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裸で天ぷら、揚げてごらんなさい ~コシアブラ

 山菜の王様と言われているコシアブラの苗を、先日買いました。

コシアブラ

コシアブラ

 ざっと調べてみたところ、ミニ盆栽にしているものと、苔玉にしているものとをみつけました。雰囲気としてはハゼなどのように、枝も出さずにひょろひょろと伸びていくタチだろうと、そんな感じがします。木質は柔らかめです。

 新しい苗木を買ったら、すぐにポットから出して、根が暴れていなければ小鉢なんかに植えてみたくなったりしますが、植え替えシーズン以外はあまり無理をしたくはありません。根っこを切ったりしなければ問題ないとはいいますが、切ってしまうのが怖いのです。

 気に入った新しい服を買ったらすぐその日に着れますが、植物相手だと、むこうの都合もあります。植物と話ができるという私の師匠が植物と話したところを聞くと、活動期に根っこを土から出すという行為は、人間でいったら、天ぷらを裸で揚げることと同じらしいです。

 私はてんぷらを揚げたことはありませんが、それが怖いことだということは十分想像できます。だから、来年の植え替えの時期までこのままにしておこうと思ってました。

コシアブラ

 ・・出してしまいました。困った根をしています。太根の二股です。小さな鉢にはまだ無理です。今年しっかり育てて、来年の春に太根を切り詰めてみようと思います。


タグ:コシアブラ

お前も削ってやる! ~黒松の取り木

 次は黒松も取り木します。この黒松はホームセンターで買ったのですか、どんな形を想い描いて、何を狙ってかったのか、自分でも思い出せないでいます。

黒松

黒松

 はじめは確か、まっすぐの幹の先に車枝がたくさんついた、回転中の竹コプターみたいなのでした。その枝を抜いて減らして、針金をかけてみて、いろいろためしたのですが、どうにもなりません。今回取り木で大改造です。

黒松 取り木

 また、環状に樹皮を削ります。ちょうど発根させたいところに一番下の枝があったので、一緒にその枝も取り木しちゃいます。双幹のミニ盆栽ができるかもしれません。しかしこの枝を取り木すると、取り木が終わった時に切り株のようになって、葉がなくなってしまい、いずれ枯れてしまうことになります。なので、細い枝の接ぎ木は自信ないんですが、上部の枝を切り取って、

 黒松 接ぎ木

根元あたりに接ぎ木をしてみます。欲張って二股の枝ですが、だいじょぶでしょうか?

 さてさて、環状剝皮したところにミズゴケをあて、ビニールで巻きつけます。

黒松 取り木

 緑色のテープは巻きつけてテープどうしを重ね合わせるとくっつく不思議なテープです。

 根元付近の樹皮に切れ目を入れ、先ほどの接ぎ木用の枝を、しっかり差し込んで、ミズゴケをあてて、ビニールで縛っておき、

黒松 取り木&接ぎ木 

写真にはありませんが、とどめに、接いだ枝全体をビニールで覆っておきました。

 接いだところが動いてなければ成功すると思いますが、結果はしばらく待たなくてはわかりません。成功したら、1本だった木が3本になります。

 読むのも疲れたでしょうが、作業して記録しておくのも疲れました。うまくいったらうれしいんですが。

 次はお前を削ってやる!


タグ:黒松

削ってやる! ~コブシの取り木

 桜とほぼ同じ頃でしょうか、3月下旬に白い花を葉の出ていない枝にたくさん咲かせるコブシの木が好きで、

コブシ

数年前に盆栽展の即売で買った素材がうちにあるのですが、枝をぐんぐん伸ばすばかりで花もまだ咲かず、その他もろもろ私の手に負えないヤツで、どうしたら良いものか困っていました。去年、そのコブシは取り木に失敗したので、今年また再チャレンジです。

コブシ

 幹のボコボコしているのは、去年環状に樹皮を削ったものの、発根せずにカルスでまた覆われてしまったところです。ここをまたナイフできれいに削り直します。

コブシ

 そしてここに、しばらく水を吸わせて軽くしぼったミズゴケをあててビニールで覆って縛っておきます。

コブシ

 このまま乾かさないようにして数か月待ちます。今年はしっかり根っこが生えてきますように。

 しかしですね・・・やっぱりコブシは大きめに育てないとキツイのでしょうか。葉っぱも大きくなるし、枝もグングン伸びるし、かといって元気な時期に剪定すると傷口が樹液でこんもりとなってビビってしまいます。なんだかものすごい生命力なのです。

 私たちのまわりの花木の先祖をたどっていくと、たいていはこのコブシの仲間(マグノリア)に行き着いてしまうそうです。なんでも1億年以上前から今とあまり変わらない姿で存在していたことが、化石からわかっているそうです。しっかり環状剝皮したのにふさがってしまったのも、その生命力ゆえなのでしょう。

 自然を手なずけようとして逆に振り回されているかのようなこの私の姿はとても愚かに感じますが、それだけでは帰結しない気持ちが私をふたたび盆栽へと向かわせます。

 次はお前だ!削ってやる!


