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一木一草話に潜入捜査!

 今日は休みで、鉢作りも煮詰まっていたので、先日小品盆栽協会の集まりでお会いした一木一草話というお店の安達さんに会いに、代々木八幡まで足を運んでみました。

 着くとなにやら男性と商談中。後でうかがった話では、3月に予定している現代作家鉢展で展示する小鉢の写真を載せた冊子を作るそうで、その撮影の打ち合わせだとか。私もその鉢展はたのしみにしています。写真もたくさんのっているのなら、是非手に入れたいです。

 前々から一木一草話さんの名前は知っていたのですが、はじめてうかがってみて、いやぁ、いろいろ並んでいて飽きないですね。長居してしまいます。店頭には小さな盆栽が、中にはたくさんの鉢が。話しながら、いろいろと説明してもらいました。今度の鉢展用に作家さんから届いたばかりの小鉢も奥から出してきてくれて、もう、目がお腹いっぱいだと言っています。これ以上見たら目が下痢しそうです。

 今、どんな鉢が市場で品薄だとか、そんな話も丁寧にしてくれました。もちろん私なんか、まだ何もできない素人ですので、自分で使う鉢を作る程度で、作って売るなんて想像できませんが、目がこえた方の話です、とても参考になりました。

 せっかくなので、少し買い物してきました。

イボタ

 イボタです。展示会ではよく見かけますが、私、持っていなかったので、買ってみました。樹高4センチ程度のかわいらしいやつです。

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 鉢は、焼き締めをひとつ。

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 久山とあります。

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 こちらは横4センチちょっと、高さ2センチ程度の、花札よりもひとまわり小さいくらいの、実際はもう少し黄味がかった長方です。

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 光峰とあります。

 なんだか、ずっとバンドばかりやっていたので、盆栽についても、焼き物についてもなんにもわからないで、とりあえず自分ひとりでやっていても仕方ないと思い、また、引っ込み思案な性格も好奇心が上まわって、会に入ったり、いろんな人と話させてもらったりとしていますが、やはり時々、自分が場違いな所にいる気もしちゃいますね。鉢作家のことなんて、なんにも知らないですから。本なんかで勉強してはいますが、~山とか光~とか、似たような名前がならんで、みんな兄弟?家族?って感じです。まあでも、中学生の時にビートルズを聴いて、これは誰の声、これは誰の声って、聴いてすぐわかったわけでもなしで、聴いていくうちにもっと細かいところまでわかってきたように、続けていけばわかってくるんでしょうね。幼稚園の時に、演奏の発表会で、希望のパートを先生から下手だからとはずされてはずされて、最終的にその他大勢のパートに行きついた私も、作曲をしたり、十数年がんばってみたら音が白黒の視覚的に感じれる、変な感覚も身に付きました。だからといって、何かそれで得することもありませんが、それどころか、かえって「自分の感覚って面倒くさい」って思うことがほとんどですが、ヘタクソでも試行錯誤しながら続けていけば、なにかしら自分に変化が起こるってことを知れたことは私の宝です。

 帰り際に安達さんと木の性の話をしていて、やっぱり性の良い木かどうかが大きいといっていました。たくさん実生して、その中にほんの一握りあるかないかの性の良い木。その木を育てて取り木すれば、それも良い木。そうですね。でも、私はアマちゃんで、どの木も、自分で実生するとなおさらのこと、かわいらしく思ってしまいます。うぅん、ダメだこりゃ。


杜松フォー!

 先日の名品展で、「杜松宝」という木を買いました。

杜松宝 

 私、松柏類にあまり馴染みもなく、杜松は知っていても杜松宝なんてものは知りません。どんなものかとネットで検索してみても、出てくるのは通販サイトばかりで大したことは載っていません。唯一、オークションに出ていた「盆栽世界 1979年12月号」の見出しに、「新種紹介 杜松宝」とあったことから、その頃出だした品種かな、という感じです。

 なんとなく、今まで見聞きしたあやふやな情報を整理すると、

 「杜松宝<トショウホウ>とは、70年代末頃流通し始めた八ツ房杜松の最短葉種で、ミニサイズ向き。曲を付けるよりも、芽を摘みながら、ツンツンそのまま育てるとキュート。」

という感じですか。まぁ、何の参考にもならない情報です。

 そうそう、名品展で東京支部のTさんが杜松宝を展示していました。

杜松宝

 ボケちゃっていますが、左端のが杜松宝ですね。なるほど、こんな感じを目標にがんばってみましょう。がんばれ、杜松フォー!


