水道局がありますので、そこを左に曲がって下さい。会場は曲がってすぐの右手に見えます。

 会員でない方の見学も歓迎しております(当日会費500円)。

 興味のある方、初心者の方、ご参加をお待ちしておりますので、お気軽にどうぞ。

 8月の例会は、8月8日(日)です。


「焼いてもらうべきか、焼いてもらわぬべきか...それが問題だ」 まこレット。

 ちょっと粘土で遊んでみました。

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 斜めから見ると、

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 こんな感じです。

 縦、横2センチ程度ですので、鉢裏には当然たいしたスペースがあるわけでもなく、針の先で頑張って、「言」(ごんべん)の落款だけ入れておきました。

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 粗い作りではありますが、こういった遊び鉢は作っていて楽しいです。こんな鉢ですので、当然大きさの割に土が入りませんよ。木を植えてどうなのかということはたいして考えていません。作るのが楽しいかどうかで作っていますから。

 何も考えずに削っていると、時々考えもしますが、内なる我が魂に、「うるさーい!ごちゃごちゃいうなー!」と叫んでかきけします。

 出来上がった鉢が良いものになろうが、悪いものになろうが、楽しく作って、作る過程のその勢いを自分の中に貯蔵するのです。その力はきっとすぐ、私の役に立つでしょう。

 と、わかったようなことを言ってはみましたが、こういう鉢、一蒼さんに焼いてもらうのに気が重いのです。きっと仕事しにくいんだろうなぁ...と気を使ってしまいます。手間がかかりそうだし、うまく焼けなかったら焼く一蒼さんだって気分悪いでしょうし。またダメ出しされちゃうんだろうなぁって。

 焼いてもらうか、とりあえずうちで眠っていてもらうか...釉をほどこし焼く作業を知らない分、余計に気を使ってしまいます。

 うぅん、どうしたものか...とりあえず、

 「知ーらない!」

 と、作りためた鉢の中にまぎれ込ませておきました。


タグ:鉢作り

今夜のご飯はコろっケ玉

 さて、先日東京支部の例会でいただいたツワブキと、うちにあった、これまたもらいものの(普通の)ユキノシタの伸びたランナーからとった小さな葉のユキノシタを使って、数年振りに苔玉を作ってみました。

 昔作った時は失敗しましたが、今はもう盆栽名人の名を欲しいままにしている私ですので、失敗は許されません。

 用土にはケト土をメインに、赤玉土と富士砂の細粒を少々と、隠し味に炭化鶏フンを少々混ぜておきました。

 根をこの用土で包んで好きな形にして、細かく刻んでおいたミズゴケを、ちょうどコロッケにパン粉をまぶすようにして第2層を作ります。

 もう、お料理気分です。

 ミズゴケが落ち着かないようなら少し水を足しましょう。今回は小さめの苔玉を目指しますので、パン粉は、じゃなかった、ミズゴケは薄くまぶしておきました。

 ここまでできたらそれを糸でぐるぐる巻いて、ミズゴケを固定します。

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 こんな感じになりました。これにハイゴケでも巻きつけて、また糸で固定しておけば良いのでしょうが、せっかくですので、苔の力を見物させてもらいましょう。棚を物色して、一番鮮やかな黄緑の苔を少しだけのせて、時間をかけて自分で増えて覆っていってもらいます。

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 1センチから3センチちょっとのサイズを数個作っておきました。一番小さなものはミズゴケなしです。苔玉といっても、葉巻型、サイコロ型など形は好きに作ってしまいました。あ、一番右のは具ナシの、プレーンの苔玉です。

 あとはこれを180度の油の中に入れて、きれいなキツネ色になるまで揚げればツワブキとユキノシタのコロッケの完成です。

 まいう~。


姫ザクロにハサミを入れていたら、カマキリと目が合う。「敵?仲間?」

 ものすごい湿度で、私も体から発根してきそうです。

 しかしそこは堪えて、今日は伸びに伸びた姫ザクロの枝を剪定しておきました。今年伸びた分も、すっかり固くなってます。

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 実生から育てました。よく伸びましたね。元気そうです。去年よりもたくさんツボミをつけました。

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 せっかくなので、1個だけツボミを残しておきました。ザクロは、ふっくらとしたツボミが結実しやすいようですね。

 軽く針金を掛けておきました。 

 ちなみにこの木の樹幹部では、左から右へ、かなり強い風が吹いているようです。

 ....上の方をどうしていくかで思案中です。

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 こちらも元気、伸びました。ツボミもたくさん付きました。

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 枝がまあまあ間延びしてしまっているので、この先強剪定を考えたりもしていますが、とりあえず、今はこんな感じで涼しげに。左の枝だけ針金を掛け、幹に寄せてみました。

 私の華麗なハサミさばきに仲間意識を感じたのでしょうか、ついこの間芽を摘んだばかりなのにすっかり伸びてしまった庭梅にハサミを入れようとしたら、そこにカマキリの子供がいました。

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 目が合いました。

 棚にカマキリがいてくれたらヤバイ虫を食べてくれて、助かるのになぁ...と、よく考えていました。ついにうちの棚もカマキリが来るほど生態系が豊かになってきたことに、変に誇らしげな私です。

 これからザクロに実が付いてくると、カメムシがその実にへばりついて、うまそうにチューチューします。そうしてせっかくの実をダメにしてしまうのです。

 カマキリの迷惑になるといけませんから、庭梅の剪定はあとにしておきましょう。ささ、カマキリちゃん、ゆっくりしてってくださいよ。このへんにはうまいものがたくさんいますから。

