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呪いの小鉢とマユミちゃん

 去年、日本小品盆栽協会東京支部でタネ木探しへ行った時に買って来たマユミの寿。もう植え替えてしまいましょう。

  (中略) 

 ということで、植え替え終わりました!植え替えの詳しいノウハウを知りたい方は、もっと経験豊かな方のブログをご覧ください。今の時期、皆さん植え替えについての記事を書いていることでしょう。

 このマユミにはどんな鉢がいいか考えたのですが、サイズピッタリの丸鉢に決まりかけて、やっぱりコッチ!

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 先日焼きあがって届いた呪いの小鉢です。鉢のまわりが気持ち悪い模様で埋め尽くされています。

 マユミの幹肌とこの鉢の模様、似てます。

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 これも何かの縁だと、この使いにくそうな鉢におさまってもらいます。


庭梅は根性曲がり

 ここ数日の暖かさで、いろんな木の芽が動き出しています。今日は庭梅から始めましょう。

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 ぽつぽつと、緑の芽が見えます。去年、まだ実が緑の頃買ったものです。ビニールポットから幹が3本出ています。株立ちに見えますが、予想通り、寄せて植えてあるだけでした。

 それはそれでいいのですが、問題は根です。随分大きなビニールポットにおさまっていたので、まず、暴れたい放題にしてあるに決まっています。

 ....予想以上に大暴れで、ある程度ほどくのにも随分かかってしまいました。

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 幹ほども太さのある根がそれぞれ2~3本ずつ、渦を巻いてからみ合い、3本の木がおさまっていました。そんな根は出来る限り切り詰めましたが、一気にやってしまうのは怖いので、また来年に持ち越しです。安い木は時間がかかるのです。気長にいきます。

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 とりあえず、2本と1本に分けておきました。去年は赤い実をたくさんつけて楽しませてくれたこの庭梅ですが、どうやら花だの実だの言う前に、根を育てなくてはならないようです。


タグ:庭梅

鉢穴の大きさ

 私が鉢作りをしていて、焼いてもらっている一蒼さんから毎回注意されるのが、鉢底の穴についてです。大き過ぎたり小さかったりするそうです。

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 この鉢が良い例です。先日作ったかなり薄い楕円の鉢ですが、穴が大き過ぎます。

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 先日の日本小品盆栽協会の総会の時にもたくさんの方に見ていただいたのですが、見る人見る人この鉢を手にして、「穴が大きい」とのこと。

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 こちらの丸鉢も、支部長に見ていただいた時、「横に線があると木が引き締まっていい」、と言っていただいたのですが、やっぱり「穴がもうちょっとだけ小さいといい」と言われてしまいました。

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 一蒼さんは、玄人の人ほど穴は小さめを求める、というようなことを言っていました。私はまだその加減がわかっていません。これからの課題です。

 あまり皆から穴が大き過ぎると言われたので、小学校の同級生だった横田さんという転入生を思い出しました。彼女は鼻の穴が大きくて、皆からブラックホールと呼ばれてからかわれていました。「吸い込まれる~」とか言いながら男どもが寄って行くのです。阿呆ですが、私もやった気がします。しかし、今思えば、少し日本人離れした洋風のテイストがある顔立ちで、きっと大きくなってからきれいになっただろうと、そんな気がします。またそんなからかいも力技ではねのける豪快な強さがありました。きっと幸せにやっていることでしょう。

 あ、鉢底の穴から変な方向の話に行ってしまいました。

 なんだか花粉症が始まったようで、くしゃみが止まりません。


タグ:鉢作り

ウエカエ―ル

 さて、今日は休みで用事もなく、芽が動きそうなものから早め早めで植え替えです。少し急ぎ過ぎでしょうか?あとになって手が回らなくなることもありますしね。ごめんよ、先を急ぐぜ!