タグ:杜松宝

梅とジン・シャリ

 つい先週まではつぼみばかりだったうちの梅。

紅千鳥

 今週に入って次々と花が開き始めました。

紅千鳥

 紅千鳥という品種だそうです。「紅」と「千鳥足」の連想で、酔っ払いを思い浮かべてしまいます。

紅千鳥

 この梅、買った時の姿のまま、枝と根の手入れだけしているのですが、どうにもヌベっとした姿で困っていますので、そのうちに一番下の枝の上で幹を切り詰めて、ひとまわり小さくしたいと思っています。

 盆栽では、幹や枝の一部が枯れて白骨化した木質部が見えている状態のジンやシャリと呼ばれるものを、人工的に、樹皮を削って作ったりします。

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 木質部が硬い木でやるそうです。先日の名品展でも、梅の木でみかけました。

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 松柏類では木質部を白くきれいに見せますが、梅なんかはあまり白くしない方がいいとか。一度挑戦してみたいですねぇ。大家さんに、私が木を削っているその姿を見られたら、

「んまぁ!あんた、かわいそうなことして!」

 と、あきれられてしまいそうです。

「いえいえ、大家さん、これは厳しい自然の中で生きる木の力強さをですね、つまり...」

 そんなことを言っても無駄です。往々にして、盆栽について説明しても相手が困るだけです。パッと見で、「まあステキ」と感じてもらうしかありません。私もがんばって、時間をかけて、そんなものを作れたら、と思います。


タグ: ジン シャリ

名品展の買い物

 盆栽好きの人たちは、3月頃から植え替えで忙しくなりますね。そういえば、たくさん数を持っている人が、それだけの数を、限られた時間で植え替えを済まそうとしたら大変だろうに、年をとっていたらなおさらだろうに、仕事もあるだろうにと、ずっと私は疑問に思っていたのですが、去年聞いた話では、けっこう2月頃から植え替えをはじめる人が多いんだそうです。皆さんのまわりではどうなのでしょうか?

 先日の名品展で、今年の植え替えのために、豆鉢をいくつか買っておきました。

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 左から、織部、瑠璃、トルコ青、さくら、貫入、焼き締め、焼き締めの一蒼鉢です。

 横3センチくらいですね。え?イマイチわかりずらい?そうですか、じゃあ比較できるものを...

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 うんうん、これで実感が湧きますね。これくらい小さいと風が強い日とか、夏なんか特に心配になりますが、若くてか細い木でもしっくりくるのがうれしいですね。このサイズの焼き締めの丸鉢に、小さな赤松とか五葉松を植えたりしたら、きっとかわいいですね。

 この鉢を選んでいる時に、一蒼さんはゴソゴソと荷物の中を探って、何やら取り出したかと思うと、「はい、これあげる」と、こんなものをくれました。

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 均窯の丸鉢?と思いましたが、

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 中まで釉薬がかかっていて、水を抜く穴がありません。

 ぐい呑みです。いいですねぇ。ちゃんと裏には「一蒼作」の落款があります。

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 昔は毎晩呑んでたくせに、最近はめっきり家で酒を呑むこともなくなりました。が、たまにはリラックスして、これで、ぷはぁ~と呑みたいですね。一蒼さんは、鉢の話でよく、鉢は使ってこそ、ということを話してくれます。木を植えずに飾るだけの鉢作りには興味がないのです。このぐい呑みも同じでしょう。たまには呑みますか。