 それから数時間、カマキリは庭梅の枝から移動する気配はありません。今日は剪定を諦めた方がよさそうです。


スーパーから来た盆栽

 今となっては私も盆栽名人として広く知られるようになり、それなりに尊敬もされるようになりまして、子供じみた実生は控えるようになりましたが、まだ血気盛んな頃は、手当たり次第の実生で毎日タンコブを作って帰って来たものです。母はそんな私の行く末を案じて、タネを隠したり、それでも私が見つけ出してまこうとすると、

 「もういい加減やめないと、私はこのタネを全部、呑み込んでしまうよ!」

 と、毎晩涙を流していました。悪いことをしました。

 その頃はよく、食べた果物のタネをまいていました。一番手近なタネはスーパーの果物売り場にありました。

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 これは確か、日向夏の実生で、4年目くらいでしょうか。今年はイマイチ育ちが良くありません。まだ今年の葉を出していません。

 柑橘類の実生はうちに数種類あります。一番古い、7~8年経つ木は何のタネをまいたのか控えていなくてわかりませんが、自分で本を読みながら葉の形、芽の色などをもとに考えると、おそらくレモンかと思います。実がなった時に初めてその答え合わせができます。他にはキンカン、ダイダイなどがあります。

 また、実生ではありませんが、カラタチの雲竜という品種もあります。昔はカラタチを生垣に使ったそうです。町を歩いていても、極稀にカラタチの生け垣を見かけます。地元の苗木屋さんで、「手に入るようなら小さめのを仕入れてください」とお願いして買いました。

 カラタチは、柑橘類には珍しく落葉樹で、その紅葉はなかなか個性的で鮮やかです。

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 挿し木も取り木も試してみて、できるようなので、ちょっとひと鉢アクセントになる変わりダネのミニ盆栽にしてみようと企んでいます。枝を作って楽しむというような木ではなさそうなので、幹1本の模様で勝負!でしょうか。

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 こちらは去年発芽のブドウ、「巨峰」の実生ですね。巨峰の小品盆栽って、大きいんだか小さいんだかよくわからない名前ですが、ツタ気分で楽しんでいきます。

 古くから盆栽に使われている樹種にはそれなりの理由があって、そこには先人達の知恵が詰まっているんですね、きっと。それはそれとして、自分が好きな木、思い出の木を育ててみるのも悪くはないですよね。うちの実家には夏ミカンの木があって、夏が近付くとアゲハの幼虫がわんさかいました。よく、その頭をつついて、

 「くっさーい!」

 と遊んだものです。

 ちなみに、その実家の夏ミカンも実生だそうです。私が子供の頃は私の胸くらいの高さでしたが、今は私のはるか頭上です。


タグ:柑橘類 巨峰

うちの大家さんはいつも元気。

 今日は工事屋さんのおじさんが来て、大家さんも立ち会って、午前中、家の中に火災報知機をつけていきました。

 工事のおじさんはうちの大家さんのなじみの工事屋さんで、去年もちょっとした工事に来た人です。この人はモミジや松の芽を公園や山で採ってきて育てている、いわば私と近縁種です。

 工事も終わり、外へ出ます。私の未来の名品盆栽を見ながら大家さんは「ほんとにまぁ、よくやるわ...」と、呆れながら感心しているような口調です。

 工事のおじさんも「きれいに育ててるねぇ」と、お棚拝見です。

 しばしの立ち話。

 おじさん「うちの赤松はすぐ枯れちゃうんだよなぁ」

 私「水をやり過ぎないほうがいいみたいですよ」

 おじさん「そっかぁ、うち、黒土で、水じゃぶじゃぶやってるかもなぁ。自分もたくさん呑むし」

 大家さん「だから、あんたと同じようにしたら枯れちゃうのよ。あんたは枯れてない?」

 おじさん「俺は呑まないと枯れちゃうんだよ!」

 うちの大家さんはまあまあの年ですが、いつも元気です。

 そして大家さん、

 「あなた、ほら、木が倒れてるわよ」

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 「あ、これは木がまっすぐにならないように、わざと倒しているんです笑」

 「.....はぁ...よくわかんないけど、よくやるわねぇ..」

 私もがんばって、早く説明の要らない盆栽を作りたいものです。 

 大家さん、なるべくきれいに使いますので、これからも盆栽をやらせてくださいね。

 そして、せちがらい東京砂漠で場所もお金も無い中頑張っている趣味家さん、お互いに頑張りましょう。


赤松のび太君、君の将来の夢は何だか、言ってごらんなさい。

 昨夜はここ7~8年お世話になっている方の送別会で遅くまで呑んでしまいました。この人は来月から秋田の営業所へ行くそうです。サラリーマンにはなったことありませんが、横で見ていて、いきなり見知らぬ土地へ飛ばされるこのサラリーマンの悲しい性、身につまされます。盆栽をやっていたら大変なことになりますね。

 かなり昔、私がうっかり消火器を倒してしまい、その衝撃で中味が吹き出し、あたり一面ピンク色の粉だらけで、やたらファンシーにしてしまった際、この人に掃除を手伝ってもらったことがあるので、もう一度謝っておきました笑。