クマシデ

 今日はとりあえず、久々シデブラザーズのクマシデから始めてみました。カナシデとも言いますね。悲しくもないくせに。おさまっている青磁の鉢は、昨日届いた自作の、名付けて「石垣懸崖鉢」です笑。石垣のような模様が入っています。途中で鉢が折れてしまっているところがチャームポイントです。そうそう、木をもっと鉢の方へ寄せようとしたら幹がメキッと折れそうになってしまいました。立ち上がりに青いものが付いているのがわかりますか?癒合剤です。

 ついに自作鉢で木を育てられるところまで来ました。感動の涙で前が見えません。

クマシデ

 こちらもクマシデです。鉢は去年初めて焼いてもらった自作鉢です。丁度良いんじゃないでしょうか?

ルリビョウタン

 こいつはルリビョウタンです。根っこが面倒くさいことになっていたので、こんな風にしてみました。この木、もとの方に芽がないんです。だからニョーンと伸びています。青い実は無理だと割り切っているんです。今年の目標は枝を作ることです。

 鉢は昨日届いた自作鉢です。なんか、どんくさい形をしています。しかしこんなどんくさい木にはピッタリかと思います。まぁまぁルリちゃん、そう怒るなよ。今度こっそり肥料多めにあげるからさ。

 その他もろもろの鉢上げ、植え替えをしてるうちに、気が付いたらすっかり日も暮れていました。


日本小品盆栽協会なんて怖くない!

 今日は日本小品本盆栽協会の総会に参加してみました。総会には、東京支部だけじゃなしに、他の支部の方、本部に属する方など、初対面の方々も集まります。そもそも、まだ入って2カ月足らずの私がそんな場に参加しても...という気持ちもあったのですが、せっかくこういった会に入ったわけですし、また、私も素人なりに、会はもちろん、小品盆栽の未来をにぎやかにと願っているひとりでもありますし、なによりも私、金がない分時間はまあまあありますし...つまりは、怖いもの見たさの好奇心でしょうか。恐縮しながらも飛び込んでみました。

 激論でした。様々な意見が飛び交い、私ときたら小動物のように怯えた目でプルプルと震えるだけでした。ふふふ、失礼な言い方かもしれませんが、楽しかったですよ。自慢じゃありませんが、いえいえむしろ私の欠点なのかもしれませんが、私、組織というものが苦手です。でもこの会は、人間臭くて好きです。

 総会が終わると、場所を移して、居酒屋で軽く呑んだり食べたりです。乾杯の前に、最年長だったでしょうか、80を過ぎた方が総会での発言を皆の前で訂正し、謝りました。私はそういうところが好きなのです。皆、一人の人間として付き合っているんです。

 さて、実は今日の午前中、総会に出かける前に、第2回目の焼成を頼んでいた私の鉢ができあがり、一蒼さんから届いたのでした。いろいろ詳しい方があっちこっちから集まるのだろうし、機会があったら皆さんに見ていただこうと、何個かを持って行きました。そして、見てもらいましたよ。たくさんのアドバイスをいただけました。共通の意見から、個別の意見までありましたが、どれもとても参考になりました。私ひとりの感覚では、盆栽歴も浅い分、気付けないところがどうしてもあるんです。

 そして、こうしたほうがいいという意見の中にまぎれて、たまにぽろぽろと褒めてもいただけて、励みになりました。ある方は、

 「全部でいくらだ?」

 と聞いてくる始末です。私は、

 「10万です」

 って言ってやりましたよ。だって、今のところ、鉢作りとお金を絡める気持ちは私にないんです。修行中ですから。

 今日はそのうちの1枚だけ自慢させてください。

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 横4.5㎝、奥3.5㎝、高台を含む高さ1.8㎝の長方鉢です。この釉薬は何でしょうか?今度一蒼さんに聞いておきます。

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 上からです。

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 横からです。

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 下からです。落款も、私にしてはきれいに書けています。この鉢は、シンプルですが、多くの方から、足とボディーのバランス等を含め、褒めていただきました。でも、この釉薬、格好良いですよね。褒めていただけたのは、おそらくそのせいです。

