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日本小品盆栽協会東京支部 「春の親睦会」

 普段は遅刻ばかりの私ですが、今日ばかりは目覚ましの第一声で飛び起きます。今日は東京支部の行事、「春の親睦会」です。チャチャッと準備をして、水やりも済まして出発したら、集合時間の30分前に着いてしまいました。普段ありえないことです。

 今日の参加人数は20人ほどでした。目的地は安藤農園。JR南武線の稲田堤駅に集合して、5分10分歩けば到着です。

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 広い敷地の中、草を中心にたくさん並んでいます。私、草は全くわからないので、どれを選んで良いものかわからず、困ってしまいました。しかしどうやら同じく困っている方が他にも数名いたようです。

 こんな時は、知識がないくせに考えても仕方がありません。感覚を研ぎ澄まして、勘に頼ります。

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 まずはこの木が気になったので、ひとつもらっていきましょう。屋久島サンキライ。たまたまその場に居合わせたSさんに聞いてみると、オスメスがあるから花は見れても実は見れないと、がっかりすることを知らされます。まあいいでしょう。

 小さな黄色い花が咲いています。

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 さらに、こんなものが気になりました。

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 ユリワサビ。きっと面白いだろうとひとつ買ってみたのですが、お金を払う際、お店の人に、「これは葉っぱがあんまり出てないし、ダメかも知れないから、サービスにしておきますね」と言われてしまいました。

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 なので、つまりタダです。タダのものを選んだ私....複雑な気分です。

 あと、支部長が展示で使っていた雀の槍を見つけたので購入です。

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 再びSさんが風と共に現れて、「こんなのそのへんの土手に生えてるよ」と言って私をいじめます。私はその時「まことの槍」でSさんを突いてやろうかと思いました。

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 これは姫クマヤナギです。初めて見ました。買ってみましょう。この木は枝先に花を咲かせるもののなかなか実をつけないそうです。風と共に現れたSさんが言っていました。

 並んでいるものがどれも安かったので、会の方が20人で買い物をしてもそれほどの額にはならなかったと思いますが、お店の方もとてもよくしてくれ、楽しい買い物ができました。

 このあと皆で食事をして解散です。いやいや疲れました。

 (といってもこの後、会のIさんに連れられてもう一軒、盆栽屋さんを訪ねたのでした)


鉢作り、長びきそうなのである。

 先日からとりかかっている小さな長方鉢。今日もその続きでソリソリと削りましたが、なかなか進みません。

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 初めて隅入というものを試しているのですが、初めてな分とても慎重に、具合を確かめながらやっているので妙に時間がかかるのです。1時間半ほど集中して少し休んでを繰り返しています。長くかかる時には、ザックリとだいたいで削ってある鉢の内側にしっとり湿らせたティッシュを入れてやっています。

 隅入に挑戦していて思いましたが、この装飾は鉢の横幅を小さく見せるためのものなのでしょうか。そんな風に見えたものですから。

 なにはともあれまだ中途半端な出来ですので、まだかなり鋭角に彫られた状態の隅入を、もっと広く削っていかないとパッとしないです。

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 そして悩むのは縁の厚さです。一応あとで出来を見ながら調節が効くように余裕をもって厚めに作っておきましたが、もっと薄くしておいた方が良い気もします。あぁ、悩みだすと手が止まります。

 手が止まると私の中の情熱が出口を失い暴れ出します。とりあえず私の情熱のハケグチとして、鉢裏の細工を与えてみました。

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 すると私の中の情熱は鉢裏をこんなにしてしまいました。千枚通しでソリソリと、きれいに削ってみました。

 削り終わるまでまだまだかかりそうです。このあともう少しだけやりたいところですが、明日は日本小品盆栽協会東京支部の「春の親睦会」で南武線、稲田堤の安藤農園に行くので、夜更かしはできません。遅刻したら置いてかれちゃいますからね。さあ、もう寝ますか。

 

 


タグ:鉢作り

花筏満開。

 私はまた、棚の前でため息をもらします。 

 植物の長い進化の歴史の中で、この花筏(ハナイカダ)は一体何故こんな特徴を必要としたのか、この季節、花を咲かせるたびに考え込んでしまうのです。

花筏

 かなり地味な花ですが、場所が場所なだけに目を引く個性派。初めて図鑑で見た時から気になってしまい、奇妙な縁で、その後すぐ、去年の緑風盆栽展の山野草系の即売店で見かけ、購入してしまいました。別名「嫁の涙」。共にステキな名前です。良い名前をもらったようです。

 この木は雌雄異株で、うちにはメス木しかありません。先日の緑風盆栽展の売店で同じ業者さんらしき店を見つけたのですが、オス木どころか花筏そのものが今年はおいてありませんでした。

 メス木が受粉して結実すると、黒っぽい丸い実が葉の上につくそうです。それを見るためにオス木を買うとか、そこまでしなくても別に....と思っていますが、実際オス木が売られているのを見たら、買ってしまうでしょう。この種の好奇心には勝てません。

花筏

 株立ちになってプラポットで売られていたものをとりあえず今年は少し深さのある長方鉢に移したのですが、これは、盆栽として生きてもらうとかそんなものではなく、私の管理の都合です。だいたい、葉は大きく、幹はツルっツルで、剪定跡もなおりにくそうだし、盆栽を目指すには難しい木なのではないかしら。ただ、1年育ててみて、なかなか強そうな木だし、毎年丈を詰めていこうと、それだけを考えています。小さくして管理しやすくなってもらいます。