 さて、実生したままほぼ放置プレイ中の我が家の赤松。

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 赤松とは関係ありませんが、ちょっと気取った感じに手を添えて写してみました。ポーズは良いと思いますが、生まれながらのガッチリ分厚い、しかも最近は随分と焼けてしまった手ですので、全く絵になりませんね。それでもこの手はいろんなことができる優秀な手なんですよ。先日も友達の3才になる娘さんに、アンパンマンやらプーさんやら、また、リクエストに答えてさらさらっと、お化けの絵まで描いてあげました。

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 「お化け~怖い~」と、何やら興奮気味です。 

 さて、この赤松、去年ものすごく伸ばしてしまい、かなり前々年葉と前年葉の間が広くなっています。「穴があったら入りたい。タネがあったら植えてみたい」の人生の私が何の目的もなく植えて3年目の木たちですので、思い切って、試しに数株だけ、6月の頭に、残り少ない前々年葉の上で切ってしまいました。

 新しい芽が生えてくるかなぁ...と待つこと半月、切った全ての株から芽が吹いてきました。

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 やっぱり初心者って、いいですね。松柏初心者の私は、これくらいのことでかなり感動できます。

 それに比べて玄人さんはかわいそう。どんどん楽しみが減ってきてしまうのよ、きっと。んまあ、かわいそう。

 それにしても、こんなに赤松ばかり、この先どうしましょう。もういくつか前々年葉まで切り戻しておきましょうか。まだまだ幹は柔らかいので、かなりキツイ針金掛けも大丈夫でしょう。枝のない長い幹をうまく折りたたんでおきましょうか。

 とにかく、今彼等は人生の分岐点に立っているのです!


タグ:赤松

捨てないで....

 先日、伸びに伸びた雪柳の枝を切っていたところ、葉の裏に何やら見慣れぬものが。

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 こんなものが産みつけられていたら、必ずあとあとヤバイことになる!枝ごとバッサリ切り落して、ゴミ袋にポイ!

 さて、次はその横のムラサキシキブです。この木も放っておくとグングン伸びていく強い木です。しかし何者かが、つぶらな瞳で私を見つめているのを感じました。

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 「捨てないで....」

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 「お願い、卵、捨てないで....」

 ....何でしょう、このやけにかわいらしい目は。

 「何言ってるんだよぉ、捨てるわけないだろう?ただね、ここは危ないから、もっと安全なところに移動させておくね。農薬って、怖いんだよ」

 と言いながら、ゴミ袋のクチを後ろ手でキュッと締める私でした。


チャドクガの脅威についておおいに語る私と、それとは無関係の姫ザクロ

 私は泥棒という職業柄、あっちこっちに入り込みますので、この季節、たまに毛虫の毒にやられます。

 つい先日、椿の木にたくさんの毛虫が、おそらくチャドクガでしょう、殺虫された跡をみましたので(チャドクガは死んでいても、その皮や糞が風に乗って飛んで来たものでもやられます)、気を付けないといけないな、と思っていました。ちなみに、長袖長ズボンでも、やられる時はやられます。

 注意していたのですが、今日、久々、数年振りにやられました。最初は蚊に刺されたかな?と言う感じでしたが、もう3回くらいはやられているので、何だかかゆみの質が違うのと、かゆくなる場所の感じにピンと来ました。

 毛虫にやられると、体の左右どちらかの、腕の血管から脇のあたりに湿疹が集中します。初めての時は首のあたりまで湿疹ができました。これは、チャドクガの皮や糞の毒にやられると、その毒は血管を通じて広がっていくためだとお医者さんが言っていました。必ず体の右だけ、左だけに湿疹が集中するんですね。

 チャドクガにやられたことのない方は、さぞかしブルブルきていることでしょう。ゾッとするでしょう。

 ところで、アブラムシやなんかの殺虫予防に、殺虫剤を1種類だけ使っていると耐性がついてしまい、薬が効かなくなってくるので、数種類の殺虫剤を順番で使う、なんて話を聞きますよね。人間にとってのチャドクガの毒もそれと同じなようです。

 やられる度に症状が軽くなってきているようです。今回なんて、もうかゆみはほぼなくなっています。初めての時は、3日間かゆみがとまりませんでした。

 昔、何度かやられたことのある方に、例えば植木屋さんとかに、「何度もやられると、どうってことなくなってくる」という話を聞いた時、とても信じられませんでしたが、3回目にして実感しました。

 人間の体を甘くみてはいけません。今は、人間の心、精神の方がメインに来ている時代なのかも知れませんが、体を実感するのも大事ですね。「誰々何々は生理的に受け付けない」と、たまに聞きますね。こう言っているのは精神の方ですね。体は毒さえ慣れようとしてしまうんです。そう考えると、体ってすごいって思ってしまうんです。

 しかし、確か去年もお願いした記憶がありますが、お庭に椿やサザンカがある方、秋頃までは定期的に殺虫をお願いします。初めてやられる人は3日ほど苦しみますよ。風に流れてあっちこっち飛び散りますよ。

 と、長々とチャドクガの脅威について書いてみましたが、また来年も書きますよ!