 またちょこちょこタイミングをみて、今回焼きあがった鉢を自慢、じゃなかった、紹介させてください。今日はこのへんで。


八ツ房のアキニレとラッパズボンの思い出

 今朝、棚の奥で黄梅が咲いているのに気付きました。

黄梅

 前にホームセンターで処分品を買ったもので、ひたすら真っ直ぐなだけの木ですので、花だけ写しておきました。

 ちょうど季節の変わり目に来ているのでしょうか。今日は久々に明るいうちに帰れたので、しっかり木を見てまわると、ルリビョウタン、コデマリ、庭梅、イヌシデ、モッコウバラ、アキニレの芽がもう緑色で、動きかけていました。

 そんなわけで今日は動き出したアキニレを植え替えておいたのですが、うちには普通のアキニレでない、八ツ房のものもあります。これは去年買ったばかりのものなので、まだその根を拝んだことがありません。ドキドキです。

八ツ房ニレケヤキ

 最初、草の根かと勘違いしたほど細くてやわらかい根がいっぱいです。とりあえず、太い根もあったのでそれらはなるべく短く切り詰めておきました。

八ツ房ニレケヤキ

 もう少し薄い鉢の方が似合いそうですが、あいにくそんな鉢はありません。贅沢言っちゃいかんです。私だって子供の頃は兄弟、親戚のお古着てたんですから。小学生の時には、なぜだかラッパズボンが私のタンスにおさまっていましたよ。ベルボトムじゃないんですよ。シマリのないラッパズボンなんです。嫌だったなぁ。

 それにしてもこの木、枝はどうしましょうか。うぅん、保留です。


ウグイスカグラは挿しキング

 昨日の記事で、去年の3月に宇都宮のおじさんちの近くの雑木林で見つけたウグイスカグラのことを書いて、今日、そのウグイスカグラの枝を持ち帰って挿し木していた事を思い出しました。

 植え替えておかないと!と思い、帰宅後、隅の方に追いやられていたウグイスカグラの挿し木苗を引っ張り出してみました。芽が動き始めています。そうかそうか、可愛い奴よのぅ、ちこう寄れ、とばかりにビニールポットをやさしく脱がせてあげます。よいではないか、よいではないか。

ウグイスカグラ

 挿し木後1年で、すごい量の根が生えていました。この木は細い根にまじって、ブッとい根をよく出します。そんな根は太くならないうちに短く切り詰めてしまいましょう。放置して、あとで泣くのはごめんです。

 挿し木3本のうち、2本は小さなビニールポットでもう1年がんばってもらって、

ウグイスカグラ

 一番根の張りが均等で良かったひとつは釉薬の小鉢に入れました。

ウグイスカグラ

 せっかくきれいな鉢に植えて、ビニールテープで固定するのももったいないんで、針金で鉢にしっかり固定です。東京支部の盆栽教室でもそうですが、経験豊かな方が植え替えの大事な点について教えてくれる時に必ず言うことは、鉢に木をぐらつかないようにしっかり固定する、ということです。そうしないと根が育たず、また風で木がもってかれて、その結果木を弱らせてしまうからです。そして、植え替えた後は、根を冷やさないように保護してあげるんだそうです。気を使いますね。水をやるのでも、水で根っこを冷やすことになるので、霧吹きなんかで済ました方がいいようです。

 じつは、ウグイスカグラの挿し木苗はこれですべてじゃないのです。この木、ものすごく挿し木の成功率がいいんです。うちでは去年、100%成功です。まだ固まってない緑の枝でも大丈夫だし。なので、伸びる芽を摘んで、捨てるのもあれだし...と、そのへんにそのまま挿しておいただけのものが発根したウグイスカグラがまだ隅の方に眠っているのです。何も考えずに「とりあえず」で増やしちゃいけませんね。今週中にそいつらの帯もほどいて素っ裸にしてやります。