 でもあれですね、話は変わりますが、名品展の会場で、今回なかなか若い男女の姿をチラホラと見かけました。一蒼さんのところでも、(あまりよく見ていないのでわかりませんが、)まだ若いだろう女性が、松を実生から寄せ植えにして楽しみたいと、それ用の鉢を探す姿がありました。話の感じでは、全くの初心者のようでした。

 また、一蒼さんのところへ今度鉢作りをやってみたいと話を聞きに来た男性も、一蒼さんにその人を紹介してもらったのですが、私と同じかもっと若いくらいの感じでした。いいですね。

 もっと小品盆栽、若い人に人気出てもらわないと、なぁ...。


鉢作り~大人鉢への挑戦。

 鉢作りです。しばらく集中的に丸鉢ばかり作っていましたので、久しぶりに長方鉢を少しじっくりと作ってみようと、ここ3、4日、コツコツとやっていました。実際はソリソリ、ジョリジョリと削っていきます。時には、朝3時半に起きて、仕事に行くまでソリソリ、ジョリジョリと削ったりしました。

 やっと今日出来上がりです。今回は渋めの大人鉢に挑戦してみました。

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 横5.5センチ、高さは高台を含めて2.5センチ、奥行きは4センチくらいです。こう書いてもわかりずらいと思うので、比べられるものを一緒に写してみました。

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 この子供用の鈴と比べてみていただければ、鉢の大きさもよくわかりますね。そうでしょう、そうでしょう。うんうん。

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 高台は手をかけてみました。この高台の彫刻が、大人な雰囲気を醸し出します。胴の額縁みたいなデザインも初めての挑戦です。このデザインがさらに大人の雰囲気を醸し出し、ふたつの大人の雰囲気が合わさって、ジジ臭い雰囲気へと昇華いたします。

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 私は針金で鉢に木を固定することはあまりしないので、鉢底に針金用の穴は付けないのですが、今回は穴をあけておきました。大人っぽくするためです。

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 「誠」印の新境地です。あぁ、よく削った!


タグ:鉢作り

植え替え、前夜祭。

 カリンの若木の芽が、どんどん動いて来ています。迷った末に、時間もあることだし、数株だけ植え替えてしまうことに決めました。

 本には、カリンの植え替えは秋に、春でも可能だがカリンの芽出しは早いので2月下旬から遅くとも3月上旬までに、と書いてあります。2月下旬まで待つのもいいでしゅが、あ、何故か赤ちゃん言葉になってしまいましたが、カリンはたくさん若木があることですし、1月下旬植え替え組と、2月下旬植え替え組に分けて様子を見てみましょう。

カリン

 買った時が多分実生後1~2年生だったのかと思いますが、それからまだ1年ですので、まだ棒に枝がチラホラです。

カリン

 根に白いところがありますね、もう活動してます。去年、植え替えた時に根の芯はある程度詰めておいたのですが、またさらに切り詰めておきます。

カリン

 さあ、根を横に広げたまえ。このあと少し根っこを短くして、仕立て鉢にGOです。

カリン

 木が動いてしまわないように、木を鉢に縛り付けておきましょう。根を切ったことですし、一応葉っぱも少し落としておきますか。

カリン

 こんな感じでどうでしょうか?ヒョロっとノッポなので、必要なら高さを詰めてみようと思いますが、それはおいおいで。さて、今年も元気に育ってくれるでしょうか?


名品展の思い出~楓のタネ

 先日の名品展の売店で、楓(カエデ)のタネをみつけました。

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 楓は丈夫だし、若い木でも十分楽しめます(あ、私的にはですけど)。つまり、「買い」です。もうちょっとしたらタネまきの季節です。去年も1年、いろいろなタネを集めました。去年まききれなかったものも含めて、30数種類のタネがうちの冷蔵庫では保存されています。

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 土に埋められるのを、今か今かと待っているのです。ううん...困った男です。こんなものを集めて。

 いえいえ、でも日本小品盆栽協会東京支部に入って、自分なんかかわいいものだとわかりました。私も「もう、間に合わねぇよ!」と言えるまでは実生を続けていきましょうか。もっとも、もうあまり場所がありませんが。

 盆栽を作る時に、畑なんかに植えて太く育ててから鉢にあげる話を聞きますが、小品盆栽にするなら、最初から小さな鉢で育てた方がいいと会の方は言います。そこで今回は、今までよりもさらにひとまわり小さなビニールポットも買っておきました。

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 こういったサイズのビニールポットは、近所のホームセンターでは売っていません。そりゃそうでしょうね...