 蛇足ではありますが、「メス木」と変換するために「メスキ」と打って変換すると、「芽好き」と出てきてしまい、その度に一瞬頬を薄紅色に染めてハニカむ私。これでも6年間、体は細くとも柔道部で汗にまみれながら厳しい稽古に耐えてきた男なのでありました。

 さあ、こんなふざけた文章を書くのは終りにして、鉢作りを始めましょう。せっかく今日は時間があるのですから。


タグ:花筏

鉢作り、再開なのである

 先日、鉢作りを再開しました。久々に粘土を触り、その感覚を思い出します。やはり楽しいですね。すぐにその作業に没頭していきました。

 まずはリハビリが必要かと、簡単な形をイメージして作り始めてみました。

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 すると、こんなものができました。今までなら、ここで終わりにしてしまいますが、これからは、勢いを大切にしつつも、もう少し一個一個を吟味して作っていこうと決めました。そこで穴があくほどじっくりながめてみると、まあ既に鉢底には穴があいていますが、胴紐というのでしょうか、ハチマキみたいな横線の飾りが縁と同じ程度まで太くて、どうもボテッとした印象になっています。

 細く削り直そうかと考えましたが、再考して、この太いラインを2本に分けてみることにしました。

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 ううん、胴紐がヨレヨレですね。こういった直線は、どうやればきれいに仕上がるのでしょうか。

 ヒョロっと細長くて枝のない5,6センチ程度の木をおさめる鉢をイメージしてみたのですが、まだまだみたいです。

 また、2本の胴紐の間の溝が細いので、釉薬がかかってその溝が埋まってしまうかもしれませんね。しかし今は成形するまでが私の作業ですので、とりあえずこの鉢はここまでにしておきます。

 そして今日は、もう少し手間のかかりそうな大人鉢に着手してみました。

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 まだ作りかけです。だいたいの形を削ったあと、雲足に挑戦です。

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 鉢が小さいため、作業がとても細かくなってしまいます。四つの足をひと通り削り終えるともう、グッタリです。続きはまた別の日にしましょう。


タグ:鉢作り

第17回緑風盆栽展 その2

 昨日記事にしたグリーンクラブ近くの古い木造の建物。記事を書き終わってすぐにテレビに出てきました。その偶然に驚きです。今は串焼き屋さんなんだそうです。なんでもあのあたりは関東大震災の被害をまぬがれた古い建物がまだ残っているとのこと。

 さて、緑風盆栽展の続きです。

 入口で展示の写真撮影をしても良いかうかがうとダメだとのことで、残念ながら展示の写真は無しです。去年はOKだったのに。

 ケチ。

 とスネてみても仕方ありません。すっかり写真が撮れるものと思ってスケッチブックも持って行きませんでしたので、もらった展示の出品者一覧の紙の隅の余白に、鉢のデザインや樹形のメモをとります。

 展示を見終わった後、また売店を見てまわり、とどめの買い物をして、危険な冒険を成し遂げた勇敢な戦士のように帰途につく私なのでした。

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 今回初めて買った石化ヒノキ。根の張りがスマートではありませんが、承知で購入です。これからは、あまり興味のなかった松柏にも挑戦していきます。石化ヒノキって、盆栽でもやっていないとまず目にしない木ですが、初めて見た時は「なんて気持ち悪い木なんだろう」と思いました。今ではすっかり慣れてしまい、時に、「あ、かっこいい」と思う時があるほどに。慣れとは恐ろしいものです。

 しかし、「石化ヒノキの気持ち悪さを忘れてしまっても、盆栽初心者の気持ちは決して忘れないでいよう」と固く決意して、石化ヒノキの鉢を手に、ひとりでウンウンとうなずく私でした。

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 今まで関心がなかった松柏に挑戦!ということで、こんなものも買ってしまいました。大きな糸魚川真柏です。何だか1000円均一でいっぱい売っていましたので、ひとつ選んで購入です。それにしても1000円って、一体いくらで仕入れたのでしょうか。

 「色々いじるにはちょうどいいでしょ?」とお店のおじさんは言いますが。

 まあ、なにはともあれこの木でしばらく真柏を勉強いたします。ある程度できた木は金額に万がつきますしね。そもそも自分で作るのが楽しいのですから。そのうちに人差し指程度の樹高の真柏を作りたいです。

 どうです?苦手な松柏に挑戦し始めた私はどこか大人っぽく見えませんか?


第17回緑風盆栽展

 今年の国風展のチケットをいただいた、仕事でお世話になっている某盆栽屋さんで先日、緑風盆栽展のチケットをいただきました。

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 展示は大きなものばかりですが、やはりたのしく、また勉強にもなりますので、ここ2~3年ですが、毎年行っています。

 外は霧雨。昨日今日と、冬のような寒さです。しかしたまたま平日に休みがとれたのでこれは行くしかないでしょう。

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 最近グリーンクラブへ行く際、急ぎの場合は根津から向かいますが、その道中いつも気になる古い建物。カッコイイですね。

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 会場のグリーンクラブの屋外の売り場です。雨と寒さと平日ということもあって、お客さんもかなり少ないです。ズバリそれが狙いだったので、展示より先に売店をまわります。