タグ:コブシ

ALA検証実験 5月中間報告 [ALA検証実験]

 4月にはじめたALA検証実験http://itsuka-bonsai.blog.so-net.ne.jp/2009-04-11も1か月半近く経ちましたので、一応そろそろどうなっているのかを一度まとめなくては、と思っているのですが、

2009_0411_赤松

こんな感じだった赤松(右ALAあり)は、

2009_0528_赤松

 どうでしょうか?こんなです。たいしてかわらない、とも見えますが、右のALAありのほうが、少し色が濃いとも見えます。

2009_0528_カリン

 こちらはカリンです。前回4月は10センチほどでしたが、今は30センチもあります。高さ、太さともにまったくと言っていいほど同じです。あえて言えば、

2009_0528_カリン

 やはり微妙に右のALAありのほうが色が濃いと言えなくもありません。

 なので、今回5月の中間報告としましては、

ほとんど同じだが、かすかに緑が濃い気がする

という風にまとめてみました。細かいことはもう少し様子を見てから報告いたします。

 そしてこの検証実験をかげながら応援してくれている皆様に、お伝えしなくてはならない事があります。もうひとつ、花物代表のバラ2株のうち、1株が、今月上旬の長雨の中、急にダウンしました。そのため、せっかくついていたつぼみも切り落とし、風も光も弱い療養所へ移動しました。原因はわかりませんが、数日前にはアブラムシ用に殺虫剤をまいているので、そのせいでしょうか。症状としては、根から水を吸えなくなった感じで、肥焼けのようです。去年も同じような症状で、1株枯らしました。

 このバラは、葉をかなり落としましたが今現在、どうにか健在です。しかし、これ以上この検証実験に参加することにはドクターストップがかかりました。本人は、まだやれる!というのですが、私は今のところ、OKを出していません。もう少し休ませるつもりです。検証のパートナーであるもう一方のバラも、目玉のオヤジのようになって心配しています。

2009_0523 ホワイトピーチオベーション


チョロ男くんは、動かない

  3月に行った宇都宮から持ち帰ったクリの木の小さな苗ですが、根元に冬芽がたくさんあったので、暴れていた上部を切り詰めて下の芽がひらくようにしておいたのですが、根元から3センチほどのところが芽吹いたまま2か月近く、微動だにしません。

栗

 わき毛。

そんな言葉が頭に浮かびます。クリの葉はもっとこう、鋸歯のついた、長めの楕円形で・・、こんなチョロっチョロした葉のままでいいのでしょうか?こんなので、夏を生き残れるのでしょうか?のんきにどこも変化させずに過ごす、このチョロ男君を見ていると、ついついため息がでます。しかし、それを察したチョロ男君は、自分のせいで心配をかけていると、申し訳なく思い、ただでさえ小さな葉っぱをさらに萎縮させてしまいます。どうしたらいいのでしょうか。

 私には植物のことがよくわかりません。

2009/0526

 何をどうしたいのかが、わからないのです。

2009/05/26

 彼等はどこから来て、どこへ向かおうとしているのでしょうか。

2009_0427

ただただ、わからないのです。


タグ:クリ

実生綺譚

 私の体が親の体と似ていても違うように、兄弟とも違うように、タネから出てきた実生苗も、やはりそれぞれ違います。しかし盆栽を始めるまではそれほど意識もせず、同じものが生まれると思っていました。

ベニハスモモ? 