名品展の思い出~蟻通し

 先日の名品展で気になった樹種がいくつかありました。その中で、今日は「蟻通し」という木を調べてみました。

蟻通し

 これは東京支部のSさんの展示の中の蟻通しです。

 「蟻通し(アリドオシ)」

アカネ科アリドオシ属常緑小低木。

分布は関東から沖縄、山地の林の中に生える

名前は、葉のつけ根のトゲが蟻を刺し通すほど鋭いことから、また実が翌春まで残ることから「在り通し」からきているなんて説もあるそうです。縁起物として、正月の床飾りに使ったりするそうで、はあはあ、なるほど、だから今の時期なんですね。東京砂漠で迷子の私には、いちいち調べないと「実の赤がきれいね」で終わってしまいます。

 でもまあ、なんですね、過去にも何度かここで木の名前については書いて来ていますが、蟻通しなんて、相変わらず昔の人は物騒な名前つけますね。そこが好きなんですけど。


第39回全国小品盆栽名品展 その2

 今日も名品展に出発です。お昼前には着きました。

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 会場に着くと、とりあえず一蒼さんに私が11月下旬から作りためた鉢28個を焼いてもらうために渡し、荷が軽くなったところで展示会場で昨日やりきれなかった写真撮影の続きにかかります。

 今日は何を載せておきましょうか・・

姫津軽

 うちの自慢の支部長のをいってみましょう。上のはりんご(姫津軽)だそうです。実がツルっつるです。

雀の槍

 これは雀の槍というそうです。イグサ科の雑草で、芝生の中とかにも生えているそうです。名前がいいですねぇ、雀の槍…。突かれても痛くはなさそうですね。精一杯突いてくる雀の姿が愛しくなってきて、つつかれながら抱きしめてしまいそうです。

 今年の名品展、去年の時とは違って私も入会していて、たくさんの方と仲良くしてもらっているので、あちらこちらに知り合いもいて、より楽しいものになりました。

 そして、名品展と聞いて思い出すのは、まだ私が日本小品盆栽協会だの名品展だのなんて意識せずにいた頃、丁度1年ちょっと前くらいでしょうか、パソコンを始めたばかりの私がたのしみにしていたブログです。とある支部の方のブログだったのですが、そのブログを通じて私はこの会を知ったのです。その方は、私が読み始めてしばらくあとに、しばらく数年、鉢作りに専念すると、ブログと会をやめてしまいました。その方の夢が自分で作った木と鉢と卓で、名品展に出品することなんだそうです。今、元気にやっているのか、時々考えます。

 最近つくづく思います。盆栽というクネクネした木の鉢植えと人との間に、いろんな思いがあるんだと。バカらしくもあり、ステキでもあります。私は昔から、バカらしいことにばかり熱中してきました。これからも、そればっかりは変わらないだろうと思います。


タグ:名品展

第39回全国小品盆栽名品展

 今月の15~18日、上野グリーンクラブで第39回全国小品盆栽名品展という、私が先日入会をした日本小品盆栽協会の全国の各支部の猛者達が出品する年に1度の展示会が開かれています。私も去年この展示会を知ってから、ずっと楽しみにしていました。

 そんなわけで今日午後から行って来ました。今年は気合を入れて全部の写真を撮ろう、とか考えていたのですが、1個1個撮っていくとものすごい量になることに気付き、気持ちが折れかけたところで先にバッテリーがなくなりました。しかしいいのです。また明日、最終日も行きますから。