 よいではないか、よいではないか。


日本小品盆栽協会東京支部の黒ミサに迷い込んだ私。

 昨日は、永福町駅を降りてすぐにある杉並区立永福和泉地域区民センターで、日本小品盆栽協会東京支部の例会の日でした。

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 午後1時半から支部長Iさんによる「基礎コーナー」で、この日は木瓜とバラの植え替えがテーマでした。今がその時期だからです。しかしその前に、支部長のピアノ伴奏で毎回みんなで「日本小品盆栽協会東京支部の歌~小さな樹、大きな夢~」を歌います。もちろんウソです。

 支部長によるこの時間は、私のような初心者のために基礎的なことを教えてくれます。ありがたいことです。

 そのあとお茶とお菓子でひと休みして、次はTさんによる盆栽教室です。ここでは盆栽のもう一歩踏み込んだところを教えてもらいます。今回はシーズンなので、やはり植え替えがテーマです。そのタイミング、剪定、肥料など、いろいろなコツを教えてもらいました。

 それがひと段落すると、そのまま「盆栽診断」が始まります。これがまた面白いんですねぇ。相談したい盆栽のある方がそれを持って来て、Tさんにアドバイスを受けるんです。自分のでない盆栽の相談とアドバイスでもとても勉強になりますが、自分のならナオサラです。内気な私も今年から東京支部の会員になったことですし、思い切って先日記事にしたウグイスカグラを持って行ってみました。

 こんな初心者の木でもTさんは丁寧に教えてくれました。教えてもらった後、席に持って帰ると、近くの席から「ねえねえちょっと見せて?」と、なります。こうやって、診断を受けた人の木をじっくり見させてもらうのも楽しいのです。

 ウグイスカグラは、「もう植え替えしても大丈夫だよ」と言われました。ウグイスカグラは自然の中では林などの木の下で生きているので、植え替えの際は腐葉土を入れるといいそうです。そうです、確かに宇都宮でウグイスカグラを発見したのは、雑木林の下草の中、枯れ葉が積もった地面でした。

ウグイスカグラ

 さっそく帰って、プラ鉢から釉のかかった薄めの鉢に植え替えてみます。アドバイスを参考に、植え付け角度を少し傾けてみました。この木はニョーン!といきなり太く伸びる芽があるので注意ですね。まだまだの木ですが、時間をかけて良くしていきたいと思います。

 ここで私から宣伝しておきます。日本小品盆栽協会東京支部では、新しい会員を募集しています。このブログをご覧になっている方で小品盆栽に興味のある方は是非、そうそう最初は見学でかまいませんから、一度見に来てはいかがでしょうか。条件といえば、私よりも盆栽が下手である、ということだけです笑。まあそれは冗談ですが、何も知らなくても大丈夫です。みんなやさしいですから。年に2回ほど、みんなでタネ木を買いに行ったりもします。そんな時は、選ぶコツなんかも教えてもらえますよ。「考えるな。感じろ!」とか、困ったことは言われませんから大丈夫です。

 基本的に今は毎月第3日曜日あたりに井の頭線の永福町を降りてすぐの杉並区立永福和泉地域区民センターに午後1時半頃集まっています。次回は3月21日(日)です。

 私ごとですが、一人で勉強していた時も楽しかったですが、思い切って会に入ってみて、とても刺激になり、いろいろな人と知り合えて、さらに楽しくなりました。どうぞ、興味のある方、考えてみてくださいね。おわり。


第84回 国風盆栽展

 雪がちらつく中、行ってきました国風展。これから行く人のためにも私から伝えておかないといけないアドバイスがあります。体力が勝負です。270近くの席数に負けないためにもたくさん食べてから入場しましょう。

 さて、展示ですが、見ていれば気に入ったもの、参考にしたいもの、写真を撮って残したいところなのですが、撮影は禁止。写真集は高いし。ちぇっ、ケチ!と子供みたいなことを言ってみますが、私はそこで止まりません。今年はスケッチブックと筆ペンで勝負を挑みました笑。