 去年杉並区の塚山公園で実っていたスモモのような実のタネ3つが発芽したものです。その木は葉っぱがいつも赤色でした。おそらく、ベニバスモモではないでしょうか。でもこの写真の3株の真ん中のものは葉っぱが緑色です。先祖帰りというやつですかね。同じ木のタネなのに。

 去年は梅のタネも6個ほどまきました。そのうち3つが芽をだしました。

 1号です。

実生梅#1

 これに比べて2号は、少し葉っぱが大きく、がっちりした印象です。

実生梅#2

 3号になると、発芽早々たくさんの枝を伸ばしています。

実生梅#3

 そのためか、葉っぱもこれが一番小さいです。

実生梅

 梅はタネまきから開花まで10年以上かかると言われています。さすがに気が遠くなるので、枝の出の良い3号だけは気ながにこのまま育てて、残りは台木にしようかと考えています。

 開花に時間のかかる樹種でも最初から嫌がって育てなければそれまでですが、棚のすみっこで雑木としてでも育てていれば、忘れた頃に咲くでしょう。とりわけ愛してあげなくても邪魔にならないように小さく育てていれば実は無理でも花は見せてくれるでしょう。その時の喜びはどんなでしょうか。人それぞれ、年を重ねる充実感は違います。できればこれだけのことを自分はこの?年間でやった、と実感できる生活をしたいものです。何をやったか聞かれたときに、あれとこれとあれと・・・実生?とでも言ってやりましょう。

 実生は開花まで時間がかかるのが多いですが、たのしみとして、新品種と言えるかはわかりませんが、普通のものとは違う個性派が生まれることがあります。柑橘類の品種なんかには、実生苗から偶然生まれたというエピソードをよく聞きます。

秋映 実生

 これは私が大好きな(食するという意味でです)‘秋映’というリンゴの実生苗ですが、同じ実のタネでも、右はよくあるリンゴの幹肌ですが、左は生まれた年から荒れています。しかも、幹がものすごく柔らかいので、針金がなかなか効きません。

秋映 実生

 盆栽的には幹肌が荒れていた方が、古木感がでるのでいいのですが、この先どうなるかは、あとのおタネしみです。


挿し木町で会いましょう ~サルスベリ

 気がつけば、5月ももうすぐ終わります。とても忙しいひと月でしたがそろそろひと段落できそうです。

 去年、サルスベリを3株、挿し木で根付かせました。

サルスベリ#01

これと、

サルスベリ#02

これは白い花のサルスベリの挿し木苗です。去年の9月頃に挿しました。

サルスベリ#03

 こちらは10月半ばになって挿した青紫な感じの花です。遅い時期に挿したのに、しっかり根付いてくれました。

 サルスベリは挿し木の成功率がいいようです。夏になると公園や植え込みのサルスベリの木には、ヤゴとかヒコバエと呼ばれる根元から伸びる若い芽がいっぱい出ます。好きな花の色のヒコバエをもらってくれば、挿し木で増やせます。でもこの根元から伸びる芽にはほとんど、アブラムシがたくさんついています。樹液を吸われるだけでなく、そのフンは木を病気にします。本当はヒコバエが出たらその都度切ってしまうのが木のためにもいいそうです。だからみんなで仲良く挿し木をすればいいのです。挿し木祭りに挿し木みこしでワッショイです。喧嘩になったら挿し木で勝ち負けを決めて、待ち合わせは挿し床の横です。そんな挿し木町の町長を決める際はさすがに選挙ですが、投票箱でなく、投票鉢に挿し穂を挿します。挿し木失敗票は無効です。

 いったい私は何を書いているのでしょうか・・とにかく、まだまだ若いうちのサルスベリ君、しっかり育って私に、その百日紅の名の通り長い花期を早くたのしませておくれ。ツルツルの幹にほおずりさせておくれ。


タグ:サルスベリ

そんなにじろじろ見ないで ~ムラサキシキブ

 私はカメラに関しても素人なもので、何も知りません。今使っているカメラも生まれてはじめて買ったもので、ごく普通のカメラです。でもたまに、近くで大きく撮りたいのに全然ピントが合わず、もっと接写できたらいいのに、などと思うことがありました。そんな時、スーパーの催事コーナーで金物フェアーをやっていて、そこに10倍と20倍、2つのレンズのルーペが売られていて、これを使えないものかと、試しに買ってみました。

2009_0524

 うちのイタリアンパセリの花の上で食事中の、体長2ミリあるかどうかくらいの、ゴマ粒以下の虫を撮ってみました。十分じゃないでしょうか?