ロウバイ

 入ってすぐのところにロウバイが咲いていました。ロウバイは、小品盆栽みたいに小さい鉢で開花させるのは大変だと聞いています。

 今年は、東京支部でいつもお世話になっているIさんに、いろいろと教えてもらいながら見せていただきました。

縮緬かずら

 Iさんの話では、この縮緬かずらは有名なもので、樹齢100年は経っているそうです。もしも今のこの樹の持ち主に、「わしはもう引退する。あとは君に頼んだよ」とこの樹を差し出されたら、聞こえなかった振りをして、または携帯電話が着信したけど電波が悪い振りで、その場から逃げ出します。そして、しばらく戻りません。怖いですよね。

 今日のところは買い物もせず、最後に一蒼さんのところへ寄りました。一蒼さんは、前から約束してくれていた通り、鉢作りの参考になる本と、一蒼さんが使っている粘土と、オマケに手作り道具まで見本として持って来てくれました。

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 ヘアピンを使って作ったそうですが、作り方をざっと教えてくれました。しかしまあ、器用な人です。

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 きれいにしっかりと作られています。私もいくつか作ってみてはいますが、こんな風には作れません。

 そのほか、高台作りについても少し教わったりしましたが、一蒼さん曰く、先生に付いて習うとどうしてもその先生に似てきてしまうので、自分で試しながらいろいろやってみなさい、とのこと。なるほどなるほど、でも一蒼さん、私はそういうタチではないので心配はいりません。少しは自分を抑えておかないと、

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 こんなわけのわからないものを作ってしまうヤツなのです。こんな気持ち悪い模様の鉢に、樹が合うはずありません。そう思いながら、そんな自分の馬鹿さが変に自分をハイにさせて、たのしくなってきてしまうのです・・。うわぁ、これ気持ち悪~い!呪いの薬とか入っていそう・・って思いながら楽しくなり、手が止まらなくなってしまうのです。

 今日のところは一蒼さんのところで2つだけ買いました。

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 一蒼さん自作釉のトルコブルーの丸鉢と、

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 焼き締めも買ってみました。市販のトルコブルーの鉢もあるのですが、自作釉はいろんな模様が出るんだそうです。

 さて、明日は私が作った鉢28個を会場まで持って行って、一蒼さんにまた焼いてもらいます。

 「初めての前回よりかは多少マシになってるかと・・思います」

と私が言うと、

 「いやいや、でもね、私が最初に作った時よりぜんぜんうまいよ」とほめてもらいました。ありがとうございます。

 いやぁ、盆栽って、ホントに楽しいですね。年寄りだけに独占させておいちゃ、もったいないです。


日本小品盆栽協会へオトリ捜査で入会した私

 昨日日本小品盆栽東京支部の集まりに出席しました。少し遅れて会場に着くと総会の真っ最中で、遅れてしまったという気持ちと、私のように、組織というものをよく知らずに生きてきた者には馴染みのない空気とに呑まれて、しばらく頭が混乱しましたが、「みんな真面目な顔をしながら、実は全員ポケットにタネを一粒ずつ持ってたりして・・!」とか、「いつも紳士的で落ち着いたファッションの支部長が、なんと今日は懸崖松のプリントTシャツ・・!」とか、ふざけた妄想をするうちに私もリラックスしていき、そのまま無事総会も終了しました。

 そのあとはお茶やビールを飲みながら、皆で雑談です。窓際のテーブルには初飾りとして、会の方が小品盆栽を飾っています。

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 あ、この樹は確かハリツルマサキといったでしょうか、Sさんの樹ですが、鉢も自作だそうです。私と同じく、成形したものを昔は一蒼さんにも焼いてもらっていたそうです。いわば私の兄貴分とでもいいましょうか。

 Sさんは、実ものは鉢の高台が三つ足だとその重みで倒れたりするので、足を作らないんだそうです。また、実がどこにつくかもわからないので、正面を決めるにもその方が好都合なんだとか。そういえばうちにも丸鉢で高台が足になってなく、1カ所だけ削ってあって、底から見て丁度視力検査のCの字になっているものが数点ありましたが、なるほど、そう使うんですね。私はてっきり手抜きかと思っていました。