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 これは、見てわかるように、野梅です。シャリ幹が素敵ですね。え?わからない?きれいな花も見えませんか?おかしいですね....私には見えるのですが。

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 こちらは五葉松ちゃんですね。なになに、バカにするな、と?そりゃそうです。どんな風に樹形が作られているのかメモっているだけですから。これ以上をお求めの方は、会場に行くか、写真集を買ってください。

 会場内で、ひとつ思ったことがあります。今年の展示のなかに桧の根連なりがありましたが(パッと見て根連なりとはわかりませんでした)、下の方から見ると、本当に自然の中にいるような景色で、ステキでした。去年は米栂の根連なりで同じ思いをしました。この引き込まれるような感覚は、大きめなサイズならではなのかな、と。

 大きなものには大きなものの、小さなものには小さなものの良さがありますね。会場の声を聞いていると、大きな盆栽のところでは、「スゴイ!」という声が多いですが、小品のところでは、「かわいい!」という声がよく聞こえます。

 「あれ、これ庭のすみによくあるリュウノヒゲでしょ?こうやってきれいな鉢に植えるだけでこんなに可愛くなるのねぇ」と言っていた奥様もいました。

 会場にはけっこう若い方もいました。小品盆栽、ミニ盆栽、もっと身近に楽しんでくれる人、増えてくれないかなぁ....東京支部に集まれ!と思う今日このごろです。

 それでは最後はイワシデでシメさせていただきます。

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 笑。

 

 


タグ:国風展

もらっちゃいました。

 今日、仕事でお世話になっている杉並の某盆栽園さんへお邪魔した際、奥さんから、

 「国風展にはもう行った?」

と聞かれたので、

 「まだです、明日行く予定です」

と答えたところ、奥さんは家の中へ入り、こんなものを持って来てくれました。

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 国風展のチケット!ナイスタイミングです。

 さあ、明日は上野の東京都美術館へGoです。明後日は、日本小品盆栽協会東京支部のミサ、じゃなかった、集まりです。盆栽漬けの休日になりそうです。


タグ:国風展

サイカチ苗でため息。

 寒い日です。雨の中、書店に注文していた本を取りに行きました。

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 いろんな作家さんの鉢の写真が載っています。見ていて飽きないです。

 さて、この寒い中、国風展に行こうかと考えてもいましたが、冷たい足を引きずって鑑賞するのも気が重く、それは週末にしておいて、今日はおとなしく家で、去年実生のサイカチの苗を植え替えることにしました。

 植え替えといっても、1年前にビニールポットで発芽したままの苗を、根の芯を落としてさらに小さなサイズのビニールポットへ移しただけです。

サイカチ

 2本、3本寄せてみたもの、ゆるやかに針金をかけてみたもの、キツく針金をかけてみたものなど、いろいろ試しておきました。

 タネからの発芽がたしか2月中だったので、早めに植え替えてもいいかなとやってはみましたが、まだ根は動いてないようでした。ただ、1年でどの苗も随分と根をのばしたようで、根の成育は旺盛みたいです。とりあえず、「枝」が欲しいですね、せめて笑。

 サイカチなんてだいたいの人、興味ないですよね。なんで私はこんな木を、場所もないのにわざわざ育てているんでしょうか。ほら!そんなあきれた顔で私を見ないでおいて!

 みんな何を楽しんで盆栽をやっているのでしょうか。きっといろいろあるんでしょうね。私は当分、盆栽を褒めてもらえないんでしょうね。体をなしていないものばかりですから...。

 はぁ...打たれ強く行きます。


タグ:サイカチ

迷子のウグイスカグラ

 ううん、悩んでいます。もう少ししたら本格的に植え替えも始まりますが、どんな風に作っていこうか迷っている木があります。

 そんな木のひとつがこのウグイスカグラです。

ウグイスカグラ

 逆側は、

ウグイスカグラ

こんな感じで。

 去年からずっと考えているのですが、決めてしばらく経って、ふとみると、やぱりこっちだな、って変わってしまうのを繰り返しています。中ほどでY字に二又に分かれているところが私を一番迷わせます。