 ムラサキシキブ

 このムラサキシキブ、少し大きめの、15~20センチくらいに作ってみたいなと思っている鉢ですが、ムラサキシキブは去年手に入れたばかりで、どのように作っていくのかよくわかりません。細かいことを調べてその通りにやるのもいいですが、今年1年じっくり観察してその生態を把握してみるのもいいかな、と思っています。自分が知っていることのうち、一体どれだけが自分で確かめて知ったことでしょうか。あ、勢いで大きな話にもって行きましたが、本にのっていないだけです。

 観察してみると、今年伸びた新梢の比較的先端の方の葉腋につぼみがつくようです。

ムラサキシキブ

 真ん中あたりの葉腋からは葉芽が出て、新しい枝が伸びてきています。

 さて、例のルーペでつぼみを見てみましょう。

ムラサキシキブ 

 子供の頃から、一度好きになるとひどく熱中してしまうタチですが、そんな私でも、たまに急にしらふになって、一体自分は何をしているんだろう、などと、唐突に空虚を感じることもあります。でも、それは盆栽がむなしいものでなしに、私が見る自分の生活のどこかに、頼りなく空虚なものを感じるからなのでしょう。人間は勘違いの名人です。盆栽はむしろ、私を豊かにしてくれてきました。きっとこれからも、私が心を頑なで鈍感にしない限り、多くを教えてくれるはずです。


個性について ~ホワイトピーチオベーション開花

 ミニバラ三姉妹最後の開花はホワイトピーチオベーションです。

ホワイトピーチオベーション

 先日のブルーオベーションも今日のホワイトピーチオベーションも、今年の頭にホームセンターで買った処分品です。1年間売れ残って、売り場の隅の日陰で屈辱の日々を過ごしたあげく、大小関係なくプラ鉢に数株ずつ植えられ、株数×100円で叩き売られていた奴らです。そこまでされてもスれてしまわずに、またきれいな花を咲かせます。でも、たまに夜、夜風にでも当たろうと家の外へ出ると、棚の上でしくしくとすすり泣く悲しい声がします。きっと昔のことでも思い出したのでしょう。おうおう、今夜はおおいに泣くがいいさ。私は声もかけられずに、そう心の中でつぶやいたものです。もう少しアップで見てやってください。そうすれば彼女の心も癒されます。

ツルウメモドキ雌花

 あら、ごめんなさい!間違ってツルウメモドキの雌花を見せちゃいました。

ホワイトピーチオベーション

 いやいや、いろいろなブログがあると思いますが、バラの写真の間にツルウメモドキの地味な黄緑色の雌花の写真がはさまるブログもめずらしいのではないでしょうか。少し悪ノリが過ぎましたが、私にとってみれば、ツルウメモドキの実はもちろん、樹皮の感じも魅力的で、花のきれいさだけでどうのこうのはないのです。ほら、ツルウメモドキさん、この五葉松の花をごらんよ、地味な木のくせに、いっちょ前にピンクだぞ。

五葉松 花

 色が鮮やかで、たくさん咲けばいいってわけじゃないんだよ。

2009_0427_132620-DSCF6131.JPG


疲れた時は、雑木浴

 昨日までの曇って肌寒いくらいの天気とはうってかわって、今日は最高気温29度だそうです。なんとも今年はうちの地味な棚らしくなく、ちょこちょこと花が咲きます。ブルーオベーションというミニバラが咲きました。

ブルーオベーション

 ここしばらく忙しかったり天気が悪かったりで、だいぶ開いてからの撮影になってしまいました。もう少しつぼんでいる姿の方がいいですね。痛っ!トゲが飛んできました。

ソロ

 いやいや、やっぱり疲れた時には雑木に限ります。この木はソロとして売られていましたが、ソロは確か盆栽用語でアカシデのことですよね。私はこのアカシデと、その仲間たちのシデ・ブラザースであるイヌシデ、イワシデ、クマシデの区別が、ちゃんと見たことがないというのもありますが、まだよくわかりません。そのうちにすべて集めて勉強です。

 雑木は早めに芽を摘まないと節間が間延びしてしまいます。間延びしてしまうと締まった枝になりません。この芽を摘む作業、芽摘みをただいま修行中です。多くの雑木盆栽は4~5月にこの作業をします。

 それにしても、この葉っぱの感じ、時を忘れます・・・。痛ッ!


失敗は成功のもと ~ツルウメモドキの根伏せ

 植物がタネによる繁殖だけでなく、栄養繁殖と呼ばれる挿し木や取り木、接ぎ木、根伏せなど、タネを使わない繁殖法でも増やせると知った時は驚きました。私はまだまだ経験が浅く失敗も多いので試行錯誤こそしていますが、増やすことだけ考えればそれほど難しいことでもないのです。

 植え替えの際、切った、というか切り過ぎた根を根伏せしたツルウメモドキ(http://itsuka-bonsai.blog.so-net.ne.jp/2009-03-28)が芽を出しました。成功です。