 最近は盆栽関係の知り合いも徐々にできて、数人の方と会場内で挨拶を交わすようになりました。お店を出している業者さんの中でも私の顔を覚えてくださった方もいて、もう悪いことはできないなと、己を律します。今だから言いましょう。ひと昔前、樹高1.5メートルの五葉松盆栽を白昼堂々と盗んで電車で持ち帰った伝説の盆栽怪盗、「懸崖の姫シャラ」とは私のことです。

 売店の業者さんは、この天気でみなキツそうです。いつも案内を送ってくださっている徳島の業者さんはカッパを着て動き回っています。たまに思いますが、この業界、女性の方が動きが良いですね。

 このお店では、なんと、ちょうど探していた色々な実もの盆栽用のオス木をいろいろと揃えていてくれました。1000円均一でした。ちょっと高いかな...でもこんなもんかな...実生で開花まで待つのも時間がかかるし、はい、買いましょう!と私の精神の深いところでの思索もすぐ終わり、まとめて5株お買い上げです。

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 左からハリツルマサキ、ツルウメモドキ、アオツヅラフジ、マユミ、ウメモドキです。ハリツルマサキは持ってないのですけれど、いずれ持つ気がしたので買っておきました。雄花と雌花を共に咲かせる株もあるそうですね。まあ、いざ欲しいと思った時にないと困りますのでいいでしょう。しかし、オス木がこれだけ集まるとなんだか....男臭いとは言いません。5人組のアイドルグループと考えておきましょう。


タグ:緑風盆栽展

今夜は我が家のタネ事情を赤裸々に明かします。

 うちの窓の外の小さなスペースに、何やら怪しい容器があります。

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 本来はパスタの保存用ケースらしいのですが、中には

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小さなビニールポットがギッシリ。いろいろなタネが埋まっています。小さいとすぐに土が乾いてしまうので、少し楽をしています。

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 もう、イチョウの芽が土を押し上げてきています。

 この方法だと確かに、特に鉢が小さい時は楽なのですが、だからといってずっと閉めっぱなしにしておくと発芽がものすごく悪くなったりもするので、時々フタを開けておいて空気を入れ替えるようにしています。

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 庭梅のタネから芽が出ています。庭梅は今回が初実生です。硬い殻のタネのくせにしっかり発芽してくれました。

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 このコナラのドングリは、薄めの容器に埋めておいたのですが、根っこの伸びに押し上げられて地上まで出てきてしまいました。ちょろっと見える白いものが、根っこが伸びた後に顔を出し始めた芽です。

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 この、とても薄い鉢にはヤマコウバシのタネがたくさん埋めてあります。発芽した年には寄せ植えとして楽しめるようにしてみました。ちなみにヤマコウバシの実生も今回が初めてなので、発芽率が良いのかどうかわかりません。なのでとりあえずたくさん埋めておきました。様子を見て、発芽したのが多過ぎたらいくらか引っこ抜いて、別の鉢にでも移しましょうか。

 何種類になったかは忘れましたが、今年もいろいろタネをまきました。うちの一番古い実生の木はだいたい8、9年目くらいになると思うのですが、毎年の事ですが、タネから芽が出るというのは楽しいものです。

 しかし私はアパート暮らし。庭なんかありません。毎年言っていますが、もうそろそろ場所がないのです。なので来年からはもっと絞ってタネをまかなくてはなりません。東京砂漠には、食べ放題もあれば呑み放題もあります。しかし、まき放題はないのです。くやしいですがこれが現実です。

 さあ、盆栽を始めてみたいけど、ちょっといきなりはなぁ....とか考えている引っ込み思案なあなた。とりあえず、今年1年公園だの神社だの、街路樹だのからタネを拾ってきて、来年まいてみたらいかがですか?人の目が恥ずかしいというあなた。そう、あなたです。そんな時は靴ヒモを結びなおすフリをしてかがんで拾えばいいのです。私は片手を口に当て、せき込んだフリをしたまましゃがみ込み、あまりの苦しさのあまりにもう一方の手を地面についてかがみ込んだ体で、その手でタネを拾います。素人さんにはジャージ姿で前屈するフリなんかが一番簡単でしょうか。

 秋に拾ったら、すぐにまいてもいいのですが、そうすると、何も生えてない鉢に数カ月水やりをしなくてはならなくなります。これはとても空しくなって、精神的にかなりやられてしまうので、ビニールに密封して、寒さにあわせるために冷蔵庫に入れておきましょう。ただしドングリは、その多くはすでに先客の幼虫が入っていますので気をつけましょうね。冷蔵庫に幼虫はご法度です。

 あとは簡単、年明けから春くらいを目途に土へ埋めて乾かさなければ良いのです。

 さあ、たのしい実生ライフがあなたを待っていますよ!


交換会で鉢を手に入れた私が胸に秘めた熱い思いを明かします。

 4月ももう半分を過ぎたのにこの寒さ。奥多摩や箱根では雪が降ったそうですね。明日の朝には都心にも雪が降るかも知れないとのことで、一応盆栽は保護しておきました。柔い芽を出したばかりでこれじゃ、木もたまったものじゃないでしょう。そうじゃなくてもここ最近の寒暖の差で、姫ザクロの新芽が黒くダメになってしまうものが出ているのですから。

 さて、先日の日本小品盆栽協会東京支部の例会後の酒の席での交換会で、私は初めて鉢を手に入れました。この金額では落とせないだろうと思ってチョロチョロっと金額を言ってみたら、予想外に私の額で2枚、落ちてしまいました。あれ?という感じです。

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 ひとつはこれです。丁寧に作られています。几帳面な人でしょうか?