 さて、うちには私が盆栽趣味に走る以前、6年くらい前から姫ザクロの木があります。私が好きな木です。この木の枝を挿したりして小さな盆栽を作ってみています。

 挿し木をして、去年鉢上げしたばかりのこの姫ザクロ。

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 こんな細いのに、もうツボミを付け始めました。高さも5センチ程度。おそらく花が半開きくらいで終わると思います。しかし、木が小さいと、ほんのり赤いツボミがついているくらいの感じがいいですね。花は開くとちょっと濃いですし、実は姫性と言えどもまあまあの大きさですから。

 しかし、去年はひとつだけ、1センチちょっとの実がつきました。1センチくらいのザクロがひとつだけぶら下がっている感じなら...悪くないですね。

 今年も何か試してみましょう。


タグ:姫ザクロ

Tさんの黒松

 日本小品盆栽協会副会長Tさんの黒松。

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 ウネウネしています。先端が地面に触れそうで触れないところがなんだか面白いと思ってしまう私。

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 芽切りは、小さいものは9月にやるそうです。

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 この木、引っ張ってまっすぐにしたらまあまあの長さになりますね。

 うちに、実生したまま3年近く放置して、かなり伸びてしまった赤松がたくさんありますので、今度こんな風に折りたたんでみましょうか。そうやって、試しに30年位持ち込んでみます。

 30年ねぇ...その間にワールドカップが7回も開かれるんですねぇ。いつの間にか「私」でなくて「わし」と言うようになって、話す語尾には必ず「~じゃ」がくっついてくるんですね...

 来年は黒松のタネでもまきますか。実生からじっくりと育ててみましょう。うちには黒松の本はあるのに肝心の黒松が1本もないのですから。

 恥ずかしながら、枯らしてしまったのです。

 さて、そのうちに、黒松用のフテブテしい鉢を作っておかないと!


チョロりチョロりと楕円鉢

 最近はなかなか鉢作りにまとまった時間を作れませんが、チョロりチョロりと進めています。基本的なことをしっかりとできるように頑張ります。

 今日はシンプルな楕円をひとつ仕上げました。

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 薄くは見えますが、底を少し下げているので、見た目より土が多く入ります。

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 上の幅が4.3センチ、足を含めた高さが1.2センチあります。

 しかしながら、楕円は難しいです。今回は楕円形の型紙を作って、それをもとにやってみました。

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 おかげで楕円の形自体はそれなりになったかと思います。うぅん、土留を作っておいた方が良かったかしら?

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 鉢の裏側には少々不満です。もっときれいに、シャープな印象で作りたいものです。前回の楕円よりか、ほんの少しだけ良くなったという感じでしょうか。

 とは言いながらも、きっと使いやすい鉢になっただろうという手応えはあります。

 もう数枚作れば、何かコツが見えてくるでしょうか。


タグ:鉢作り

日本小品盆栽協会プレイバック!

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 バラなんですけども、なんですかね、この可愛らしさ。実際に手に持ってみるとさらにその良さがわかります。

 日本小品盆栽協会の副会長で(私はこの人が副会長だということ、忘れてました笑)、会の講師でもあるTさんのバラです。この人は、本当に頭の中がどうなっているのかを見てみたいほど何でも知っていますし、先輩方が実をつけられない木もこの人のもとへ里親に出されると実を付けてしまいます。それも本当に小さなサイズの木でも。

 そして何より、この人の作る盆栽を見ると、「はぁー」とため息が出てしまうことが多いのです。何なのでしょうか。盆栽にため息ひとつと、こんな木が作れたらなぁというのにため息もうひとつです。この人の展示を見て、それまで松柏を作るということにあまり熱心でなかった私も考えを改め始めました。よく見る松柏の盆栽とは、なんだか違う雰囲気を感じたのです。

 東京支部の例会の後半は、いつもこのTさんが先生になって教室を開きます。

 後半の教室では、毎回その季節のテーマが決まっていて、今回は「芽摘みと夏場の管理」です。テーマに沿って話していただいた後、それぞれが悩みを抱えていたりする木をTさんに見てもらいます。皆さんひとりひと鉢な感じで持って来ているようですが、今回は私、こっそり2鉢まぎれ込ませておきました。若手はしっかり甘えておかないと。

 今日はそのうちのひとつだけ書いておこうと思います。

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 香丁木と書いて売っていたものですが、葉は他の香丁木よりも少しだけ大き目です。八重の花が咲きます。

 まずはこの木を手入れしていただきました。

 さっと眺めた後、「もう花は楽しんだ?」と私に聞いてきます。つまり、ハサミを入れて良いか、ということです。この人はよくこの言葉を使います。

 私はそんな聞き慣れない言い回しに最初、ハッとしたものです。教室に教材として持って来た自分の木も、「もう十分花は楽しんだから」と言ってハサミを入れていました。

 素敵な言い回しだと思います。

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 さて、「今が時期だから」と言ってハサミを入れだし、こんなにすっきりして戻ってきました。丁度良いかなと思っていた鉢のサイズが、なんだか大きく感じてしまいます。

 私は右に伸びる枝の緑のテープのところで切って、左に流れを作っていこうかと考えていて、その旨をTさんに伝えましたが、しばらく考えた後、「ここは残した方がいいね」となりました。右に流れを作っていくことにします。「日本小品の犬」と言われても、この先生には逆らえません。そんな私に「ワンと言ってみろ」とおっしゃるのなら、いいでしょう、ワンと言いましょう。

 しかし、ただ持って行って手を入れてもらっているだけでは何にもならないので、自分なりに出来る限りこれからをイメージしてみてから持って行き、手を入れてもらった後はどこにどれだけハサミを入れたのか、しっかりチェックします。

 こうしてTさんは、盆栽だけでなしに、私という盆栽名人も作ってしまうんだなぁ。才能ある生徒を持ったTさんは幸せです。

 


サルスベリ天国

 さて、日本小品盆栽協会東京支部の例会は続きます。

 支部長の基礎講座は百日紅(サルスベリ)です。

 私は昔から時間にルーズなところがあり、今回5分程遅れてしまいました。反省して、これからは早く来て、席の最前列を取る気持ちで臨みましょう。

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 そう決意しながら支部長のサルスベリをじっと見つめる私でした。

 テーブルにある左の紙には、サルスベリの作り方、管理や開花のコツが書いてあります。支部長が作ってくれました。その右は私のノートです。しっかりメモしてあります。どうです、頑張ってるでしょう?身に付いているかどうかはまた別ですが....