ツルウメモドキ 根伏せ

 ここにミズゴケをかけて乾かさずに管理することひと月半、

ツルウメモドキ0517

 こんなになりました。ほぼすべてが発根しました。森やジャングルが減っていき、それを守ろうと叫ばれていて、なんだか気が付くと植物というのは繊細で弱弱しいものというイメージで考えていたりしますが、根っこの切れはしを埋めておいただけで増えるこいつら、すごいエネルギーです。

ツルウメモドキ0517_

 順調にいけば、再来年には花が咲くそうです。問題は、雄株がないことです・・。


姫ザクロからの難題

 うちには姫ザクロが数本あります。元はホームセンターで5~6年前に買った株で、今では25センチほどの高さになっています。この木は立ち上がりが単調なので、今年はもう少ししたら取り木を仕掛けて、腰を低く作り直す予定です。その際はまた記事にしたいと思っています。この他に、この株から実生や挿し木で増やしたものが数株あります。その中のひとつが4月1日に紹介した姫ザクロですが(http://itsuka-bonsai.blog.so-net.ne.jp/2009-04-01)、今の姿はこんなです。

姫柘榴0510

 ずいぶんと難しいところから芽を出しました。下側からですか・・。

 姫柘榴0510

 私としては、もう少し先端の方から上側に芽を出してくるという予想で、その芽からの枝を左へ流してもう一曲作る予定でした。わかりにくいかも知れませんが、つまりは、そうウマいこと思うようにはいかない、ということです。またイメージし直してみます。

 ザクロは細い枝を出します。冬の間、ちゃんと乾いた風や寒さから守ってあげないと、枝先が枯れてしまうようです。枝先が枯れても元の方が生きていれば枝元からまた芽を吹きますが、生かしておきたい細枝はしっかり守ってあげないと、私のように後で考え込むことになります。ポケットに入れておくのが一番です。

 こちらは、うちで一番小さい姫ザクロです。親指くらいでしょうか。

姫ザクロ0510

 もうつぼみをつけていますが、基本的に花は6月以降です。これは早過ぎる気がします。

 姫ザクロ0510

 去年はつぼみをつけたあと、半咲きくらいしか開かない花だったこの株、今年はどうでしょうか。

姫ザクロ0510

 樹形もどうにかしたいですね。鉢の大きさが合ってないですね。がんばります。


タグ:姫ザクロ

風と共にサルナシ、咲く

 最近毎朝、何かしらで驚かされています。今日私を驚かせたのは以前書いたサルナシです。(http://itsuka-bonsai.blog.so-net.ne.jp/2009-04-13

 過去のタイトル通り、風と共に咲きました。

サルナシ0515_

 いやいや、咲きましたが、ボッとしてられません。花が雄花か雌花か、はたまた両性花か、ついた花を調べないといけません。

サルナシ0515

サルナシ0515

 真ん中の白いのがめしべで、まわりの黒いのがおしべではないでしょうか。私は両性花と見ました。実がつくのをたのしみにしています。

 ちなみにこの木、以前剪定した枝を1本さしておいたのですが、もう根がついてます。挿し木成功の確率は良いようです。


タグ:サルナシ

咲く者あれば、咲かぬ者あり ~コウライネム・マユミ‘寿’

 夕方からなんとも強い風が吹き始めて、日が落ちてからやっとのことで帰宅した私を出迎えたのは、棚から落下したビニールポットのヤマモミジやカリンやリンゴでした。そのまま片付けにはいり、風が当たらないところへすべて移動して、やっとゆっくりできた頃には0時をまわっていました。好きなことをやるからには大変なことも、必ずついてまわります。当然です。

 今日は植え替え時にバッサリと切り詰めたコウライネムのその後から紹介します。

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 小さなつぼみがついているの、わかりますか?

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 私はこの木の花が好きなので、咲くのはもう少し先ですが、今からたのしみです。これは去年の開花時の写真です。

コウライネム

 咲く者あれば、咲かぬ者あり。去年購入した‘寿’という品種のマユミは、枝を1本枯らし、残る1本をじっくり伸ばし続けてはいますが、咲く気配なしです。存在感とボリュームでコケに負けています。

‘寿’マユミ

 もうちょっと近づいてみます。この際です、コケをじっくりご覧ください。極上のコケです。

‘寿’マユミ

 マユミの実を実際に見たことはありますか?私は恥ずかしながら、初めて実物を見たのが去年かそこらです。感動でした。しかしうちのマユミの実を紹介するのにはもうちょっと時間がかかりそうです。