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 私はついこの前まで、こういう足の鉢は、削る手間を省いた手抜きの作かと思っていました。そう思われてしまった鉢作家の方々、ごめんなさい。

 実際は実の付き方なんかによってある程度正面を決めるのに融通を効かせられるように、わざとこうして作っているのだとか。

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 落款は読めません。会の方も皆さんよくわからないと。しかし、鉢に詳しい方々が口をそろえて出来を褒めていました。

 上の縁の端から端まで6センチほど。高台を含めた高さが2.5センチ。最近はもう少し小さいものを狙っていますが、これくらいの大きさの鉢も必要ですし、いくらあっても無駄じゃないでしょう。

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 2つ目はこちらです。この鉢、ひとつ目よりも深さの分大きいのですが、手に持ってみると、とても軽いです。

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 こちらも読めません。会の方が説明してくれましたが、残念、忘れてしまいました。

 2つとも、鉢の内側に指を入れると安心感を感じます。私の鉢レーダーが、木にやさしい鉢だと言っております。

 私ももっと上手に作れるようにがんばります。そろそろ鉢作りを再開できるように準備を始めています。そういえば先日、会の方から焼き締め用の粘土を少しいただきました。昭和4~50年頃、まあ私が生まれる前のことだそうですが、その方は、町直さんだとかいろいろな作家さんのところで土をもらって鉢を作っていたそうです。いただいたのはその頃の粘土で、カチンカチンになっています。これを再生しないといけませんね。私が生まれる前から放置されていた粘土をよみがえらせます。

 なんだか不思議な気分です。


アメリカで小品盆栽?

 なんだか急に体調を崩しました。風邪のような、花粉症のような。いずれにせよ、気力が出ません。最近温度差が厳しいので、みなさんもお気を付けください。ご自愛のほどを。

 しかし、体調が悪いといっても何もしないというのもなかなか難しい性格なので、ちょっと書きます。

 先日の東京支部の例会の終わりに、講師のTさんが思い出したかのように話していました。

 アメリカのとある有名な盆栽会のおエライかたが、小品盆栽に興味を持っていて、仲介の人がTさんに日本小品盆栽協会に受け入れをお願いしているんだとか。

 なんだかアメリカで小品盆栽が流行っている?流行ってきている?とのこと。うぅん、アメリカっていったら盆栽でも何でも大きい方が好まれるイメージが....笑。逆に国民性にないから興味を持つのでしょうか?しかし小品盆栽協会といっても、Tさんの盆栽はとりわけ小さいので、それを見て一体何と言うのでしょうかね。

 しかし、アメリカ人の、その日の天気を気にして「乾いちゃってないかな、乾いちゃってないかな?」と仕事中ソワソワ落ち着かないなんて姿、ちょっとおもしろそう。

 例会終了後、居酒屋への道中にいつも通る飲食店の、店長さんでしょうか、外国人が、Tさんを含んだうちの会の数名の方々と何やら話しています。私がその場へ後から追い付くと、どうもその外人さん、盆栽に興味あるみたいで、TさんやSさんに盆栽を見せてもらっていました。そういえば、その外人さんの店先には以前盆栽っぽいものが並べてありましたっけ。Sさんが桜を見せると、

 「カワイイ~!」と、やたらデカイ声でいいます。それはいいのですが、道路にしゃがみ込んでしまって、車が通れなくて困っていますよ。

 外国生まれの人にとって、小さな盆栽はどう映るのでしょうか。日本生まれの私にとっても十分不思議なものだったのですから、そうとうエキゾチックなんでしょうね。相撲のように、これからの小品盆栽界を外国人が盛り上げていくことになったりするのでしょうか?はたまた、アメリカで流行ったあと、日本で逆輸入という形で盛り上がったりして....

 どういう形にしろ、もっと盆栽を楽しむ人が増えるのなら、それでいいのかなと思いますが。そのうちに、展示会の売店に、「浅草」とか、「一番」とか書かれた小鉢が並んじゃったりして...

 どうなんでしょうね。イタリア人やアメリカ人が盆栽をやっている映像を見ましたが、オリーブやら、その国の松らしきものの盆栽を熱心に語っていました。皆さん真剣です。あちこちで聞きますよ、外国で日本の文化が好かれている話。かえって日本にいるほうがその面白さをわかりずらいのかも知れませんね。

 その飲食店の外人さんは、次の例会に来ると言っていました。日本語もぼちぼち通じるようです。

 私はろくにしゃべれはしませんが、昔から外国語が好きで、スペイン語と英語のラジオ講座とか地味にやっていたのですが、盆栽熱に時間をもっていかれて、スペイン語は完全にストップ。どんどん忘れていき、英語は今、毎回ぼんやりラジオ講座を聴くだけになってしまっています。

 この日、いつか外国人と盆栽談義をする時に役立つのなら、英語だけでもまたがんばりたいな、と思う自分がいました。しかし私はやさしくはないので、アメリカ人が「チリメンカズラ」を「ティリメンキャドゥーラ」とか言ったらタコ殴りにしてやります。