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 支部長はサルスベリが大好きで、毎年9月の東京支部展にサルスベリを展示しています。そして、細い枝が映える寒樹のサルスベリを作るというのもありますが、やはりサルスベリといえば暑い中満開を迎える花を楽しみたい、ということで、支部長は花を咲かせるための樹作りをしています。

 なので、開花を東京支部展に合わせているのです。コツは春からの肥料の管理などにあるようです。私はしっかり頭に入れましたよ。入れましたが...うちのサルスベリはまだ開花まで至らない若木ばかりです。挿し木後3年くらいで咲くようですので、近い将来試してみようと思います。

 なるべく日当たり風通しの良い所で管理するのが良いとのこと。私もそれはわかっているのですが、鉢が小さくなり、乾いてしまうことに憶病になっています。

「昔のお前はそんなじゃなかった。もっとトンガってた。俺達がすっかり限界まで乾いてしまい、虚ろな目でただ一点を見つめる中、お前はヘラヘラと帰って来たもんさ。」

 サルスベリが私に語りかけます。今度、サルスベリ用の日なたを用意しましょう。

 支部長の話しですと、この木は地上部が枯れてしまってもすぐに捨てないように、とのこと。地下が生きていて、春に芽吹くことがあるそうです。

 その支部長が今回、ホームページを作りました。本文左にリンクを作っておきましたので、どうぞご覧ください。


日本小品盆栽協会東京支部6月の例会(黒ミサ)

 夜中の12時頃になって雨が降り出しました。明日は一日雨で、その後もしばらく晴れはないようです。梅雨かぁ。

 日差しも徐々に弱くなっていく中、診断してもらう予定の盆栽2鉢をかかえて自転車に飛び乗り、日本小品盆栽協会東京支部のアジトがある永福町方面へこぎ出します。

 今日は、(もう昨日になりますが)6月の例会です。

 窓際にはいつものようにSさんが盆栽を飾っています。

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 左から、クロジクカリヤス、ユキノシタ、ツタです。毎月Sさんはこうやって、誰に言われるともなく盆栽を飾っています。実生や挿し木で作っていったものを自作鉢におさめています。憧れます。我が道を行く姿に危なくホレそうになります。

 そんなSさんは年をとるごとにおしっこの出が悪くなってトイレに時間がかかるとボヤいています。Sさんが、

 「トイレに入ると、どんどん追い抜かれていくんだよ」

 と言うので、手を洗いながら、

 「ゆっくりやればいいじゃないですかぁ」

 と私が言うと、

 「もう時間がないからよぉ、早いとこ終わらせないとやりたいことやる時間がなくなるんだよ」

 と、天からのお迎えが来ることを気にしています。

 そんな話をトイレで聞き、私は一瞬でもこの人に憧れた自分を心から恥じるのでした。悔やんでも悔やみ切れぬのでした。

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 素朴で、気負わない、やさしさを感じるSさんの樹を見ていると、なんだか野山を探検するS少年を想像してしまいます。もちろん想像ですので、体は少年ですが、顔は70歳くらい、今のままです。

 Sさん、体を大事にして、まだまだ盆栽を楽しんでくださいね。私が会長になったら副会長にしてあげますから。

 <お知らせ>

 日本小品盆栽協会東京支部の支部長Iさんがホームページを作りました。本文左のリンク集にリンクを付けておきましたので、ご覧になってくださいね。


雀の槍のポットに雑草が生える?

 「最近どうもよく茂るなぁ。元気なんだな」

 そう感じていたここ数日の雀の槍。

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 今年初めて手にした草なのでよくわかりませんでしたが、よく見たら、違う草が混じっていました。勝手に生えてきたようです。

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 こいつがまぎれ込んでいました。

 山野草店で雀の槍を買う際、東京支部のSさんが、

「そんなもん買わなくてもその辺の河原に生えてるよ」と言ってましたが、うちの近所の川はコンクリートで覆われています。デリカシーのない言葉への反撃として、こっそりと呪いの呪文を唱えておきました。

 雑草というのは人間の手が加わった土地生える草のことだと聞いたことがあります。雀の槍も雑草の類なのでしょう。

 さて、とりあえず引っこ抜きはしましたが...