緑色した訪問者

 昨日に続いて私の朝の水やりの手を止めさせるヤツがいました。でも今日のは花ではありません。緑色してますが、植物ではありません。

クビキリギリス

 目を見て下さい。水をかぶってつかまって、「ひぃ!」って目をしてます。

クビキリギリス

 正面から見ても、かなり困った顔をしています。手で、必死に顔をガードしています。微妙に前足の長さが足りず、左目についた水滴をぬぐえずにいます。キリギリスの仲間のクビキリギリスです。アゴの力が強く、指などにかみついたクビキリギリスを離そうと引っ張ると頭が取れてしまうのでこの名前がついたそうです。悲しいヤツです。そうなると、こっちも1日落ち込みます。放してやりました。

 先日は蜂の一種がうちのりんごの木の葉っぱの上をずっとうろうろしていたり、

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なんだかうちの生態系もにぎやかになってきました。いつか、鹿が私のまわりに集まってくるように、がんばります。その時は大家さん、ごめんなさい。


赤花エゴノキが咲きました

 私の朝は水やりからはじまります。今日もいつものように水やりをはじめて、そしてすぐジョーロを上向かせて水を止めました。昨日紹介したエゴノキがつぼみを開いていたのです。
赤花エゴノキ
 なかなかこれ、きれいなやつです。淡いピンクが控え目であきません。
赤花エゴノキ
赤花エゴノキ
 夏が近づくと始まる虫刺されのかゆみ止めCMで、「もろこしヘッド」ってやってますよね。こいつも「もろこしヘッド」を持っているようです。
 それにしても、昔から思うのですが、エゴノキって名前は第一印象悪いんじゃないでしょうか。何か自分勝手な雰囲気です。名前の由来は「エグい」実からだとか。江古田という地名の由来になったという話もあります。果皮には、サイカチと同じくサポニンを含むので泡立ち、石鹸として使えるそうですが、麻酔効果もあって、実をすりつぶしたものを川に流して、浮いてきた魚をとったりしたそうです。ちなみにシャボンの語源がサポニンなんですって。いやいや、今日も勉強しました。

赤花エゴノキとおまけ

 どんより雲と雨の日々が終わったかと思ったら、夏を思わせるほどの暑さでした。東京でも30度を越えたところがあるとか。午前中、外で緑色の妖精と、キャッキャとたわむれていた私も、強い日差しにヂリヂリと焼かれるのを感じました。
 町のなかの植え込みなどではもうエゴノキが咲いているようですが、うちのももう少しで咲きそうです。
赤花エゴ
 この前買ったものですが、もともとつぼみが2つあったのが雨続きの中ひとつ落ちてしまいました。
 5~6月に徒長枝を2~3節残して切り詰め、そのあとは勢いのある枝の先端を摘んでいけば短い枝が増えて、花や実が多くつくようになる、とのこと。針金は、木が若いうちにかけないと硬くて曲がらなくなってしまうので、6月、新梢にかけます。実生では4~5年で開花するそうです。
 来年の植え替えシーズンには化粧鉢に植え替えて楽しみたいところです。


 今までパソコン未経験の私は、好きなことのブログでもやればパソコンも楽しみながら覚えるだろうと思い、このブログを始めたところもあるんですが、今日は初めてHTML的なもので書いてみました。ついでに今日、You Tubeをブログに貼り付ける、という作業を勉強したので、盆栽にはまったく関係ありませんが、もしかしたら盆栽の剪定、改作の良いインスピレーションになるかもしれないので、最近の私のお気に入りの曲を貼り付けてみます。さてさて・・うまくできるでしょうか。



どうやらうまくできたようです。るるるるる~


帰って来た、ツルウメモドキ

 今年買ったばかりで、3月に植え替える際、間違えて根っこのほぼすべてを切り落としてしまったツルウメモドキを覚えていてくれてますか?http://itsuka-bonsai.blog.so-net.ne.jp/2009-03-28

 ありがたいことに再び芽を吹いてくれました。

ツルウメモドキ

 それだけでなく、つぼみらしきものもあります。

ツルウメモドキ

 多少、枝先で芽を吹かなかった所もありますが、何だかいけそうな気がします。まだ土の中がどうなっているかを確認してないので不安はありますけども、日陰で養生してもらいながら様子を見ます。

 ところで、つぼみがついていても、今年はあのきれいな実を見れないのでしょうか。といいますのも、ツルウメモドキは雌雄異株で、うちには雄株がいないのです。買った時についていた実のタネはすべてまきましたが、発芽したものもまだ1センチほど。発芽したものを数年育てて雄花が咲くのを待たなくてはならないのでしょうか。どこかから、花粉が運ばれて来ないかしら、と、花粉症の私が思います。ちなみに、花の時期は5月ですが、花の色は必殺の黄緑色です。目立つ気はないみたいです。虫を呼ぶ気もないみたいです。