 当然、殴ったあとは抱きしめてあげるのですが。


日本小品盆栽協会東京支部 4月の例会 その2

 さて、日本小品盆栽協会東京支部4月の例会その2です。

 基礎講座のあとはTさんによる教室です。今回は縮緬かずらと松です。

 まずは縮緬かずらです。うちにも放っぽりぱなしの挿し木素材や、チラッと見るたびにタメ息が出てくる安素材が転がっていますので、それらをキラリと輝かせるためのヒントをこの教室で模索します。その時の私の目は、求道者のそれです。私の祈りがあたりに、荘厳な滝のそばにいるかのような、神聖な空気をただよわせます。誰も気付きはしませんでしたが、この時私の体は数センチほど宙に浮いています。大丈夫、怖がらなくてもいいのですよ。

 さて、そうこうしている間に教室は進んでいきます。縮緬かずらの植え替えは、人によって5月が良いという人、6月が良いという人と、人によって違うそうなのですが、Tさんは4月にするそうです。東京あたりならそれで大丈夫なのではないのか、と。ただ、小さなものは少し遅らせ、また、棚の環境や陽気によって調節するとのことです。ちなみに私の体はまだこの時数センチほど宙に浮いています。

 時期については私も自分でいろいろ試してみます。

 樹作りの大事なところはまず、若枝を作るという点だそうです。3年目くらいの枝になってくるともう芽を吹かなくなってくるんだとか。

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 剪定の済んだ縮緬かずらの見本がまわってきました。うぅん、わかったような、わかってないような....とにかく、刈り込んで刺激を与えて若枝を作るということ、しかし無駄に伸ばして時が経ってしまうとそこからは芽吹かなくなってしまう、ということでしょうか。なんか、モヤモヤした書き方ですみません。しかしまぁ、この方は小さい木を作ります。

 このあとはそれぞれ会の皆さんが持ってきた自分の盆栽のアドバイスをいただく盆栽診断ですが、今回のテーマが松と縮緬かずらということで、皆さん松を中心にいろいろ持って来ていました。私は今回は持ってきませんでした。見てもらうほどのものがないのです。

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 診断が済むと、全員がよく見れるように席をまわってくるのですが、この鉢、気になってしまい、じっと見てしまいました。裏を見ると、

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 「夢」とあります。篠宮夢陶さんという方だそうです。全体のラインもきれいで、特に、作った手の感じが残る足にひかれました。欲しいけど、高いんでしょうね...。

 そのかわりに、例会終了後の酒の席で、いつも簡単な交換会をやるのですが、いいものを手に入れましたよ。

 しかしそれは、また次回にでも。

 <お知らせ>

 日本小品盆栽協会東京支部の例会に参加してみませんか?

 東京支部は、毎月第3日曜日(たまに第2日曜日)に井の頭線永福町下車の杉並区立永福和泉地域区民センターにて例会をおこなっています。前半の基礎コーナーでは基礎的なことを、後半の教室では一歩踏み込んだところを、また、この時自分の盆栽を持ち込んでアドバイスをいただく盆栽診断もやっています。会員でなくても、当日会費500円で見学できます。次回は5月16日です。興味がある方は、井の頭線に飛び乗れ!


日本小品盆栽協会東京支部 4月の例会

 さてさて早いもので、今日は日本小品盆栽協会東京支部の例会でした。

 窓際には、会の方がさりげなく盆栽を飾っています。

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 こちらは先日の伝統園芸フェアーで展示していた木瓜ですね。

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 花が咲いたようです。

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 こちらは姫リンゴ。

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 この八重の桜は「淋風」という品種の桜とのこと。桜といっても、庭桜やなんかに近いものだとかおっしゃっていました。

 さて、今回の支部長の基礎講座はクチナシです。クチナシを漢字に変換してみると、「梔子」と出てきます。何故かこの難しい字を読もうとすると私、「ビワ」が浮かんできてしまいます。もしかしてと思い、今「ビワ」の漢字を調べてみたら、「枇杷」。2文字目がちょっと似ているからでしょうか。

 クチナシの植え替えは今頃で良いそうですが、私はクチナシを持っていません。クチナシには、葉の大きいもの、小さいもの、さらに実成りクチナシというのか、小さいままでとても実つきの良い品種もあるようで、また、小さい葉の普通のクチナシでも、樹形を作って楽しむのと、実成りを楽しむのとでは管理に違いがあるそうです。これから手にする時の参考にしましょう。

 ちなみに私がまだ小さい頃、自分のこずかいをひっかき集めて母の日だかなんだかで、母にクチナシをあげた記憶があります。かなり古い記憶ですが、母に渡すと、「ああ、これはクチナシね」と言い、私はその名前を聞いて、何だか縁起の悪そうなものをあげてしまったと不安になったのを覚えています。口がきけなくなりそうな名前でしたから。

 今回支部長からタンキリマメをいただきました。

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 初めて手にするものなので、簡単に、これからどうやっていけばいいかを教わりました。

 今回クチナシについていろいろ教わり、私も小さなクチナシを作ってみたくなってきました。ちょっと探してみます。

 まだまだ続きますが、今日はもう遅いのでこれくらいで。

<お知らせ>

 日本小品盆栽協会東京支部の例会に参加してみませんか?

 東京支部は、毎月第3日曜日(たまに第2日曜日)に井の頭線永福町下車の杉並区立永福和泉地域区民センターにて例会をおこなっています。前半の基礎コーナーでは基礎的なことを、後半の教室では一歩踏み込んだところを、また、この時自分の盆栽を持ち込んでアドバイスをいただく盆栽診断もやっています。会員でなくても、当日会費500円で見学できます。次回は5月16日です。興味がある方は、井の頭線に飛び乗れ!