 芽がたくさんついているので今年の成長は期待できますが、まずは私がしっかりしないといけないようです。

ウグイスカグラ


もひとつオマケで。

 明日、成形後の鉢を焼いてもらうために伊豆の一蒼さんのところへ送ることに今朝決まったのですが、せっかく時間もあったので、もうひとつ作ってしまいました。

 一度試しておこうと思っていた薄い楕円です。

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 横7センチで高さは高台含めても1センチほどです。きれいな小品のケヤキが似合う鉢を意識してみましたが、うちのケヤキは自分で実生した今年3年目の頼りない奴等ですし、そもそもこの薄さで管理する自信ははっきりいって私にはありません。

 それでも、管理しやすいように、バキッと割れてしまったり、ボコッと穴があいてしまわないかとの不安と戦いながら、出来る限り内側を薄く削って、鉢内になるべくたくさんの土が入れられるようにしてみました。さらに、ふたつの鉢穴のまわりを水が抜けやすいように窪ませてみました。

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 これでさらに土が入る量も増えたと思います。落款は、スペースの都合で「誠」の「成」がとれて「言(ごんべん)」になっていますね。言葉が成就して「誠」なら、「成」がなければ....口からでまかせって感じでしょうか。

 とにかく、成形完成です。数時間で勢いのままに削り上げてこれくらいのができれば満足です。


タグ:鉢作り

リバーシブル鉢、削り終わる。

 片面だけで止まっていた楕円の鉢、昨日やっと削り終わりました。

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 この面の裏はあまり手をかけずに、

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リバーシブルということで、ある程度すっきりさせましたが、

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 横にはまた小さな花の文様です。

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 こっちも。ちょっとデザインがうるさいでしょうか。

 じつは完成図が見えなくなって、途中で数日、手が止まってしまいました。それで、このままじゃ勢いがなくなると、昨日削りきってみました。思うようにきれいな楕円が描けなかったのですが、つまりそこまでの実力ということです。このくやしさを次につなげます。

 名品展以後に成形した鉢を7個ほど、明日、一蒼さんのところへ送って焼いてもらいます。今日もう1個くらい作れるでしょうか?


タグ:鉢作り

グリーンホラー小説サイカチ村カラカラの呪いの舞台裏

 風がとても強い日です。ここしばらくとても寒く、友達は給湯の水が凍ったと話していました。鉢の土も、表にそのままおいておくと凍ります。うちにはかわいそうに、何の理由だかこの冬ずっと保護されずに吹きっさらしで生きる木がひとカゴありますが、さすがにここ数日は夜だけ玄関に取り込んでいます。

 こんな冬の風に吹かれ、カラカラに乾いた大きな豆のさやをカラカラ鳴らして揺らす木、知っていますか?

 以前にグリーンホラー小説サイカチ村カラカラの呪いと題して記事にしたサイカチです。読んでない方は記事下の「グリーンホラー小説」のタグから見てみましょう。背筋も凍るようなグリーンホラーの世界に突入です。

 いえいえ、興がのって、サイカチという木を私が知った現実の場面をふくらませて、ふざけて書いただけのものだったり、「カラカラ」という言葉からの連想を文章にしてみただけのものなので、給湯は凍っても背筋は凍りません。

サイカチ

 実生サイカチ1年目の去年5月の姿です。サイカチに関しては「盆栽世界」の見出しで一度名前がのっているのをネットで見ましたが、中でどんなことを書かれていたのでしょうか?私は盆栽雑誌を購読していませんのでわかりません。はたしてこんな木が小品サイズに落ち着くのでしょうか?ひとつひとつの葉は小さいんですが、羽状複葉というのでしょうか、いくつもの葉っぱが羽根の毛みたいなかたちでひとつになっているので、小さなサイズは厳しいですね。豆のサヤときたら私の手のひらほどの長さがありますし。