 Sさんは実ものを作るのが大好きなんだそうで、それを実生からじっくりとやってのけます。時間感覚がおかしいのです。実生何年生かを言う時のSさんの言葉を聞いていると、7~8年は、「たったの7~8年」、10年は、「まだ10年」。去年の年末の交換会のセリには、素敵なロウヤ柿を持ってきていましたが、それは実生20年だとか。私の人生の半分以上です。Sさん曰く、

 「年とると、10年、20年なんて、ついこの間みたいに思えちゃうんだよ」とのこと。そんなSさんは、最近挿し木や実生をする時、

 「もう間に合わねぇ!」

と思うそうです。何に間に合わないのか聞けませんが、去年、会のみんなでタネ木屋さんに行った時もSさんは、

 「こんな若い樹買っても、もう間に合わねぇんだよ」

と言いながら買い物をしていました。そう言われる度に私は大笑いしてしまいます。

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 この雪柳はTさんのですが、去年の名品展に出したという言葉を聞いて、そういえば同じ雰囲気のを写真にとったな、と思い出しました。

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 上品で素敵な樹です。花が1、2輪だけ、ホロっと咲いている今年の姿もかわいらしくて見ていて飽きません。シンクロナイズドスイミング樹形ですね。私はこの名品展で雪柳という木を知り、近いうちに手にしようと思ったまま、まだ入手できていません。今年こそは。

 そうです、この日、私はついにこの日本小品盆栽協会東京支部への入会の申し込みをしました。私は今自分がどこへ向かっているのかがよくわかりませんが、なんだか楽しいし、小さいながらも希望があります。

 


春よ来い

 今日も寂しい姿の樹です。さて、どの寂しい樹について書きましょうか。

サルナシ

 サルナシですね。さみしい姿です。去年よりも少しだけ伸びただけの枝と、少しだけ太くなっただけの幹がさらにさみしいです。

マユミ 紅千石

 このさみしいものは、紅千石という品種のマユミの実生です。園芸品種の実生なので、どんな風に育つかはわかりません。去年の春に発芽しました。

マユミ 紅千石

 しっかりと今年の芽がついています。少しさみしさがやわらぎます。

 去年の秋に買ってきたコマユミもさみしい姿ですが、芽はしっかりついています。

コマユミ

 死んでいるようで、ただ眠っているだけです。このさみしい季節があるからまた、春の芽吹きがきれいに思えます。小さな葉っぱが命を感じさせてくれます。このさみしさを知る者の特権です。

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 もう、梅のつぼみがだいぶ大きくなってきています。今月末には開くでしょうか。

 花粉症の私でも、この時期春が少し恋しくなります。

 


庭には庭梅

 うちの樹は、実生だの、挿し木だの、また、買って来たものでもそうですが、若いものばかりですので、葉を落とした季節はとりわけさみしい景色になります。いえいえ、そうは言っても私、そうやって育てて作っていくのが好きなのです。考えてみてください。いきなり知らないおじさんが家に住みだすより、知らない子供が住みだすほうがいいでしょう。うん、わかってます。いまいちな例えです。

 私にはお金はないけど時間はボチボチある、ということも言えますね。でもやっぱり、じっくりと成長の過程を味わいたいのが私の性格なようです。たのしいですから、おススメします。

 それにしても・・

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 イチョウ、コナラ、エノキ、あげくの果てにはブドウのタネまでまいて林のようになった実生スペースのプランター。こりゃたまらんですね。寄せ植えし放題です。「もう寄せるのはコリゴリだ、ひぃ!」と言うまで寄せ植えが楽しめちゃいそうです。