この時期、いろいろ。

 芽出しから少し経って、木々もいろいろ個性を出してきました。

 今年3年目になるヤマモミジの実生苗たちですが、水切りトレイにタネをまかれたまま放置プレイのグループです。

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 葉の大きさ、形、それぞれ違います。この姿を見ると、実生の際、モミジなんかは特に、軸切り挿し芽とかをして少量のタネを手間暇かけて育てるよりも、たくさんまいて好きな性のものを選んで大事に育てた方が楽しい気がしてきました。

 先輩方から、

 「結局、性の良いものを育てないと、何年経ってもダメよ」

とよく言われます。その度に、ダメ人間なりにどうにかこうにか今まで頑張ってやってきた私としましては、なんだか性の良くないとされる木々につまされる思いでした。でも、今年の私はちょっと違います。

 カゴの中のモミジを鬼の形相で見ながら、好きな感じの苗、こいつはきびしそうだという苗を選別して、印をつけてみています。きびしそうなやつは、来年おもいっきり隅っこにでも追いやってやろうかとも、また、小さな鉢にキュウキュウに寄せて詰め込んで、大きな葉を出す気力すらなくなってしまうくらいにしてやろうかとも考えています。そして、

 「捨てないだけありがたいと思えよ、この役立たず!」

 とキメゼリフを毎朝浴びせてやります。

 きっと木はシュンとして、身の丈、葉の丈3割ほど小さく育つでしょう。さらに、へこんでいるぶん実際よりも小さく見えることでしょう。

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 こちら姫ザクロは、実生でもそんなに大して変わる気がしません。しかし芽吹きで差がついたようです。右は去年、大きな実をつけたせいで、少しお疲れのようです。

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 こいつは実生のエリート梅。去年発芽したのち、細い枝をたくさん出していたので、今年は一番下の枝に芯を立て替えたのですが、今年も見事に全ての芽から細い枝を伸ばしてきました。

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 こちらはウメモドキ。雄株がうちにはないというのもあり、一昨年になるでしょうか、タネをまいたのですが、去年は1本だけしか発芽せず、その1本も冬の寒さにやられたようでしたが、最近次々と新しい芽が出て来ました。と、このことをブログに書いておこうとしていたら、春嘉さんのところでも同じことがあったようで...。うちは発芽した1本に水をやっていたために乾かさずに済みましたよ。

 枯れたその芽は、言ってみれば今年発芽したウメモドキにとってヒーロー扱いでしょう。

 同じ頃まいた吊り花は、まだ1本も芽を出しません。しかしこんなことがあると、何もないビニールポットへの水やりが、なんだかやめられなくなってしまいます。マユミだか、吊り花だかは、発芽に2年かかることがある、というようなことをどこかで聞いた記憶もあるので、この吊り花のタネが埋まっているポットにも、もう少し水をかけ続けてみましょうかね。なんとも空しい気持ちになるんですが......


コナラのおなら

 今日は雑木好きにはたまらないマストアイテム、コナラをいってみます。

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 といってもうちのコナラ、まだまだです。それはそれとして、まだ幼い小さな葉がかわいらしいですね。

 うちの近くの、いわゆるモダンでおしゃれで今風な盆栽を扱っているお店があるのですが、そこで2年前くらいにノッポな苗木が2株植わったポットを買ったんですね。

 状態からして実生したままのものみたいでしたから、根っこの処理から始まっています。下の方の枝で切って小さくして、今年、やっと釉鉢デビューです。

 この木、株元から生えるヒコバエは、今のところ丈だけ詰めて、そのままにしています。なにか上手いこと使えないかなぁ、と考えています。

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 こちらも同じポットに植えられていたコナラですね。こちらはかなり丈をおさえられています。

 この他に、去年実生したものがあり、さらに、今年はやめとこうかな....と考えていたのに、冷蔵庫の中の小袋の中で我慢できずに発根してしまったコナラのドングリ、捨てることもできずに今、土の中です。最近モソモソ動き出しています...。

 不景気だと騒がれ、世間の目も厳しく意地悪な時代に、金もないくせに私はマイペースでこんな地味な木を育てながら、あーでもない、こーでもないとやっているわけですが....阿呆なんでしょうかね。自分ではけっこう面白い人生を送っている気がするんですけど。

 コナラの実生では、まず発芽の前に太い直根を地中におろすようで、この根をどう処理するかで悩みます。地中でこの太い直根が奇妙な曲を描いていたりもしますので、その曲を使ってもいいのですが、やっぱりコナラは私的に、極端な曲に頼りたくない樹種ですね。直根を切って上根を残すのが基本でしょうか。

 枝は放置しておくと、ニョーンと節間長く伸びてしまいもしますが、だいたいその枝元には小さな芽が2つくらい用意されていたりするので、そこまで切り戻せば済んでいます。

 なんというか、気楽に楽しみたい樹種ですね。目標は、実をならせることでなしに、幹にあの縦縞がつくまでかわいがる、でしょうか?