サイカチ

 ただまあ私は育てるのが好きですので育てます。誰にも文句は言わせません。あ、大家の茂子さんは別ですよ。

サイカチ 

 実生1年生の今の姿です。ただの棒です。チョロチョロ伸びているのは枝ではなくトゲです。この木はものすごく暴力的なトゲを幹から伸ばします。

サイカチ

 こんな地味な木なのに興味をもってしまうのは、この木の何ゆえなのでしょうか。今年の成長がたのしみです。


作陶錯乱あとに、花一輪

 私は何か頭の中でピン!と、アイデアがはじけてしまうと、試してみたくて仕方なくなってしまいます。「そんなバカげたことをしても...」とたしなめられたり、あきれられたりしても、こればっかりは治りません。まずは試す。何かを作る時に大事にしている言葉です。

 と、なんだか偉そうなことを言ってみても、なんてことはありません、先日、鉢作りで暴走しただけのことです。

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 手びねりで何か素朴な雰囲気のモノを、と考えてるうちに、変なところへ行き着いてしまいました。「最後に、表面をなめらかに皮で磨いておく」と、一蒼さんからも言われていたのに、わざと逆を行くかのように、竹串で何度も、親の仇のように、エグって、エグって、最終的にダークサイドの抽象画の油絵です。

 どんな顔をして、どんな木を植えるというのでしょうか。 作り終わった最初の感想は、「うわ、気持ち悪い!」でした。

 「呪いの切り株」

 そんな言葉も浮かんできました。

 そんななかでも「正面はどこがいいかな?」などと、いっちょ前に植える場面を想像している自分が可愛くもありますが、阿呆と紙一重です。

 少し、「飛び道具」に走り過ぎたと反省し、このあと、じっくり取り組める鉢をこころみました。

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 やっと片面が彫り終わっただけの楕円鉢です。はじめて、花なんて彫ってみようかな、と、桜をイメージして彫ってはみたのですが、いやいや、時間がかかりました。彫刻することに関しては誰からも教わっていないので、何をどうすれば出来上がりの具合がいいのかわかりません。なので出来上がりを見つつ考えてみようと思います。

 さて、もう片面をどうするか...今悩んでいます。そもそも、花が描いてある鉢にどんな木を植えろというのでしょうか。合わせにくくないでしょうか。もう片面はシンプルにいきましょう。昔、服でありましたよね、リバーシブルって。どっちでも着れる、みたいな。私も小学生の時に、ジーンズ生地とコーデュロイのリバーシブルのチョッキを着ていましたよ。いえいえ、手を抜こうと言ってるわけじゃないんですよ。絶対に。違いますよ。絶対に。


タグ:鉢作り

スパルタ盆栽に情けはいらぬ。

 「お、おい君!こっちだこっちだ!」

 朝、出勤間際の私を呼びとめる声。

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 「ここだよ、き、君!ここから出してくれないか!重いし、寒くてかなわん」

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 あいやぁ、埋もれてますね。予想以上に降りました。東京での、久々の積雪です。基本的にうちの棚は今、雨風が強く当たらないようにはなっているのですが、この真ん中のカゴ1つだけは吹きっさらしです。理由はただ、「おさまらないから」です。専用のフタがあるんですが、とある盆栽屋さんから買い物のオマケでもらったひょろ長ノッポのハゼの寄せ植えだの、公園近くの道端から引っこ抜いてきたイヌシデの苗が邪魔でフタできないんです。

 そんな彼等を助けるどころか、カメラをとってきてパシリ。そしてそのまま出勤です。

 「いやぁ、寒樹に雪化粧。きれいだなぁ」

 うっとりしながら自転車にまたがり先をいそぎます。

 「おおぉーい、ここだよー!」

 「出してくれよー!」

 「重いよー!」

 「さむいよー!」

 「寒さ通り越して痛いよー!」


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