 さて、今日は何について書こうかな、と棚を見渡しますが、やっぱりさみしい景色です。

庭梅

 この樹は庭梅。買った時にすでに青い実がついていました。その実が赤くなった時はとても華やかでした。そういえば、まだこの樹の花を見ていません。どんな花が咲くのでしょうか。そうそう、この樹はまだ買った時のビニールポットのままで、転ばないように大きな鉢にスポッと入れているだけですから、今春はじめての植え替えです。いよいよ禁断の花園である根っこを観察です。株立ちになっているのか、数株が寄せ植えされているものなのか、やっと確かめられます。しっかり剪定もしましょうね。伸び放題ですから。これから少しずつ盆栽っぽくなっていってもらいますよ。

 


タグ:庭梅

犬のちんちん

 今日外を歩いていたら、ロウバイの花がもう咲いているのを見つけました。落葉樹が葉を落とし、色どり乏しいこのさみしい季節に、つやのある、鮮やかな黄色の花を早々と見せてくれるこの木が、私は好きです。うん、春が待ち遠しいですね。

 去年の春、宇都宮おじさんちに行った時、家のまわり、林の中、あちこちいろいろ挿し木用の枝を探して持ち帰ったのですが、おじさんが、これはすぐ根っこが生えてくるよ、と言って指差したのがネコヤナギでした。しかしおじさんはネコヤナギと言わないで、何といったかは忘れましたが、地元での呼び名で呼んでいました。その名は、多分、‘犬のちんちん’みたいな意味の言葉だったんじゃないかと思います。

 ネコヤナギは水辺に育ち、他のヤナギ類よりも早く開花することから、春を告げる植物なんだそうです。株元が水に浸かるくらいのところに育ち、株元から伸びた枝が水に浸かったところからはまた根を出すというくらいの水好きですから、挿すとすぐ根がつくというおじさんの言葉、うなずけます。

ネコヤナギ

 実際挿したものはすべて発根しました。小さなつぼみに大きなつぼみがまじってついていますが、花芽?挿してそんなすぐに咲くんでしょうか。よくわかりません。ちなみにネコヤナギには雄株と雌株があるそうです。

 宇都宮ついでに、このグミの挿し木苗ものせておきます。

グミ

 おじさんちに生えていたグミの枝を挿しました。私はあまりグミについて知らないので、何グミかはわかりません。グミは小さな鉢でも実つきがいいそうです。また実はおいしくて、子供の頃母はよく食べたそうです。私は食べたことありませんが、お菓子のグミのあの歯ごたえは大好きです。野性の血が騒ぎます。


2010年元旦の私

 2010年、あけましておめでとうございます。

 昨夜はきれいな月でした。

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 家でゆっくり年越しだったので、今年はおしゃれに?ロクロをまわしながら年を越してみました。私の初鉢作りはこんなになりました。

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 ガッチリとした足に今年の願いを込めてみました。

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 去年の秋から始めた鉢作り。今年はもっとうまくなれますように。

 先ほど、おなじみ地元の「ぐっさん」こと井草八幡さんに初詣に行ってきました。12月末は出店も準備中でさみしかった境内も、

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今日はたくさんの人でにぎわっていました。

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 私は4年前からここで毎年おみくじをひいています。今年はどんなもんかとひいてみると、今まで大吉>吉>吉>大吉と来て、今年は「吉」でした。しかも、文面は一昨年の吉と同じです。毎年いい言葉をいただいています。しかしこうなると、この地味な毎日が私の運の絶好調ということなのでしょうか・・・なんて、正月早々ひねくれてみるのもやめておきましょう。月が出ていて明るいけれど、夜の道なので用心して進んで行きなさい、そうすれば道中無難に達しますよ、とのことです。また、職は土に縁ある職良し、とのことです。これはいいですね。盆栽、鉢作りを楽しむ私にとってはなんだかうれしいです。今年も良い年でありますように。

 さて、うちのカリンの苗木の中には常緑樹を目指している者もいて、葉を落とさないだけでなく、もう芽を吹いている者さえいます。

カリン

 カリンは秋に植え替えた方がいいのでしょうか?うん、これからは秋に植え替えてしまいましょう。さてさて、この木が花を咲かすのはいつのことやら。

 それでは皆さん、今年もよろしくお願いします。


タグ:カリン
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