 まあ先の長い話ですから、自分の老後の心配でもして暇をつぶしながらじっくり持ち込んでみましょうね。


タグ:コナラ

ネコヤナギのフサフサ。

 去年の春に、宇都宮のおじさんから挿し穂をもらってきたネコヤナギを今年鉢にあげてみたのです。

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 高さ的には日本小品盆栽協会を破門の高さですので、内密にお願いします。

 さすがネコヤナギ、ものすごい発根を遂げていて、根を薄くするのも簡単だったので、自作の薄い長方に入れたのです。

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 この鉢、織部釉のとても良い模様が出たのですが、かなり初期の頃の作ということで、残念、粘土の接着がうまくいっていなくて割れてしまいました。私は全て削り出して作っていたのですが、確かこれは初めてヒモ作りのまねごとで作ってみたものですね。

 先端にはもうあの独特のフサフサがついています。

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 よくわからないのですが、この犬のチンチンみたいなものは、いったい何なのですか?花ですか?こんなフサフサで守ってるのですから、大事なものに違いません。

 まあそのうちにわかるでしょう。

 たまにはこんな、ネコヤナギみたいな木もいいのですが、私、クマヤナギって、持ってみたいです。


タグ:ネコヤナギ

鉢作りの道具探しの旅について、こっそり教えます。

 鉢作りで、鉢底の水抜きの穴を開ける時に、ポンスというのでしょうか、筒状の金属の道具を使うのですが、私、一番最初はそんな道具を使う事も知らずに、おおまかな形を作ったまだ柔らかい粘土にストローをブッ刺して半乾きになるのをそのまま待って引っこ抜く、ということをしていました。

 しばらくして、そういえば一蒼さんが傘の柄を使ってそんな道具を作る、というような話をしていたなぁと、フと思い出し、錆ついて捨てるつもりで家にあったビニール傘を解体して、柄の部分を短く取り出し、先端を簡単に砥石で研いでみて、これじゃ味気ないと持ち手にヒモを巻いて作ったのでした。

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 この道具は前回2回目の焼成までの鉢作りで随分活躍してくれたわけですが、いろいろまわりの方に鉢の意見をうかがったところ、小さな鉢なんかでは特に、この道具で開けた穴よりも気持ちもう少しだけ小さい穴の方がいい、という話がありました。

 さらに一蒼さんとの電話でも鉢穴のサイズの話になったのですが、一蒼さんは、

 「スキーのストックは先が徐々に細くなっているから、好みの細さのところで切って使うといいの」

 と言います。しかし残念ながら、私、スキーのストックを家に持つような生活をしていません。スキー自体、やったことがありません。高校の時に、希望者のみの抽選でスキー教室に参加という行事がありまして、一応くじ引きして、当たったのですが、親にその金を出して欲しいと言えずに、まあノリで抽選に参加しただけでべつにスキーをやりたいというわけではなかったので、友達に当たり券をあげてしまったくらいです。

 さて、陶芸用品の通販のサイトなんかを見てみると、いろいろなサイズのポンスを売っているのですが、細いもの1セットで800円くらいのがあって、送料込みでもたいした額ではないんでしょうが、私、ネット通販をしたことないし.....何か他に代わりになるものがあるんじゃないかな、などと考え、そこから私の長い、魂の探求の旅が始まりました。

 ホームセンターやスーパー、100均、とにかく筒状になったものをパーツとして使っていそうな店を、気付くたびに見て回りました。調理用品コーナー、電気部品コーナー、化粧品コーナー。しかしなかなかないもので、私の魂の探求は予想以上に長期戦にもつれこみました。

 そんな中、先日、100均の文房具コーナーを見ていると、教壇なんかで使う「指示棒」って言うんですかね、「ポインター」って言いましょうか、あの、ボールペンサイズの棒がニョキニョキ伸びて、偉そうにものを指すやつです。それが目にとまりまして、

 「これはもしかして...!」

 と、私も頬を軽く紅潮させて、早速家に持ち帰って分解してみたのですね。

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 分解してみると、良い感じです。思わず私もしたり顔でほくそ笑みます。

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 直径も、傘の柄と同じくらいから順に1ミリくらいずつ細くなっていっています。また、金属も薄く作られているので粘土に差し込みやすそうです。ビンゴです。

 ちゃんとしたポンスは、穴が開けやすいように先端が工夫されていますが、私が鉢作りで使うぶんにはこれで充分。

 植え替えがひと段落した頃、また鉢作りを再開する予定でありますが、その時にこの4本1セットで100円のポンスを試してみましょう。良い感じだったら100均から指示棒を買い占めてしまいましょう。

 きっとレジの人、

 「この人、何をそんなに指し示すんだろう?」

 って思うんでしょうけど。


タグ:鉢作り

この木なんの木?

 2年くらい前に友達と都内の山に遊びに行き、名前も知らずに連れ去ってきた木の芽がひと株うちにあります。

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 今ではここまで成長しました。

 ところでこの木、何の木でしょうか?

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 まず、松柏類です。 

 さらに特徴としまして、葉の先が二又に割れています。

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 とりあえず、今年は針金をかけてみました。まだハサミは入れたことがありません。ゆっくりゆっくり育っています。

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 反対側から。

 木はまだ柔らかいので、楽に曲がりました。芽を落としたり、葉を巻きこんでしまわないように気を付けます。

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 上からです。 

 私は、モミの木かと思っていますが、どうでしょう。モミの葉の先は幼木では2裂して鋭く尖っているそうです。また、らせん状に互生する葉の付き方もモミの特徴だそうです。

 こんな樹形にひん曲げて良かったのか、モミのアイデンテティーは傷付いていないのか、気掛かりです。しかし、そもそも一番の気掛かりは、この木がモミなのかどうなのか、ですね。


香丁木が葉を黄変させてまでして伝えたかった、魂からのメッセージとは!?