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 雑草の入ったポットから雑草を抜く。

 ...時々自分が何をやっているのかわからなくなります。


タグ:雀の槍

盆栽時代~私の棚場は夏模様~

 若い苗木がところ狭しと集まったカゴの中に、ふと目をひきつける色があり、私の水やりの手が止まりました。

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 コウライネムの開花、第1号のようです。

コウライネム

 どうです、きれいでしょう。

 付け根から1センチ程度の花です。私のお気に入り。うちの棚も、季節は徐々に夏模様。

 「夏が過ぎぃ~」と歌い出して、「私の心は夏模様ぉ~」となるわけですが、私の少年時代、夏休みはまさに私の王国が来たかのようで、東京に住んでいたとはいえ千葉県との境目、江戸川の広い河川敷もあったりで、また、その頃はまだ空き地も畑も多く、毎日虫や小動物を探してあちらこちらを探検していました。ひとのうちの庭だろうがお構いなしに入り込んで、「狩り」をしていました。空き地の草むらにもぐりこんで時を忘れていました。知らない土地を兄妹や親せきの子らと歩いている時もそのクセが出て、草むらにひとり入り込んで、気付かれずに置いてかれて迷子になったものです。

 少し色気付くまでそんな夏を過ごしていたので、夏休みの終わるのが嫌でしたね。

 勉強はしませんでしたが、その頃の五感への刺激は今でも私の感覚にしっかり残っています。

 草が少し乾く匂いだとか、砂っぽい雨の匂いだとか、夏の匂いを嗅ぐと何故かハッとします。

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 うちの姫ザクロの親木のツボミはふくらんで、どんどん大きくなってきています。夏が近いのです。去年は強剪定で、あまり花実をつけなかったので、今年は爆発するつもりでしょうか。そうはさせません。

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 こちらの小さい、子供のほうも、親木の実生(をさらに取り木したもの)ながらもツボミをしっかりつけていますね。まだ2~3年目です。

 しかしながら、私はダメ人間ながらも、もう立派な大人なので、夏は暑さゆえにあまり好きではありません。思い出に浸るのは、1日10分までと医者から言われております。


挿し木症候群

 東京もここ数日で、だいぶ湿度が上がってきました。もうすぐ梅雨入りでしょうか。今は、九州の梅雨入りが秒読み段階だそうです。

 湿度が上がったのをキッカケに、いろいろ挿し木してみました。

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 キュウキュウです。

 挿したのはシンパク、カエデ、姫クマヤナギ、庭梅、石化ヒノキ、クチナシ...などなどです。うまくいくでしょうか。

 もう少し挿しておきたいものもありますので、今週末にでも追加しましょう。

 私は盆栽歴よりも挿し木歴の方が少し長いので、サルスベリを10月に挿して発根させたり、挿し木が難しいリンゴを発根させたりと、数々の輝かしい武勇伝がありますが、誰も褒めてくれません。

 いいのです。私の心の中の勲章として、胸に秘めたまま、独り歩いていきます。

 ちなみに、うちの挿し床は、フタすることもできます。

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 問題は、もうあまり置き場がないことです。

 

 


新メンバーのウメモドキ

 4月に、日本小品盆栽協会東京支部のIさんとお邪魔した某盆栽園で、隅の方に転がっていたウメモドキ。明らかにその盆栽園の品物のラインナップの感じから外れていたところからして、お店の方が気まぐれで挿しておいたものでしょうか?

 私にとってはこれからいろいろ好きに遊べそうな素材に写りましたので、おいくらか聞いてみると、

 「う~ん、500円でいいや」 

とのこと。連れて帰ることにしました。

 「まだ花をつけるかどうかわからないけれど、間違いなくメスだから」と聞いてはいましたが、咲いてみるまでは信用できません。見た目はメスでも実はオス、という人もいるくらいですから。

ウメモドキ

 そして先日ついに開花。花をよく見てみると、しっかりメシベがあります。間違いなくメスでした。

 土の中をまだ見ていないので、根がどんな感じになっているのかわかりませんが、まだ若いので、これからどうにでもできることでしょう。

 たのしみですねぇ。

 


タグ:ウメモドキ

私みたいな小さな男には、小さな長方鉢がお似合いです。

 昨日今日の数時間で、とても小さな長方の豆鉢を作りました。

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 上の縁が2センチ×1.5センチ、足を含めた高さが1センチです。せっかくなので隅入にしてみました。

 前作の六角鉢はだいぶ疲れましたので、少し遊び気分です。

 豆鉢は小さい分大変な気がしますが、小さい分、形は簡単にしますし、直線や曲線を描くにしても小さい方が全然楽ですね。

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 底穴はうちにある一番小さな道具を使いはしましたが、鉢の大きさから考えるとかなり大きく見えますね。

 しかし、最近自作の鉢を使っていて思うのですが、鉢がある程度の小ささになると、乾き具合は、もちろん鉢の形もありますが、底穴の大きさよりも、高台の高さの方が関係するようです。

 小さい鉢を使う方は、砂を敷いた皿なんかの上に置いて管理していると思います。砂に少し埋めておくという話しも聞いたことがあります。

 私なんかは砂以外に、今年はスポンジを試しています。潅水時にこぼれた水が砂やスポンジにある程度残って、鉢の中の土の保水に役立つようですが、やはり足の低い鉢は水持ちが良いですね。

 この鉢は足も低いですし、ちょっと頑張って内縁気味にしたので、まあまあ大きさのわりに水持ちが良いのではないのかと思います。内側も、ヒヤヒヤしつつもかなり薄く作ったつもりです。だいたい1ミリ程の厚さにはなっていると思いますので、土も多少多く入ることでしょう。

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 そして、足まわりや内側などは気持ち粗めで仕上げてみました。小さくて道具が追いつかないというのもありますが、これくらいの小さな鉢になると、ある程度削りの粗さが残った方が、手に取った時、存在感があって良いのではと思います。