 管理としては、不要な芽は出次第かきとって、必要な芽はそのまま伸ばし(不要かどうか判断するのはなかなか迷ってしまいます)、実が十分にふくらんだ6月の中旬から下旬に2~3節を残して切り詰める、とのことです。産地によって実、葉の形、幹肌などに個体差があるそうですが、うちのはどうでしょうか。

ツルウメモドキ

 とりあえず、がんばってくれたまえ。私が展示会の即売コーナーのお店のツルウメモドキを見ていると、そこのおやじさんが「おにいさん、いいのあるよ」と怪しげに棚の下からゴソゴソ取り出してきたのが君なのだよ。期待しているのだよ、ツルウメモドキ君。


夏の渇きに・・砂。

 長く続いたどんより雲と雨の日もやっと終わりました。今日はすこぶる良い天気です。これから暑くなっていくにつれて、心配なのが水やりです。鉢が小さいと乾きやすいのですが、仕事があればずっと見ているわけにもいきませんし、朝に一度水をやり、帰って来てからもう一度、となるわけですが、今の季節でも暖かくて風がある日なんかは、日没ごろ、鉢なかで乾きかけて、うつろな目で虚空を見つめるヤツや、すっかり脱力して話しかけてもただ力なく微笑するだけで返事をしないヤツになっていたりします。そのあとすぐに水をやってもとに戻っているからいいですが、枯れてしまえば戻りません。去年よりも今年は小さな鉢が多いので、さらに注意しなくてはなりません。

 ちなみに今私のところには大小の棚が第1~5号まであります。一番危険なのはこの、棚第1です。

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ちいさくて乾きやすい鉢が集まっていて、しかも風通しが最高です。日当たりは、写真右端は、今の季節、日の出から3~4時間程度かと思いますが、左に行くにしたがって長くなり、左端はほぼ1日中日が当ります。その感じで上、中、下段を使い分けています。今年作ったばかりの棚です。大家さん、OKしてくれてありがとう。私が毎日楽しく盆栽ごっこができるのも、すべてあなたのおかげです。

 さて、盆栽の本を読むと、小さな盆栽は水盤に砂を敷いてその上で管理するといいとあります。そういえば先日鉢を買った業者さんも売り場でそうしてました。しかしほとんどのお宅でそうなように、うちに水盤などありません。そこで再び食器水切りトレイの登場です!ザル状になったものならなんでもいいのですが、トレイに例のごとくネットを張って、そこに富士砂と川砂を2層にして敷いてみました。

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 このおかげでだいぶ水持ちが良くなりました。結構変わります。盆栽をはじめてから、毎日必ずの日課ができて、また、ひとつ先の季節に対して準備することが多くなりました。


狭山公園復習記

 まだまだ知らない樹木ばかりです。今日は狭山公園で出会った樹木の一部を忘れないように復習します。まずは大きな葉っぱが印象的だった栃の木(トチノキ)の花です。

トチノキ

私事ではありますが、私の母は栃木県出身です。種子は渋抜きしたものをトチモチなど、食用にしますが、私は食べたことがありません。

ミズキ?

 この木は名前がわからず、家に帰って調べました。その結果、ミズキかと思うのですが、どうでしょうか。ミズキの名は、早春に枝を切ると切り口から水がしたたり落ちることからだとか。ハナミズキは街なかでよく見ますが、ミズキ科で属がヤマボウシ属となっています。ミズキはミズキ科ミズキ属です。葉の感じは似ていますが、花はまるで違いますね。

ヒメコウゾ? 

こちらも名前がわからなかった木ですが、どうでしょうか。面白い花が咲いています。確かに花だそうです。名前をヒメコウゾといい、かつては樹皮を和紙の原料としたそうです。盆栽にできるでしょうか?今度試してみたいです。


狭山公園逍遥記

 連休なので、先日狭山公園の方へ行ってきました。

狭山公園

 盆栽の勉強をさぼった訳ではありません。自然からその真髄を学ぶためです。君、その疑いの眼差し、いいかげんにやめなさい。

 日ごろ盆栽で鍛えた眼力をもってすれば、カナヘビも止まって見えます。

カナヘビ

 さらに私くらいになると、草木と一体化することができます。チョウチョも逃げません。むしろ寄ってきます。

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 厳しい修練ののちにここまで達した私でも、こころは子供のように純粋なので、トトロがいるところへつながる茂みのトンネルを発見しました。