 去年の秋に東京支部のMさんからいただいた、ポット入りの小さな香丁木があるのですが、最近葉が黄変してきました。

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 原因はなんでしょうか?しばらく前の冷たい雨のあと、水がたまったままのところに一晩漬かっていたので、腹でもこわしたのでしょうか。はたまた栄養切れ?

 木を見つめて考えていた私。気が付くとこの木を植え替えていました。

 ただでさえ小さかったその木を、この際!と、さらに小さく改作するところから始めてみました。

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 昔のマンガにありそうな、ヤシの木1本だけ生えた小さな無人島みたいです。

 根は元気そうでしたが、黄変の原因は....?

 しばらく様子を見てみましょう。


タグ:香丁木

紅花のヒョウタンボク、はじめました。

 先日植え替えで土を切らしまして、近くのホームセンターまで買いに行ったわけですが、ついつい余計な買い物をしてしまいました。

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 ベニバナヒョウタンボクです。木のかんじがウグイスカグラに似ていますね。普通のヒョウタンボクの花は白から黄色に移り変わるそうですが、こちらは紫に近い赤。

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 花のあとにはかわいらしいが毒を含んだひょうたん型の赤い実がなるそうです。今はまだ小さく、緑色のようです。

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 私が売り場の7~8鉢の中から盆栽用にしっかり選んだ株なので、園芸店の木とはいえ、きっと盆栽界へ華麗に転身してくれるだけの器量を持っているはずです。

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 パッと見た感じ双幹コースになりそうなんですが、園芸店の木が根すれすれにうまっていることはまずないでしょう。実際土から出してみると、1センチほど、埋まっていた幹が出てきました。しかしその根はしっかり、細い根がたくさんついていました。これは扱いやすいです。

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 バサバサと切っていって、あっという間にこんな感じです。小さくなりました。実を見ておきたいので上の方に少し花を残しておきました。いずれもう少し切り詰める予定です。

 しかし見たところ、この木の花は新梢の先の方につくようですね。また、どの枝も2節目から3節目の節間から急に長くなっています。その先に花です。あまりフワッとさせずに作れるでしょうか?

 よく観察してお勉強です。


ブログ開設1周年を記念しまして、筆者からのごあいさつがございます。ご静粛に願います。

 ア、ア、聞こえてますか?ご紹介あずかりました、筆者です。 

 気が付けばこのブログを始めて1年が経ちました。ろくな木も、知識も経験もないくせに、よくもまぁ、いろいろ書いたものです。

 私は高校時代も含めて15年くらいでしょうか、バンドをやっていたのですが、その頃は音楽のことばかり考えて生きていました。それがすべてでした。それが今では小さな盆栽に振り回されて生きています。気狂いの沙汰です。今でも時々、「あれ、俺、何やってるんだろ?」と不思議な気持ちになります。もちろん私だって、自分の確かな意思をもって選択して生きてきたわけですが、それとは別の次元で、イマイチ私の変わり様について来れていない、寝ぼけた自分もいるようです。

 とりわけこの1年、私の生活は大きく様変わりしました。別れもありましたが、新しい出会いがたくさんありました。

 ブログを始めた頃は、まだひとりで盆栽チックなことを楽しんでいました。本を読んだり、展示会に足を運ぶことで、盆栽というのはどんなものかというのを知っていました。近代盆栽って、読んだ方がいいのかな?とか、盆栽世界って、面白いのかな?定期購読って、高く感じちゃうな....とか、そんなこと考えていました(ちなみにどちらもまだ読んだことがありません)。

 どこかで教えてくれるところって、あるのかなぁ?というのも当時考えていたことです。私は昔から、好きなことは何もかも独学で貫く性分で、何もかもそれでやってきましたが、ナニブンまわりで盆栽をやっている人がいません。マイペースで好きに楽しむのが前提でも、これじゃ狭すぎるという気がしました。

 それが去年の秋から日本小品盆栽協会に出入りするようになり、初めて盆栽について話せる関係ができました。皆でタネ木屋さんへ、タネ木探しにも行きもしました。初心者にとって、この体験は異空間でした。

 同じ時期に、一蒼さんの協力のおかげで、鉢作りも始められました。以前からやってみたくて、近くの陶芸教室をのぞいたりしていましたが、なかなかお高く、また入ったところで果たして盆栽鉢なんて教えてもらえるのだろうか、というところでチュウチョしていました。

 鉢作りを始めたことでまた盆栽も楽しくなり、会に入っていたおかげでまわりの方に意見を聞くこともでき、ブログを続けていたおかげでネット上でも親切な鉢作りの先輩方からいろいろお話をうかがうことができ、またがんばろうと思えます。ありがたいです。新しく始めたことが良い形で連鎖し合っているのを感じます。今年もまだまだ変化の年の予感がします。私の予感はけっこう当たります。1999年に世界が滅びないという予感も当たりました。

 そんなわけで、このブログももう少し続けてみようかな、と思っています。最近は季節がらか、随分とアクセス数も多くなっていますが、あまりその辺の数字は気にしないで、マイペースに続けていきたいです。こんな内容の薄いブログをいつも読んでいただいている私の知らない方々、わざわざコメントしていただいた方々、たまにチョロっと読んでくれてる人にはチョコっとだけ、 ありがとうございます。

 そんなかんじで、1周年記念の挨拶とさせていただきます。アパート暮らしで、お金¥もないこんな私でも、十分小さな盆栽はたのしめます。難しく考えずに、興味がある方は始めてみませんか?

 ご静聴、ありがとうございました。

 


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