 やはり鉢は、小さいほど手作り感が味になって生きる気がします。

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 さて、場所がないため落款は「誠」の「言(ごんべん)」を刻むのが精一杯です。

 うまく焼けてくれるでしょうか。どんな釉で仕上がるのでしょうか。あとは一蒼さんにお任せいたします。

 さてさて、出来上がったら何を植えようか、楽しみです。


タグ:鉢作り

松柏入門

 実は私、昔から松柏盆栽を作ることにあまり興味がなかったとはいえ、「実生は別腹」なので、盆栽を始めた頃に赤松のタネをたくさん発芽させていました。

 そのうちのいくつかで、初心者なら一度は試してみたい、軸切り挿し芽なんかをやってみたりして。

 それから3年目くらいでしょうか。根を伸ばす事の出来るところに植えられたものは2年目の去年、思い切りヒョロ長に伸びてしまいましたが、そうでないものは、あきれるほどゆっくり成長しています。

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 しかしどれも皆、青々とした葉を誇らしげに伸ばし、元気でしゅ。あれ?赤ちゃん言葉。元気過ぎて、去年は葉っぱがものすごく長くなってしまったので、今年は葉の長さと量を調節することが私の専攻する赤松学のテーマです。

 そして実生赤松組の中に、おかしな葉を展開する奴が現れました。

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 この一本だけ突然の天然パーマに、さすがの私も驚きです。

 小学生の頃、「もともと直毛だったけど、頭を坊主にしたら、テンパーになっちゃった」と話していた友達がいたことを思い出しました。

 松柏つながりですが、最近カラマツの苗を買いました。

 ちょうど、たまに行く公園の奥に、見慣れぬ松を発見して、

 「これがカラマツというやつかなぁ」

 などと、芽先をちょこっと持ち帰り、図鑑で調べてみていた頃のことでした。大宮の盆栽祭りに日本小品盆栽協会東京支部の方数名と行き、その時の昼食の席で、カラマツが話題にのぼりました。

 支部長とSさんとのカラマツ談義の中で、

 「カラマツは今頃が一番だね。新芽がきれいだ。雨上がりに水滴が芽に残る姿は何とも言えずきれいだね」

 というようなことを話していました。支部長はこの日、しっかりカラマツを買っていました。

 いやぁ、それほどきれいなら、是非私も持ってみたい!そんな思いで昼食後、ひとまわりしてまだまだ幼いカラマツの苗木を入手しました。

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 そして無理やり噴霧器で、雨上がりを演出してみました。

 話では、カラマツはなかなかデリケートな木だそうです。支部長はお気に入りのカラマツが展示のあとに枯れてしまった経験を話していました。

 それでも、うちのカラマツは、うちに来た時よりも元気そうです。うちに来た時は、葉のあちこちに茶色い点が付いていて、以前赤松でも同じような症状が出たこともあり、病気だか虫だか詳しいことはわかりませんが、この症状が結構木を弱らせることを経験済みでしたので、ひとつひとつピンセットで抜き、最後に消毒しておきました。数日かけて抜き残しのないようにして、おかげで今ではシミひとつないきれいな葉だけです。

 初めての樹種。なおかつ松柏のくせに落葉樹。針金を嫌う。このカラマツとは今年、来年と、2年がかりでゆっくり親密になって、お互いうちとけていこうと思っています。とりあえず、今日は私の初恋について話しておきました。明日はカラマツに、タネから出てくる時はどんな気分か、というのを話してもらおうかと考えています。


アマチュア道具作り愛好会代表、まことです。

 鉢を成形していると、道具の感じでだいぶ作業の手間が変わってきます。

 私なんかはまだ初心者で、まだ自分の作業に合った道具を探っている状態かと思いますが、それでも自作の道具が少しあります。

 なにぶん日本小品盆栽協会の中でも私が属する東京支部は、小品盆栽と言ってもとりわけ小さめの盆栽を作る方も多く、何を間違えたか、やさしい言葉につられてそんな中に野良犬のように迷い込んだ私は、新しい飼い主に手なずけられ、その環境に染まってしまい、作る鉢も小さめのサイズを目指すようになっていました。

 もちろんそれだけではありませんが。私はまだ甘ちゃんなので、若い木から盆栽を作っていくのが好きなようで、頼りない木ばかり持っています。それなら素焼鉢を使った方が良いのかも知れませんが、やはりきれいな鉢に入れておいた方が楽しいものです。そんなところから、なんだか頼りないタネ木をおさめても楽しめるような鉢を作るということも意識しているようです。

 その点まだまだ試行錯誤ではありますが、小さい鉢にちょこっと細工をしようとすると、道具が追いついてくれないことがあります。

 例えば、先日の六角鉢の際は、雲足をきれいに作ってみたい、という気持ちがひとつありました。

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 もちろんきれいに細かく作られていれば良いという訳ではないことはわかっています。ザックリ作られた手の跡に勢いを感じて思わずうなることがあります。全体のバランスも大事です。

 ただ今はどうやら、まだ自分が何をどれだけ出来るのかがわかっていないぶん、自分がどこまでできるのかを知りたいのだと思います。要所要所で自分を試している感があります。