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 でも、いつものことなので、ただ見て過ぎました。世界広しといえども、トトロとの関係にマンネリしているのは私くらいではないでしょうか。

 多摩湖をグルっとまわったので、足が棒になってしまいました。

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我が家はこっそり花盛り

雑木が好きです。あ、いきなりすみません。盆栽は、楽しみ方によってだいたいおおざっぱに言うと、花もの盆栽(花咲くさまが一番の見どころ)、実もの盆栽(実なりのさまが一番の見どころ)、雑木盆栽(葉、幹、枝などの季節感などが見どころ)、松柏盆栽(松など)草もの盆栽(山野草など)に分けられています。私は一年を通じて新芽~若葉~深い緑~紅葉と、季節を感じさせてくれる雑木盆栽や実もの盆栽が好きです。しかし放っておくと地味なものばかりが集まりやすく、さらに、実生で育てているものはそのほとんどが、早くて3年、長くなると10年以上、花が咲くまでにかかるので、うちの棚の春はピンポイント開花です。

ミニバラ メッシーナ

去年はスペースの関係であまり日が当たらないところに追いやられてほとんど咲かずにいた鉢のミニバラ‘メッシーナ’ですが、今年は日曜大工をしてスペースを作ってやったため日も当たって、濃い色に咲いてくれました。ちなみに盆栽をやっているという意識があったらこんな角度で花だけの写真なんてあまり載せないんじゃないかと思ったりもして、恥ずかしくも思いますが、花の前であまり私を責めないでください。

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この方は今年まだ寒い頃、空き地からさらってきた草ですが、小さく黄色い花が咲きました。キジムシロかヘビイチゴなんだと思うんですが、その見分け方が私、よくわからないもので、勝手に進藤君と呼んでいます。すみません。また私、うそをつきました。その空き地近辺にあった石を一緒に植えてあります。私の考案する、‘空き地盆栽’です。

小葉メギ

先日購入した、小さくまだ枝もない小葉メギにも地味ながら花が咲きました。秋には赤い実がなるはずです。葉のほとんどが赤いのですが、赤いままなのでしょうか。少し緑のところもあります。これから緑になるのでしょうか。21~2の頃、友達と浴びるほど呑んだ時、酒を飲まない友達が酔いつぶれて眠る私の絵を描いたのですが、顔が緑色に塗られて頭に花が咲いていました。何故だか尋ねると、赤かった顔が寝てる間に実際に緑色になってたらしいです。しかし、さすがに花は咲かなかったはずです。そんな思い出から、なんだかこのメギのこれからにソワソワします。

ベニシタン

先日紹介させてもらったベニシタンも咲きました。こんな花でした。わずかに開くだけです。内省的なヤツです。でも、秋には赤い実をちゃんとつけます。だから無理に開かせようとしないでください。

今日は雨です。花が長持ちするように、屋根の下へ移動です。

 


こんばんは、とげなしにせ田原総一郎です。

ヒトツバタゴという木が井の頭公園のはじっこにあります。タゴとはトネリコの別名で、トネリコの近縁なのにトネリコのように複葉でないことから、一葉タゴとつけられたそうです。

 ヒトツバタゴ

別名をナンジャモンジャと呼びます。よくわからないやつ、的なニュアンスでしょうか。人間で言えば、「なにがしさん」と呼ばれている感じですね。「おはよう!」と言われたら気持ちいいですが、「おはよう、なにがし君!」と言われたら「なに?」ってなりますね。この木は今、ちょうど開花期で、香りのある白い花をたくさんつけてますので、見物にわざわざ来ている人もいますが、みんなヒトツバタゴと呼ばずにナンジャモンジャと呼んでます。その度にこの木がイラッとします。

ヒトツバタゴ 

呼ばれたらイラッとする名前といえば、私的にはこんなのもあります。

とげなしにせあかしや 

ちょっと、この名前が本当に実在するのかは調査中なんですが、善福寺公園の北側にその木はあります。

 とげなしにせあかしや

この名前からすると、「本来はトゲがあるはずのものだがトゲのない、アカシヤをよそおっているがアカシヤでない木」と言いたいんですね。いいかげん、傷つくよ。じゃあ、あたしは誰?って声が聞こえて来ます。とげなしにせ田原総一郎。さみし過ぎます。番組を見る気なくします。これはやっぱり悪口のひとつなんじゃないでしょうか。人間て、業が深い生き物ですね・・・。


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