 それで雲足を作っている際、もうひと削りいきたいところで、そこが今まで細かい作業で使っていた千枚通しの先端では追いつかなくなってしまいました。

 そこで、使い古してダメになった掻きベラの登場です。

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 小鉢を作っている方はこの掻きベラ、使っている方多いのではないでしょうか。サイズも丁度良く、もうひとサイズ大きめの掻きベラよりも刃が鋭い感じで、私も愛用していますが、6種類セットで1500円。そしてそれがまあまあ寿命が短いのです。2か月もたないくらいでしょうか。刃がすり減って、どんどん使いものにならなくなってきますので、その残骸がたまっています。

 そこで今回は、このダメになった掻きベラの先端の刃をペンチで引っこ抜いて、まず柄だけの状態にして、その刃が留められていた穴に丁度良さげな長さに折った針を差し込み、金属にも使える接着剤を流し込んで、千枚通しよりもさらに細かい作業ができる道具を作りました。

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 この道具ができて、作業の効率がかなり上がりました。針の先端を使うだけでなく、針の背で撫でつけて使ったりもします。

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 左が千枚通し、真ん中が針、右は...なんて言う名前でしょうか、先端に小さな球が付いている道具ですね。

 あとは、ロクロから粘土を切り離す際の切り糸ですが、私はずっとバンドでギターを弾いていたので、弦の余りが引き出しにたくさんあります。細さもいくらでも選べるくらいあります。これを適当に扱いやすい長さに切れば、切り糸の完成です。そして金属なせいか、お店で売っている切り糸よりも切れ味がなめらかです。

 鉢作りの合間を見て、型紙なんかも含めて、作業を快適に進められるような道具作りを、最近チョコチョコしています。


タグ:鉢作り

日本小品盆栽協会東京支部 6月の例会のご案内

 6月13日(日)、日本小品盆栽協会東京支部の6月の例会があります。

 ★午後1時30分から「基礎コーナー

講師:支部長

内容:百日紅(サルスベリ)の仕立て方

 ★午後3時から「教室

講師:Tさん

内容:芽摘みと夏場の管理

 会場は杉並区立永福和泉地域区民センター2階第1集会室(井の頭線・永福町駅下車、徒歩5分程)です。

 永福駅の北側に井の頭通りが通っていますので、それを渡り、渡ったら右に歩いていきます。すぐに水道局がありますので、そこを左に曲がって下さい。会場は曲がってすぐの右手に見えます。

 会員でない方の見学も歓迎しております(当日会費500円)。

 興味のある方、初心者の方、ご参加をお待ちしておりますので、お気軽にどうぞ。

 7月の例会は、7月11日(日)です。


町採りの雑草

 今日も東京は良い天気でした。せっかくなので、ビニールポットに入った町採りの雑草を、豆鉢に移して楽しんでみました。

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 なんだか、合成写真か、撮影用の幕を背景に張っているみたいで、なんだか可笑しく、自分で笑ってしまいましたが、背景は雲ひとつない青空です。

 のけぞって名前も知らない雑草の写真を一生懸命撮る35歳独身...ううん、絵になりますねぇ。親が心配するのも無理はありません。

 ごめんよ、母さん。こんな私で。


タグ:雑草

挿し木生まれのミニ盆栽候補

 今日は帰りが少し早かったので、去年の実生やら挿し木やらを今年鉢上げした際に掛けておいた針金をはずしておきました。

 私はしょっちゅう掛けた針金を忘れて、木にかわいそうな傷跡を付けてしまいます。ひとつの木にそんな傷跡を付けてしまうと、そのまわりの木が、「明日の我が身....はぁ、恐ろしや!」と怯えて成育が悪くなります。気を付けなくてはいけません。

 また、これは真面目な話ですが、春の植え替えの際の実生苗、挿し木苗などの幼い木の針金掛けはどうも弱ってくる木があるようですね。今年も数株、さよならも言わずにどこか遠くへ行ってしまいました。このへん、私ももう少し勉強しなければなりません。

ウグイスカグラ

 こんなの、かわいらしくなりそうじゃないですか。ウグイスカグラの挿し木1年生です。

 この木の育て方の王道は知りませんが、挿せば必ずつき、芽もグングン伸ばす、かなりたくましいヤツですし、私は今年から、ウグイスカグラの多くを芽が4~5節くらい伸びたらすぐに摘んでしまっています。2節目より先は必ず間延びするので、1節目か2節目で摘んでしまっています。どうせまだ花も実も付けないのですから。ちぇっ。

 芽が伸びる度に摘んでいると、木もいじけて弱ってしまうといわれますが、この木に限っては弱る気がしません。逆に、弱ったところを見てみたいくらいです。

 それどころか、時々あらわれる強力な芽をしばらく放置すれば、あっという間にブっとくなって、せっかく細幹で作ろうとしていた木の姿がいっきに崩れてしまいます。

 どうにかこのくらいのサイズで根をしっかり育てて、セクシーな立ち上がりになってもらいたいものです。幹の傷もなるべく付けずに、きれいな白い幹肌のまま大人になるのだよ、ベイビー

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 こちらのニレケヤキも去年挿し木したものですね。春に自作の織部の小鉢におさめてあります。

 この立ち上がりに伸びる弱めの枝がチャームポイントですね。双幹な感じでいきたいところです。なので幹側のひと芽で切って、その芽を親幹に近付けて育てた方がいいのかしら?

 とにかく、根を育てて株元をしっかりさせましょう。

 と、先日東京支部の講師のTさんからそう言われて、バカのひとつ覚えです。


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